赤い彷徨 part II
★★★★☆★☆★★☆
↑次にお星さまが増えるのはいったいいつになるのでしょう…
 



前回からのつづき)

主計町(かずえまち)茶屋街は、ひがし茶屋街と打って変わってひっそりと静まり返っていたのだが、オレが歩くエリアを間違えたのか、はたまた単に日曜だったからなのか理由は判然とせず。



主計町から階段を登ったところに佇む「久保市乙剣宮」。生家が近くにあったっつー泉鏡花の句碑があった。狛犬の足元には何故か「新支那中共政府樹立」。



「暗がり坂」という、久保市乙剣宮の境内から主計町へ下る石段。要はおっさんたちが人目を避けていそいそと主計町の茶屋に通った道ということらしいのだが、言われてみればなるほど如何にもな佇まい。



少し遅めの昼飯は金沢おでん。「赤玉」という老舗っぽいお店の本店へ。15時頃という時間にも関わらずカウンターでおっさんたちが昼間っからおでんをつついている不思議な光景が広がっていた。これは確か盛り合わせ的なものだったと思うが、お値段は決して安くはないと思ったが牛すじおでんなど味は上々。



前述の21世紀美術館の近くにある「金沢県立美術館」では、辻口さんという有名なパティシエのやってるケーキ屋が大盛況で、ご多分に漏れず参列。しかし当方と同じくせっかく美術館まで来てケーキだけ食って帰る人が多いように見受けられて、美術館としてどうなのよと。ちなみにこの日はテレビ撮影か何かで本人降臨のようだったが、ただの金髪豚野(ry



空港行きのバスに乗り込むために最後に訪れた金沢駅は異様に立派。今回は大好物である治部煮を本場で食えなかったのが心残りでもあり、また兼六園が季節ごとに見せる表情にも興味があるし、是非再訪したいと思う。ちなみに今回の移動は行きも帰りも会社更生法申請直後だったエアラインにて。依然として絶賛赤字垂れ流し中のようですが・・・。



(金沢編・了)

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