あんまの新あそび日記

平凡ではない50代リーマンです
育児に奮闘しマネーの勉強を続け
家庭生活全般の事を書き綴っております

感謝のリレー

2009年12月10日 | Weblog
色々な本を読んでいて投資や経済の歴史をチョコチョコと読みますね。
以前は『いやはや昔の偉人はスゴイなぁ。』なんて思っていた。

最近はニュアンスが変化してきた。
『昔の偉人だけでなく、庶民の人達も偉いナァ』と感じる。

ある経済本を読んでいて気付いたのだけど、
【日本は世界的に見てかなり恵まれている生活を送っている。】と書いてあった。
(絶対的な裕福度)

【しかし日本の庶民達は、『自分が恵まれている』と感じて生活している事が少ない。
それは他の裕福な人達が身近に居たり、生活を比べたりして、
『乏しい気持ち』を持って生活しているからだ!】と書いてあった。
(相対的な裕福度)

世界的に見て恵まれた生活を送っていても、豊かな気持ちで生活出来ない人が沢山いる。

なるほど!と思い、更にウーンと唸った。

新橋あたりで酔っ払ってインタビューを受けて、政治に文句ぶちまけたり出来るのもある意味平和だ。
帰りの電車で少年マガジンを読みながらニヤニヤしているおじさんを見ていても平和だと思う。
(マガジンは非常に面白いと思うので読んでいる事は否定していない)
最新テクノロジーを駆使した電化製品をバンバン買えるし、10万円の炊飯器や30万円近い洗濯機もある。
これを買うのは日本人くらいじゃないか?
20代の若者が車やバイクを買ったり、改造できる事も、世界標準ではないだろう。
高速道路を運転して簡単に300km先の都市へも行けてしまう。
ある程度の期間、一定の場所で勤めれば住宅ローンを組んで自宅も購入できる。
更に言えば蛇口をひねればお湯も出る。
小学生だって風呂をボタンひとつで沸かして入れるのだ。
石鹸もあるし、着替えのパンツも安い。
腹減ったらお湯でラーメンも食えるしレンジで温めればピザも食べれる。
Amazonでチョコチョコっとクリックしたら翌日本が届くしなぁ。
ハァハァハァハァ。。。
まぁ非常に便利な中で生活しているわけですな。

『他の後進国は大変ですよ』とは言わないですよ。

ただ単に『これは相当ありがたいサービスを享受しているなぁ。』と素直な気持ちで思うのだ。
なんでだ?と考えると・・・
やはり過去の歴史ですよ。
戦後の高度経済成長の頑張ったお父さんお母さん達の努力があったんだろうなぁ。
戦争前、戦争中に子供達を養った人達も想像できない努力・苦労もあっただろう。

突き詰めていくと・・・
『昔の偉人だけでなく、私達より上の世代の庶民の努力があってこそ今の豊かな生活がある』
そう考えるようになった。

今の時代のサービス(豊かなモノ)を享受できなかった人達に感謝しながら生きて行きたい。
次の世代の人達がより高いサービスを受けられるように何かを残して生活して行きたい。
偉そうな事を言いながらも何かを残すなんて難しいっすよね。
でも巡り巡って誰かが笑って生活出来るような事に関わって生活したいですな。

感謝のバトンパスだ。

コメント
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