今日は3月31日。つまり年度末です。そんな2020年度最後の日にお届けするテーマは不人気カテゴリー〝スキルアップ〟だけの内容なので、興味のない方はページアウトください。
昨夜、資格試験を前に情報収集としてYoutubeチャンネルをチェックしていたところ、とあるスキルアップ系ユーチューバさんが驚きのニュースが世に出回っていることを教えてくれました。そのニュースの見出しには、
「企業庁、中小診断士制度を見直し 1次試験合格者に新名称」
と書かれているではありませんか! 日刊工業新聞だけが報じていたようで、いわゆるスクープです。なので現時点で実現するかどうかはまだ確定していません。内容に多少の間違いがある可能性もあります。ただし、昨年ごろからささやかれていたうわさが現実味を帯びてきたと言えます。
このスクープを読んで、8郎含む全国にいる受験生のほとんどが〝新名称〟というワードに反応したことでしょう。1次試験7科目に合格しても、その年含む3年以内に2次試験に受からなければ、すべてチャラ! というきっつい現状に風穴を開けるという趣旨のようです。どんな名称が与えられるか分かりませんが、実現したらそれなりにかっこいいものであってほしいですね。
「診断士」の手前なので「診断助手」とかだったらガッカリしますね(笑)
しかも数年後の話ではなく、2021年度、つまり今年の合格者から適用する(すご!)ということで、48歳で受けるおっさん受験生8郎のモチベも上がります。
科目合格にも何らかの得点を与えるようなニュアンスもあります。8郎がすでに合格している「経済学」「経営情報システム」「経営法務」に何らかの名称が付くのでしょうか? 記事によると3科目に関して言えば「経済学」は対象になるような感じです(意味ある?笑)。
しかし、とは言え、個人的に手放しで喜べるニュースかと言うと、けっしてそうでもないのです。というのも、受かっていない8郎が言うのもなんですが(笑)、やはり難易度の敷居が下がると、同時に資格自体のランクも下がるからです。3年以上頑張ってきて、ようやく1次試験だけでも合格のゴールが見えてきたところで、敷居を下げますか、っていう気がしないでもありません。よくいう悪貨は良貨を駆逐する、ではありませんが、司法試験がそうであったように、易化したために志の低い人でも一定勉強すれば合格する、という状況にならないかと心配でもあります(受かってないやつが言うな)。
ただ、自分が取得しようとしているニッチな資格が、世間の注目を多少でも集めることはいいことだと思うので、ここは政府の動きを素直に喜びたいと思います(そもそも中小企業診断士の知名度が低いので)。ちなみに教えてくれたyoutuberさんはこの方です。東大卒だそうです。
さて、何度も言いますが、明日から新年度、4月が始まります。まだ1次試験の日程は発表されていませんが、7月上旬の土日であることはほぼ間違いありません。東京五輪の雲行きで従来の8月に延期する可能性はなきにしもあらずですが、7月上旬より前倒しの可能性はまずないでしょう。ということで、1次試験まであと100日だと緊張感をもって新年度に臨みたいと思います。
昨年同様、5月末をゴールと見据え、もうラストスパートをかける気持ちで走り出すしかありません。6月は5月の勢いのまま走り続け、7月の本番に倒れこむようにゴールするというイメージです。もちろん2次試験の勉強はいったん停止いたします。とりあえず4科目5カ年分を一回転しました。やっぱ難しいですね~。
苦しい試験勉強の中ではありますが、本番100日前に世に出た〝スクープ〟のおかげで一つ楽しみができました。正式な発表を楽しみに待ちながらモチベを上げていきたいと思います。やることがいっぱいある! でも時間がありません! だからこそ自分でつくるしかない! そんな1日1日を楽しもうと思います。
今日は2本記事を書いてしまったので、これにて~。