去る2015/1/12、新大久保スペースDoにて篳篥とピアノの為の小品「New York Portrait2014」が初演されました。
演奏者はトーマス・ピアシー氏(篳篥)と佐藤祐介氏(ピアノ)。お二人とも現代音楽の世界的プレイヤー。
西洋と東洋、まったく異なる歴史と構造を持つ楽器で見事に一つの世界観を表現して下さいました。
篳篥は雅楽などで利用されるダブルリードの楽器です。
音域は1オクターブ程度と狭めですが、非常に芯の太い音がでます。
オーボエのような細かな動きはできませんが、なめらかで豊かなピッチ変化が可能です。
そもそも西洋の音楽理論とはまったくことなるスキームの楽器なので、
五線譜の中にその音を閉じ込めてしまわないよう、気を使いました。
(そしてピアシー氏は見事にそれを体現して下さった!!)
古来、笙は天光、龍笛は天と地を往来する龍、そして篳篥は地に在る人を表わします。
昨年、初めて旅したニューヨークで出会った人々の姿を心に残したいと思い、
あえて篳篥とピアノでこの曲を創り上げました。
会場に足を運んで下さった皆様に心より感謝申し上げます。
作曲家・平山智
http://www.geocities.jp/haitaka0727/
楽譜
http://www.creema.jp/exhibits/show/id/805709
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演奏者はトーマス・ピアシー氏(篳篥)と佐藤祐介氏(ピアノ)。お二人とも現代音楽の世界的プレイヤー。
西洋と東洋、まったく異なる歴史と構造を持つ楽器で見事に一つの世界観を表現して下さいました。
篳篥は雅楽などで利用されるダブルリードの楽器です。
音域は1オクターブ程度と狭めですが、非常に芯の太い音がでます。
オーボエのような細かな動きはできませんが、なめらかで豊かなピッチ変化が可能です。
そもそも西洋の音楽理論とはまったくことなるスキームの楽器なので、
五線譜の中にその音を閉じ込めてしまわないよう、気を使いました。
(そしてピアシー氏は見事にそれを体現して下さった!!)
古来、笙は天光、龍笛は天と地を往来する龍、そして篳篥は地に在る人を表わします。
昨年、初めて旅したニューヨークで出会った人々の姿を心に残したいと思い、
あえて篳篥とピアノでこの曲を創り上げました。
会場に足を運んで下さった皆様に心より感謝申し上げます。
作曲家・平山智
http://www.geocities.jp/haitaka0727/
楽譜
http://www.creema.jp/exhibits/show/id/805709
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