hamako

手づくり・お気に入りのコレクション

困った患者。

2008-10-29 10:35:55 | Weblog
何かアホな話ばっかりしている気がしないでもないけど、今回はとっておきのお馬鹿なお話をしたいと思います。


もうかれこれ、6年ほど前になるでしょうか?
今はもう殆どなることもないけど、三女が小さい頃はよく喘息の発作をおこしていました。
発作というのも大袈裟なんだけど、いつもお世話になっている循環器内科の先生は毎回「この子は喘息。」だと言うもんで、ちょっと納得がいかないけど面倒くさいから「そうかも知れません。」とお答えするようにしてます。
三女は「私って喘息なん?」とやはり疑問に感じているみたいだけど「まぁ、先生がそういうんだから、喘息と言うことにしておこう。」という事に。

たぶん先生もちょっと適当な感じで、私はさらに適当なタイプなので結構これで上手くいってるような気がするんだけど。
薬飲んでみて合わないと思ったら止めれば良いんだしね。

で、毎回(気管支拡張剤)を処方してくれるんだけどこれが効果があるのかないのか今ひとつ微妙な感じなんですよね。
でも、次回の診察の時に先生が必ず「気管支拡張剤、効いたやろ?」とおっしゃいますので私も笑顔で「はい。」とお答えするのであります。

なんせ私達はちょっと特殊な病気をもっているので禁忌薬が多くてさぁ。

病院に行くのにも結構気を使う訳なのよ。

何かあったら自己責任で、とひと言断っておかないと診て貰えないような状態でして。

困ったもんだ。

で、ここの先生結構フレンドリーな感じで、私達が行くと「おお~、どうした?久しぶりやなぁ。大きくなって。」てな感じで歓迎してくれるんです。

で、娘が「風邪ひいたみたいなんです。」と答えると「おお~、風邪かぁ!そうかぁ、薬を出しておこう!」という具合で診察もそこそこで、娘の方診るより、私に話しかけるのが多いという・・。
いろんな苦労を知ってるから成長した子供達に会うのが嬉しいんだとは思うんだけど、毎回ハイテンションな診察となっております。

まぁ、先生はフレンドリーなんだけど、私一応患者の親としては敬語でお話をしなければならないという強迫観念?がありまして・・。
しどろもどろで、慣れない敬語やら謙遜語で話そうとする訳です。

で、薬があんまり効果がなさそうだという事も言えないし、いろいろ気を使って話そうとすると想像も出来ないようなおかしな事が起こってしまうのであります。


「先生が処方してくれた気管支拡張剤」という言葉を正しく美しい日本語で言おうとした結果・・。

             ↓



「あの~、前回先生が処方してくださった覚醒剤ですが・・。」

 
・・・。




看護士さん、固まってるよ。

なにやら、先生も呆れかえってるようだ。


おやおや、娘まで。




一人大笑いの私は「すみません、気管支拡張剤でした。」と言い直したけど、
ちょっと病院では笑えない言い間違いでしたね。

まぁ、幸いにもあの先生私の性格をよくご存じのようで。
いつも大いに楽しんで下さってるようでなによりです。

んじゃ、今からまたごそごそしてきますね。

またね。
コメント
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