フランス滞在日記

我が家のフランス滞在は今年12月までとなりました。
残りのフランス生活楽しみます。日本との違いなど紹介します。

子供のこと

2013-08-08 15:25:35 | フランス生活まとめ
やっぱり、一番は子供のことでしょうか。

まず、金銭的なことを。。。

フランスの周産期における医療費は保険負担です。しかも6ヶ月以降~産後健診(約1ヶ月後)までは自己負担なし!
そして妊娠8ヶ月には、出産準備金として約10万円もらえます。(収入の上限があり、高所得者はもらえません。)

子供手当は、ベース(基礎)となるのが、約2万円。3才までもらえます。
子供が3才になる前に2人目が生まれたら、2人目が3才になるまで、子供2人分の金額、ベース+α=約3万5千円もらえます。(倍ではない)
2人目が3才を過ぎたら、、、またこのベースの金額が、下の子が16才になるまで、もらえるんですね~。
だから、子供の数が多ければ多いほど、長い期間たくさん手当金をもらえるわけです。


フランス女性は出産後も早くから職場復帰します。(もちろん男性も育児休暇とれます。でも職場によるみたいです。)
そうすると、子供をあずける場所が必要になりますね。
フランスにはたくさんの種類があり、自分のライフスタイルによって選ぶことが可能です。
クレッシュと呼ばれる保育園、ガルドリーと呼ばれる託児所、ヌヌーと呼ばれるベビーシッター、などなど。
クレッシュも3種類あります。そして公立と私立があるので、本当にたくさんあるのです。
そしてこれらにかかった費用は、所得申告(日本で言う確定申告)の時に、領収書を出せば控除の対象になります。

子供が2才になれば、jardin d'enfant ジャルダンダンファン (日本語にすれば子供園とでも言うのでしょうか。)といって、保育園と幼稚園の中間のようなもの、に行くことも出来ます。公立は4才まで。私立は6才まで行けます。

幼稚園は3才からです。正確に言うと、3才になる年の9月からデス。
2009年1月生まれ~2009年12月生まれの子は、2012年の9月から幼稚園に入れます。12月生まれの子は入園児はまだ2才ということになります。
もちろん、幼稚園も公立と私立があるわけですが、公立は無料です。
制服はありません。入園セットも要りません。
準備する物はありますが、クラスによって違います。
去年の1号のクラスは、フェルトペンセット、ティッシュ1箱、ウェットティッシュ1袋(お尻拭きくらいのサイズ)、クリアファイル2冊、キッチンタオル1巻、上履き。でした。全部で50ユーロもしないと思います。クリアファイルと上履き以外は、共用の備品になります。
PTA会費みたいなのを年度の初めに15ユーロ払います。子供が2人いたら、2人で20ユーロに割引されます。

あとはクラスのアクティビティで、映画に行くから、とか遠足に行くからとかで、その都度2~5ユーロ程徴収されます。
各季節に1回、おやつ会があって、放課後おやつを持ち寄って、先生と親の交流がありますが、自由参加です。

今日は、金銭的なことについてのみ書くので、
幼稚園のくわしいことはまた次の機会に。


小、中、高校、公立は無料です。大学も登録費が300ユーロくらいかかるらしいですが、公立は基本無料です。
と、こんな感じで、教育費がかかりません。

これなら、出生率もあがりますよね。


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