ここ3年間における最大級の“運命の日”がやってきました。2017年度宅建士試験の合格発表の日です。
主催協会のホームページで午前9時半に発表されるということで、当日は朝から緊張したまま、車中でアイパッドを眺めます。合格を想定し、会社は代休を入れていました。なぜ車中かというと、宅建士登録のための必要書類の申請、実務講習の予約など移動の途中だったからです。
10月15日の試験日から1カ月半。合格なのか不合格なのか、早く白黒つけてくれ、という針のむしろ状態でおりましたが、ついに白黒はっきりさせる瞬間がやってきたのです。3年間の努力がジャッジされる日です。午前9時半ジャストにホームページを開くと、すでにそれらしきページが。
おそるおそる番号を確かめました・・・。
ありました~! ほっ。
もちろん得点からすると合格は想定内でしたが、心境としては、安心した!(by小泉純8郎)の一言です。
あらてめて3年間(実質1年半ですが)の努力を思い起こし、感慨深いものがありました。所要時間は簿記2級の約3倍かかりましたが、勉強自体は簿記より楽しく、つらい思い出ではありませんね。
いわずもがな8郎の耳には今、来年9月に引退する安室奈美恵の「Hero」がリピート再生されております(笑)
44歳おっさん8郎も妻子の支えを受けながら、妻子のために頑張りました
応援していただいた皆さん、本当にありがとうございました!
さて、参考までにデータを見ると、注目の合格点は昨年同様35点。予備校の予想ラインは33~34点が最も多かったので、今日結果を知って涙した34点の受験生は全国に何万人もいたことでしょう・・・(怖)。受験者総数は全国で約21万人。うち合格者は15.6%の3万2644人です。沖縄県内に限ると348人(11.6%)です。沖縄の合格者数は何と福岡に次いで九州2位。人口増の県なんだと改めて感じました(最少の鳥取なんて376人しか受けておらず合格者はわずか43人です)。合格率は15%台ということで、最も恐れていた合格率の引き締めはなかったということになります。ちなみに合格者の平均年齢は35.3歳。最年長は茨城の89歳(8郎の倍!リスペクトいたします)、最年少は福岡の13歳だとか(35条説明ができる中学生ってどうなの?)。
ところで、不動産業界にいない8郎らにとって宅建士になるための必要条件である実務登録講習は、受講料2万1000円でした(泣)。早いうちに受講したいのですが、12月中は業務が繁忙になるので、やむなく来年1月に先延ばしました。2日間、会社を休んで受講することになります。その修了書をもらえば「2年間の実務と同等」と認められるので、合格証やほかの必要書類と一緒に、県に登録を申請することができるようになります。申請から2カ月程度で登録が完了すると、次は宅建士証の申請をすることができ、それが手元に届けば、そこでめでたく正式に宅建士🌸となるのです! 名刺に書くこともできます(現部署では不要なので入れませんが)。5年の更新期限がありますが、それさえこなせば一生モノの資格です。
登録申請の必要書類のため、浦添・那覇の両市役所や法務局を回り、「人生で一度取るかどうか」と言われる「登記されていない証明書」(宅建士になれない被後見人などの状態ではないという証明書)という怪しい証明書も受け取りました。いい人生経験となるでしょう。
次年度初めには宅建士を名乗れるように段取りを進めていきます。ちなみに合格証書は近日中に届くそうです。ちゃんと額縁にいれようと思います。
重ね重ね、応援のほど、ありがとうございました。
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先日、本島南部のとある海岸で、シロサギとクロサギのペアを見つけたので撮影。白と黒のコントラストが、曇り空の浜辺に映えていました。
2羽は打ち付ける波にも動揺せず、餌を探していました。何だかかっこいいですね。8郎も足を踏ん張って、次の本命ターゲットをしたたかに狙っていきます!
久々の野鳥撮影ということで、カテゴリーも「野鳥」にしようと思ったのですが、やはり宅建合格という節目にはかないません。「スキルアップ」に納めさせていただきま~す。
師走を前に、温かい日が続いています。
今日はこれにて。