あんまの新あそび日記

平凡ではない50代リーマンです
育児に奮闘しマネーの勉強を続け
家庭生活全般の事を書き綴っております

ドブとの戦い

2014年02月05日 | おうち
ドブってあるじゃないですか。

このドブにコンクリートの蓋がしてあります。
ドブのフタ
↑こんなやつね。

我が家の前にもこんなのがズラーっと並んでいるのね。

月曜日朝、カミサンからメール(line)が来たのね。
『鍵をドブに落としちゃったどうしよう・・・泣』

これどうしようもないっす。
帰宅後アタクシが救出作業するのね。

コンクリのドブ蓋って子供頃、取り外した経験があるね。

厚さは5~6cmですよ。
周囲の溝に土が詰まっていて、その土を取り除いて
凹んだ部分に手を入れてガバー!!!と抜けばだいたい抜けるね。
男子ならば皆経験はあるでしょ。
しかし。
ここ最近のドブ蓋業界は改良を加えたらしいのね。

今回の敵は厚みが12cm位ある。
車が通過しても割れないように分厚くなったらしい。
これメチャクチャ重いのね。

ワタクシ倉庫会社に勤務している。
しかも!
若い時はスポーツをして結構筋トレで鍛えたクチだ。
イワユル力持ちのオジサンなのだ。
だから気合いを入れて作業用軍手をしてヨイショ!
で持ち上げようとした。

・・・動かないのね。まったく。

溝周りに土が詰まっていて圧着されている。。。。
気合いを入れて軍手をしたのがいけなかった。
素手でやってみた。ゴリゴリとチョット動いた。。。けど

・・・あがらないのね。ええ。まったく。

手の第一関節が鬼の様に痛いのね。
ジーパンを履いている。下半身に力が入らない。
スポーツ短パンに着替えた。

子供の面倒を見ていた義母(通称クーチャン)が『なにしてるの~』と寄ってきた。
『カクカクシカジカで気合いを入れているんだ!』と説明した。
したらクーチャンがナイスアイディアを言い放った。

『磁石を紐でぶら下げて取るのよ~』

ホホウ。ナイスなアイディアだぜ。
雨戸シャッターの紐磁石を取得して現場に向かう。
クーチャンと子供も参戦。
登山用ライトで現物の位置を確認して、釣りを開始。

しかし。鍵の落下位置が3cm程横にずれている。
磁石がカギに近づかない。穴の幅は限られているので
5分程チャレンジをしたが、クーチャン作戦を断念した。

んでアタクシ再びパワー注入して力任せに持ち上げた。
ゴリゴリと言って1cm位持ち上がった。
指先が千切れそうだ。
『危ないから二人とも離れて!』と言いオリャー!と
気合いを入れた。

しかし!
上がらなかった。。。。

これで半分諦めの境地ですよ。
クーチャンは『自転車の鍵替えよう!』と言っている。
しかしこれで諦めたらカッコ悪い。
力持ちのオジサンじゃなくなってしまう。

アタクシは気合いを入れなおした。
トレーナーを脱いでTシャツになった。
『2月夜20:00頃。Tシャツ、短パン、通勤用の黒靴下の男』
危ないオジサンの様だ。
しかしそんな事は言ってられない。

気合いを入れて持ち上げた。
ゴリゴリやると3cm位上がった。ここで限界だ。。。
しかしこれで下すともう二度と上がらないだろう。

クーチャンとシオは『ガンバレー!』と応援してくれている!
チョットした戦いの現場だ。

俺は『ドリャーーーーーーー!怒』と叫んだ。

とうとう引っこ抜いた。
第一関節は若干血が滲んでいる。

クーチャンが鍵を無事救出。

ワタクシ全身プルプルと震えている。
なんとか蓋を元に戻して、家に入ってビールを飲んだね。

あとで調査したら46~56キロあるね。
もう二度とやりたくない仕事だ。

カミサンが帰宅後に
『鍵を取ってやったぞ!』と報告した。
したら
『へーありがとう。それでさ~』と別の会話に切り替わりそうだったので
上記の武勇伝を事細かに報告した。
エヘン。
コメント
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