フランス滞在日記

我が家のフランス滞在は今年12月までとなりました。
残りのフランス生活楽しみます。日本との違いなど紹介します。

3日目。~リヨン~

2010-11-05 14:43:48 | 旅行
3日目は、リヨンへ行きました。
ニュイサンジョルジュから2時間ほど。

地方もブルゴーニュからローヌアルプ地方へ変わりました。
ローヌ川が流れているんですよ。

リヨンの街は、都会ですね。
朝5時まで開いているマクドナルドがありました。(ストラスでは9時頃閉まる。)

ホテルは一応、旧市街へ泊まりました。

リヨンは食の街、と呼ばれています。
ブションという居酒屋風のブラッスリーがたくさんあります。
なかにはハズレもありますが、だいたいがおいしいのです。

実は、1日目に食べたクネル(魚のすり身)は、リヨンの名産です。
リヨンのブションでクネルの食べ比べ&リヨンソーセージを食べに来たのが、第一の目的です。

お昼に入ったブションはハズレでした。。。
主人はリヨン風サラダ、私はトリッパのトマト煮込みを食べたんですが、これが臭いし塩辛い。もう頼みません。

昼食をとった後、フルヴィエールの丘の上にある、聖バジリカ教会へ行きました。
ケーブルカーで行きます。でも、乗ってから降りるまでずっとトンネルの中です。

ケーブルカーを降りると、

聖バジリカ教会。
今まで見た「バジリカ」とつく教会は、白いです。

丘の上にあるので、下から見ると、

こんな感じ。


丘の上にはもう一つ観光名所があります。
古代ローマの遺跡です。フランスも昔はローマだったんだな、と歴史を感じます。
それが残っているなんて、不思議です。

で、バジリカ教会をバックにローマ遺跡。
劇場や、住居跡など街並みも少し残っていましたよ。


ホテルおすすめのレストランの予約が20時だったので、少し時間がありました。
旧市街に降りた後、カフェで休憩。
主人はビール私はショコラショーとワッフル。

ホテルおすすめは、狭いけど、ブションではなくレストランでした。
おいしかったです。特に、息子に頼んだキッズメニューのサーモングリルがおいしかった。
クネルはなかったけど、似たような魚のスフレを頼みました。主人は鴨のロースト。

明日はアタリのブションに行くぞ!

2日目。~ニュイサンジョルジュ近郊、ぶどう畑ドライブ~

2010-11-04 22:02:50 | 旅行
2日目はドライブ。

朝食は8時半から。ゆっくり過ごしました。
ホテルの周りを少し散歩して、10時半頃出発。

向かったのは、PULIGNY-MONTRACHET ピュリニーモンラッシェという村にあるOlivier Leflaiveというカーブ。

ここに行くまでに、ニュイサンジョルジュの特級ワイン畑を通っていくのですよ
ず~っとず~っとぶどう畑です。

途中見つけた、畑の中の一軒家。ステキ。

カーブ見学もでき、その後昼食(14種類のワイン試飲つき)ということで向かったのですが。
到着したのが11時半過ぎ。
カーブ見学は11時からだったそうで、できませんでした。残念

ランチだけしてきました~。
主人は試飲つき。私は試飲なし。息子はキッズメニュー。

メニューはちゃんとコースになっていて、アミューズ、前菜、メイン、チーズ、デザート。
となっています。
料理が一品出る毎に、試飲するワインが2~3種類出てきて、その料理に合わせて試飲できるようになっていました。

アルザスのカーブの試飲だと、いっぺんに試飲してつまみはないし、あってもクグロフとかなんで、これは良い発想だと思います。

でもやっぱり食事の時間が長いので(2~3時間)途中から息子は飽きちゃった。
子供用にブロックが置いてあったので、それを借りて遊んでました。


午後は、Chateau de Savigny シャトー・ド・サヴィニーへ。
お城なんだけど、ワインも作ってて、なんと、車や飛行機の博物館もあるというなんともヘンテコリンなお城。


お城の外観です。


暖炉がありました。現在も使われています。使用中の暖炉を初めて見たので思わずパチリ。
暖かいんですよ~。
奥の部屋には昔使われていた農具が置いてありました。

広い敷地内には、ぶどう畑もありました。


で、車。こんな感じ。
あと、飛行機もこんな感じで何機も置いてあり、(主に戦闘機でしたが。)特に息子が反応したのが、
消防車
もう、指さして「しょうぼうしゃ!しょうぼうしゃ!」と大興奮でした。

お城二階には、ミニチュアの車、飛行機、スペースシャトルなどの展示がありました。
子供やマニアにはいいかもしれませんね。


そしてこの日はホテルで夕食をとりました。
ホテルのサロンにも暖炉に火がくべられていて、なんとも暖かいくつろげる空間となっていました。
特に良かったのが、この日泊まったのが私達だけで、サロンも自由に使えたこと。
食事中に息子がうろうろしても、他のお客さんに気兼ねして、、、ということがなかったので、とっても良かったです。
前日もホテルで食事すれば良かった、と思ったのでした。

メニューはブルゴーニュ料理、ブフ・ブルギニョン。牛肉の赤ワイン煮込みブルゴーニュ風です。
ご飯を添えて、日本人の口に合うようにちょっとハヤシライスっぽくしてありました。
息子には特別に味海苔をいただきました。

明日は、リヨンへ行きます。

ブルゴーニュ地方旅行 ~1日目・ディジョン・ニュイサンジョルジュ~

2010-11-04 19:35:28 | 旅行
1日目は、ディジョンを経由してニュイサンジョルジュまで行きました。



朝10時頃出発。12時頃パーキングでお昼休憩。
まず向かったのはディジョンではなく、ディジョン近郊にあるsource de la Seine セーヌ川の源泉です。
おパリを流れるあのセーヌ川です。


ちゃんと書いてありますが、看板小さいです。
行かれる方は見落とさないように。


こんな女神像があります。セーヌの語源になった、セクアナと言うそうです。


どんな川も、初めはこんなちょろちょろなんですね。


観光客は私達以外誰もいませんでした。ま、シーズンオフですからね。。。


次に向かったのがディジョン


ブルゴーニュ大公宮を見学して、(ココは無料の美術館になっていました。)
足早にホテルへGO。

泊まったホテルはニュイサンジョルジュにあります。
ここはいわゆるB&Bで、希望を出しておけば夕食がつきます。→プチホテル・マノワール
ご主人がイギリス人で、奥さんが日本人なんですよ到着したらお茶を出してくださって、久しぶりに日本のおもてなしを受けました。


ホテルの外観です。ステキでしょ?

一泊目は、オススメの街のレストランで食事しました。→l'alambic
カーブが経営するホテルレストランで、地下のカーブがレストランになっていてなかなか良い雰囲気でした。

息子がお腹を空かしていたのに、なかなかサーブされず(フランス人はゆっくり時間をかけて食事を楽しみますから。。。)子連れにはちょっと不向きかも。。。
でも、名産のクネルという魚のすり身の料理を食べられたのでヨシとしましょう。

明日は、ぶどう畑をドライブです。




羽田空港

2010-09-12 19:15:53 | 旅行
さて、無事に羽田に到着(を願って、書いております)。

19:15発の飛行機に乗って、松山へ向かいます。
これから一ヶ月主人の両親の家に、お世話になります。


日本にお住まいの方、是非この期間に松山においでくださいませ。
おもてなしはあまりできないかもしれませんが、遊んでください。

動物園

2010-06-15 10:31:10 | 旅行
日曜日に、スイスのバーゼルにある動物園に行ってきました。
バーゼルまでは車で1時間半ほどで行けます。

スイスは、通貨はスイスフランです。
ユーロを両替してなかったのですが、入場口ではユーロで支払いできました。
入場料は大人一人18スイスフランです。
1ユーロ=1.37スイスフランでしたので、大人二人分で、30ユーロ出して5スイスフランおつりが来ました。

広さはそれほど広い方ではなかったけれど、かなり楽しめました。
というのも、自然と調和した感じの動物の見せ方をしているのです。

入ってすぐのところに、水族館がありました。
息子、お魚を見て「ぉっき~ねぇ」「わぁ~」と大喜び。
岩や海草、イソギンチャクなどがあり、自然の海を再現してあります。
うみたまごみたいですね。


このペンギン、ガラスのすぐ側を歩いてまるでみんなにご挨拶しているようでした。

他にも、オーストラリア館やバッタなどの昆虫の館、鳥類の館などありました。
鳥類の館内では、鳥は放し飼いでした。


これは、バッタの館にいた名前も知らないヘンテコな生き物。ツチノコみたい。えさ食べてました。


道の脇に、こんなかわいいお花が咲いていました。キキョウでしょうか?

柵が低い位置にあるので、写真を撮る時じゃまにならず、すごいよかったです。
でも、柵はとてもシンプルで、こんな柵では動物たちが本気を出せば、絶対逃げられるというような柵でした。

動物も近くで見られます。

キリンさんだって、こんな間近で
写っている子供達は2~3歳でしたので、柵の低さが分かると思います。


ライオンの夫婦、おひるねちう。オスがメスの上に腕を回しているの、かわいらしいですね。
これはガラス越しに見られるようになっています。


ヒョウ、こっち向いてくれました。これもガラス越しです。


ここの動物たちは、えさをあげられないようになっているので、人にこびを売ることもなく、とてもおっとり、のんびり過ごしているように感じました。
自然の中で生活する動物たちをかいま見た感じ、とてもよかったです。

いくつかアクティビティもあり、ロバに乗れたり、ゾウの水浴び、ペンギンの散歩、飼育員がえさをあげるところが見られたり。


山羊に触ることもできますよ。

息子も興味津々でした。
とくに豚。ぶーぶー言うのがおもしろかったのか、なかなか豚の前を離れませんでした。


もっと動物の名前を覚えてしゃべれるようになったらまた来たいです。

サントリーニ島

2010-05-06 22:44:29 | 旅行
5月1日はメーデー。フランスではFETE DU TRAVAIL で、交通機関も全て止まります。
ギリシャでは、ちゃんとトラムやバス、動いていました。驚きです
島行きのフェリーは運休でしたけどね。
広場では、音楽隊が演奏していたりして、なにやらお祭り模様でした。

空港行きバスに乗り、空港へ。
アテネからサントリーニ島までは約50分のフライト。
船で行くと8時間かかるのに、早いです。

サントリーニ空港から、宿泊地フィラまではタクシーを使いました。
フィラまで行くドイツ人の初老夫婦と一緒に相乗りしました。

今回泊まったのは、villa ヴィラという食事なしの本当に寝るだけの所でした。
シャワーはタイル張りできれいでした。

宿に荷物を置いて、フィラを散策。
フィラの西側は崖になっていて、そこに洞窟のようなホテルやレストランが段々畑のようにびっしりと建っています。
その小径を北の方、イアの近くまで、1時間くらい歩いていきました。
サントリーニ島には、白い壁の建物、青い屋根の教会が多数あります。

その青がきれいなんです
青い屋根、青い空。

そして、

青い海。

このステキな教会の側のカフェでランチ。
主人はホットサンド。私はチーズとハムのクレープ。
ランチ後、また1時間かけて宿に戻りました。

汗をかいたのでシャワーを浴び、結婚式のために着替えて、結婚式へ。
式は17時半からでしたので、サンセットの時間にはかなり早かったのですが、太陽の下、式は執り行われました。ギリシャ伝統?音楽隊が演奏してくれました。バイオリン、太鼓、歌の3人でした。賓客は身内だけのシンプルなものでした。
日本で披露宴をするので、式の模様はビデオで流すそうです。

式の後、新郎新婦はロバに乗り、フィラの街で写真撮影。
前述したように、海までは崖なので、フェリー乗り場まではケーブルカーか徒歩か、ロバです。

写真撮影の後は、いとこが泊まっているイアのホテルに、サンセットを見に行きました。

イアです。フィラは観光地でごちゃごちゃしていますが、イアは一面、しろい建物ばかりです。とてもキレイでした。


どうですか~?
夕焼けキレイですよね。


イア。

日没後にフィラにバスで戻り、夕食へ。
サントリーニ島では、魚介類を食べると決めていたので、
私は魚介のスープ、イカの詰め物グリル。主人は、ギリシャサラダとエビのグリル。それと、サントリーニ島産の白ワイン。サントリーニ島には、ワイナリーもあるんですよ。ワイナリー巡りツアーなんてのもあります。
どれもおいしかったです。

翌日は、朝からフェリーに乗り、火山ツアーに行きました。
カメラをスーツケースの中に忘れたので、火山ツアーの写真はありません。ごめんなさい。
サントリーニ島は、三日月型になっていて、真ん中に他の島があります。そこが火山です。地図はコチラ。
阿蘇山と同じでカルデラです。三日月のところが、阿蘇外輪山。草千里は、海の底です。

火山で降り、山歩き。溶岩の黒い岩と砂だらけで、歩きにくかったです。
上からは太陽が降りそそぎ、下からは火山の熱気で、暑かったです。
家族全員、日焼けしました。
頂上のビューポイント近くに、穴が空いていて、98℃の蒸気が出ていました。危険
頂上からの眺めは最高です。360℃ぐるりと、サントリーニ本島がこの島を取り囲んでいるのがよくわかります。何回もぐるぐる回りました。

また、船に乗り別の島へ。
途中、島の海辺の教会の所で、船が停まりました。写真撮影のためと、泳ぎたい人は教会まで泳いでいました。

別の島に到着して、昼食。ココで食べたトマトボールという、トマトの入った衣の多いかき揚げみたいなのがおいしかったです。

そして、水着を持ってきていたので、息子、海デビューです
砂浜ではなく、小石の海岸でした。
水はまだ冷たかったのですが、ヒーと言いながらも、水をバシャバシャさせたり、石を拾って投げたりと楽しそうでした。
日差しが強いので、体が冷えても陸に上がって日光浴していたら、すぐ暖かくなります。

出航の時間が来たので、船へ。
帰り、ノロノロ運転しているので、何かと思ったら、この船、船底がガラス張りなんです
海底を見ることができました。

フィラに戻り、タクシーで空港へ。
空港ホテルに泊まり、翌朝6時発フランクフルト行きの飛行機に乗りました。
機内食も出ましたが、寝ていたので食べ損ねました。
空港で朝食を取り、バスに乗りストラスブールへ。14時過ぎ帰宅しました。
バスでもずっと寝てました。

ストラスブールに帰ってきたら、お天気悪く、寒いです。
今日なんて8℃です。また冬に逆戻りですね。。。コート出しました。

今回の旅、たくさん太陽を浴びて、気持ちよかったです。
やはり、太陽は必要ですね。フランス人が、バカンスで南に行く気持ちが分かりました。

ギリシャに行ってきました。

2010-05-05 23:20:19 | 旅行
5月1日に、いとこの結婚式が、ギリシャのサントリーニ島であったので、行ってきました。

せっかく、サントリーニ島に行くので、アテネ観光もしてきました。

4月29日、朝、ストラスブール発のバスに乗り、フランクフルト空港へ。
空港でお昼ご飯。日本人の方が、日本食を作っていたので、久しぶりにお寿司食べました。
14時のフライトでアテネへ。3時間のフライトです。
機内食が出たのでしっかり食べました。
フランスとは+1時間の時差があります。
アテネ空港からアテネ市内まではバスで約1時間。
ホテルにチェックインして、街を散策。

その時撮ったパルテノン神殿です。

大理石の床のギリシャ正教会があったのですが、息子がつるつると滑ってコロンと転んでしまいました。(でも泣きませんでしたよ。)かわいかった。

夕食は、ギリシャ料理
細長いスパイスの効いた肉団子にヨーグルトソースがかかったもの。
ムサカという、ナスとミートソースのグラタン。
サラミが中に入ったパイ。
ギリシャサラダ。FETAチーズが乗っていました。
そしてギリシャ赤ワイン。主人はギリシャビールも。

翌日は市内観光。
まずアクロポリスの丘へ。

パルテノン神殿(またもや工事中)や、アテナ・ニケ神殿があります。


丘からの眺めです。

日差しが強く、丘を登る時は暑かったです。でも、登ると風が強く、寒かったです。息子の分はちゃんとパーカーを持って行ってて正解でした。


長年の風雪に耐え、ずれています。
神話の時代から続いている場所がこの世にあるんだな~と感動。
今にも神様が出てきそうでした。

街に降り、昼ご飯。私はハンバーガー。皿に盛ってあり大きかったです。主人はシーフードサラダとビール


古代教会の跡です。パルテノン神殿が見えます。

市内観光のミニバスに乗りました。狭い路地をバスがすすみます。
でも、ストラスブールのミニバスと違い、観光名所と言うより、お土産ショッピング通りを通っていました。都会の下町という感じ?
アクロポリス博物館の前でも停まりました。ここは、入り口の所にも遺跡があって、少しだけ見てきました。

バスに乗った後は、ゼウス神殿へ。

でも、ココ15時で閉まったので、入れませんでした。だから外観だけ。

ホテルへ休憩しに戻る時にも、幹線道路脇に遺跡がありました。古代のお風呂の遺跡でした。
街の至る所に遺跡があるのですね。掘ったら何か見つかるかも?

ビザンチン博物館にも行きたかったのですが、ココも15時まで。
ギリシャ閉まるの早いよ~

そして、リカヴィドスの丘へ。
18時頃着いたのですが、夕日を見るため20時過ぎまで、カフェでギリシャコーヒーを飲みながら、待ちました。
風が強く、寒かったです。
でも。。。。



待った甲斐がありました。
すばらしい夕日です。街も一望できるし、眺めも良いし最高です
高いところ好きです。

夕食は、鶏肉のグリルとメニューに書いてあったけど、たぶん、スブラキという串焼き。レモンをかけて食べます。主人は仔牛の煮込み料理。

息子は、今日も一日たくさん歩いたので、楽しかったようです。
明日はいよいよサントリーニ島です。