あんまの新あそび日記

平凡ではない50代リーマンです
育児に奮闘しマネーの勉強を続け
家庭生活全般の事を書き綴っております

地球防衛軍

2006年10月16日 | おうち
『チョッと!大変だよ!!!!』
カミサンの呼び声で庭に出た。

駐車場の境にベニカナメとか言う木が植わっている。
ベニカナメとは赤と緑の葉っぱが混在して、生垣に使われている事が多いのですね。
駐車場前に行くとベニカナメの葉っぱがスンゴク減っているのだ。
枯葉として散ってしまったのか?
イヤイヤつい先日まで水をやっていて元気だったはずだ。

なぜだ!!??

枝を良く見てみると綺麗な緑色した1匹のイモムシ君が見えた。
一生懸命に葉を食べまくっており、少々であるが可愛い。
おー食っとりますなぁ。とホノボノとしたのも約3秒だ。

引いてみてみるとイモムシ君はざっと100匹程おり、ワシワシとベニカナメの葉っぱを食いまくっているのだ!
『うひゃーーーこりゃ葉っぱも無くなるわな。気持ちワリー!!!』

ナニがイモムシ君だ!イモムシ族にウチの垣根を占領されかけているのだ。
我々2人は立ち上がって、イモムシ星人を退治するべく、防衛軍を結成した。

取り急ぎ、イモムシ星人の退治をwebで調査したところ、
『割り箸で丁寧に取り除く』と書いている。
バカヤロウそんなの無理に決まっている。

防衛軍隊員2号は妙義山で鎖場登山の修行中、オーケストラの指揮者のような動きをしていて、顔をしかめて唸っていた事があった。
10m位先を歩いていた俺は『なにをしているのだ?大丈夫か?狂ったか?』と聞いた所、『虫が飛んできて怖いよー』と言っていた。
彼女がオーケストラの指揮者になった事は以後6回程見たことがある。
俺は俺でゴキブリが非常に苦手で、一人暮らしのアパートでゴキブリが出現しないようにする為、
夏の間は一切、窓を開けない生活をしていたのだ。

そのような武勇伝から解るように防衛軍のメンバー(約二名)は虫が非常に苦手である。
割り箸でツマムなんて無理に決まっているのだ!

他に探すと防虫剤を撒くと良いようだが、我が防衛軍はそんなモノ所有していないのだ。
仕方ないのでアースジェット(ハエ・蚊用)をシューと噴いたら、イモムシ星人はやや苦しんでいる模様。
しかし、イモムシ連合軍への打撃は2%程だ。
まるでジオン軍のビグザムに立ち向かうジムの様なものである。
あるいは怪獣レッドキングに攻撃する科特隊のビートルのようだ。
チョッと描写が古いね。まぁいいや。
とにかく大打撃は与えていない。
しかしシューシューとやるしかない。数分やっていたら力尽きたように燃料が無くなった・・・

そこで防衛軍は秘密兵器を導入する事を決意した。
webで調べたスミチオンを噴霧器でシャー!!!とやれば大打撃を与えられるとの事だ。
スミチオン・・・いかにも化学兵器っぽい響きで効きそうだ。

早速近所のホームセンターへ向かったのだった。

次回に続く!

ていう長い話でもないので、話は続くのだ。
ホームセンターでスミチオンは298円。
値段からすると『大丈夫かよ?』と不安になるが、我々の切り札はこれしかない!
スミチオン売り場でイモムシ星人の正体が解った。チャドクガという幼虫らしい。

退治用の霧吹きも必要だが、500円位で水鉄砲のような弱そうな製品もあったが、
あの100匹位の軍団を思い出すと、大掛かりな兵器が必要だと思い、2500円位の圧縮式の噴霧器を購入!

準備は非常に簡単。
スミチオンをキャップ一杯入れ噴霧器に水を入れる。1000倍に薄めるようだ。
カルピスもこれぐらいの濃縮率だと嬉しいな。と思った。関係ないね。
充填作業が終わった時、核兵器をロケットに積み込む軍隊の様な気分だ。

こうして非常に簡単に出来上がったスーパー兵器『スミチオン薄め液』
シャーっとかましてブッかけた。結構クサイ。農薬の匂いだね。つーか農薬ってスミチオンなんだな。
とまウダウダかけていたら、イモムシ星人を全面退治に成功したのだった。

しかし2500円の噴霧器。きっと1年に1回しか使わないぞ!
誰か必要であるならば、無料貸し出しします(ウフ)

コメント (2)
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