あんまの新あそび日記

平凡ではない50代リーマンです
育児に奮闘しマネーの勉強を続け
家庭生活全般の事を書き綴っております

冬季_北横岳_その1

2008年11月25日 | 
2004年12月の事だ。結婚式を翌年3月に控えて、毎週土日はバタバタしていた。
しかしまぁここは白い山景色でも見に行こうではないか!
と言う事で古い仲間タコ君と八ヶ岳方面蓼科山に向かった。

夜に登山口に到着。気温は-5℃位だったか。
車の中にシュラフ(モンベル0番と1番)と布団を敷いてビールを飲んで寝た。
目覚めるとナカナカの天気だった。車をチョイと走らせて水を汲む。
この水が美味い!!!登る前だけど、何度も飲んだ。
登山口竜源橋は誰も居ない。

タコ君はエイヤ!と高価な冬山装備を一気に揃えたのだ!

ルートは事前にイロイロ考えており迷っていた。
『蓼科山に登って北横岳に行きテント箔』
『蓼科山に登って北横岳に行き小屋箔』
『蓼科山に登ってテント箔して翌日北横岳』
『北横に登ってテント箔して翌日に蓼科山』
『北横に登って小屋箔して翌日に蓼科山』

蓼科山は山小屋が営業していないので、イザと言う時に自分の小さなテントで
はチョイとした恐怖を感じる。
北横岳は山小屋が営業しているので若干天候が崩れても、
まぁまぁ安全じゃなかろうか。なぁんて安心感がある。
そこへ持ってきて歩程を考えると、初日に蓼科に登ると2日目が楽だが、
朝早く出る事が条件になる。
逆に蓼科を2日目に回すと一旦大きく下ってからドーンと登る
という精神的に辛そうな歩程になる。

この様に考えていたら初日の朝、大きく寝過ごしたので、
自動的に北横岳→2日目蓼科山と言う選択肢になった。
10:00頃、登山口スタートしており、相当マッタリしたスタートだった。

最初の1時間は樹林帯。ナカナカの木漏れ日が差し込んで気持ちがいい。
樹林帯を過ぎると川が出てくる。川の端は凍っている。
気温はマイナスだが動いているので暑ささえ感じる。
川を超えると広い平地に出る。天祥寺平だ。蓼科山の絵の様な白い山が雄大だ。



(上)蓼科山をバックにタコ君
(下)青白い世界なのだ。

ここいらで雪の量が増えたのでアイゼンを付ける。
蓼科に背を向けて亀甲池方面に向かう。ここまで誰にも会わない。


亀甲池

ここから北横岳へは急登が始まるので、昼飯にした。

昼飯は楽しみにしていたカップ麺だ。
タコ君はカップラーメン。俺は大盛イカ焼きそば。
零下6度の中、湯を沸かす。カップラーメンは湯気を立てて美味しそうだ。

俺は焼きそばのお湯を切った。熱湯で雪が溶ける。面白いぜ~♪
そして麺をグルグルとかき回す。ドンドンかき回すとダメなんです。
零下6度なんですよ。なのでドンドン麺が冷めてしまいますね。
さーて食べるぞ~と言う時にはものスゴク冷たくなっていて、キンキンに冷え
たザル蕎麦の様になってしまいまことに残念でガックリきたのであった。
俺の様子を見ていたタコ君は嬉しそうにブヒャブヒャと笑っていたね。
冬山にカップ焼きそばを持って行ってはいけないね。
コメント
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