はりきって美容院に行ったけど
切らずに
スーパーで卵だけ買って帰ってきました。
あの美容師
ホント頭おかしい。
前々から失礼な感じだとは思っていたけれど
まぁ、そこを少しだけ気にしないようにすれば
家からも近いしそこまで高くもないし
まぁ、お客さんは老人ばかりやけど
とか
いろいろ思いながら行ってましたけど
もう無理。
私の髪は長めのボブ風にまで伸びました。
ちろりん村は脱したけれど
私はボブにしたかった訳じゃないの。
あんたが勝手にやったのよ。
今までも、私の願うような髪型はすべて却下され
仕方なく結局
「じゃ、わからないんでお任せで。」って。
そう私は言ってきました。
面倒くさいから。
で、今日。
いろいろと髪型検索して、夢見ていたけど
どうせまたあの人
結局自分のしたい髪型にするんだろうな、と諦めて
行きました。
で
一応、私からのオーダー。
言ってみました。
「ちょっと今はかわいい感じになってるから
シャープな感じに 前下がりな感じで」と、言ったとたん
また豹変。
「前はボブにするって言ってましたよね。
それで切ったんですよね。
また前と同じようにするんですか?」 と。
いやいや、
前はちろりん村です。凄く短いショート。
変なショートヘヤー。
そこから私はさんざん文句を言われ…。
それから
美容師はヘヤーカタログ自分だけパラパラ見て
「それならこんな感じになりますよ!」と。
今時の若い娘さんの写真を見せてくる。
?
あんた、
それ、ほぼ脅し。
こんな変なのになるんですよと
私を脅すつもりかえ?
で
私にはヘヤーカタログを全く見せてこない。
偉そうに 自分だけパラパラと。
パラパラ
パラパラ
…
ああ、もう限界かも。
私はそう思いました。
「えっと、私も見てもいいですか」と言って
パラパラと見て
あったあった
前下がり
ちょっと思っていたのとは違うけど
わかりやすいからこれでいいかと思って指を指す。
「これ、前下がりですかね?
こんな感じかなぁ。」
と、気を使いながら言ったけど
「違いますね。」
ピシャリ。
え?
これを前下がりと言わずに何と呼ぶ?
「これ、前下がりじゃなくてなんて言うんですか?」
「ムニャムニャ」
もう、相手がなんて答えたのか私は覚えてません。
おい、こら。
あれは前下がりやろ。
適当なこと言うな アホ!
私でもわかるわ。
そう思ったけど
「えー、前下がりじゃないのか。」と
私は明るく言いました。
でも何でもいいやん。
私はこんな感じだと言っているんだぜ。
私の頭なんだぜ。
好きにさせれや。
そう思ったけれど
私は諦めていつもの言葉を言いました。
「よくわからないんでお任せします。」
グッと我慢して言ったけど
ほらねって感じで美容師が声を出して笑い…
グッと堪えたけど
ちょっと無理で
「今日はもう帰ります。」
笑われてまで切る気もないし
客なのに何でそっちの好きな髪型にしないといけないのか
もう無理。
カリスマでもないのに。
ただのオバサン美容師やん。
よく太った。
二度と来るもんかと思って
美容師の渡すメンバーズカードは受け取らず
「もう、使いませんから。」と
颯爽と私は出ていったのでした。
一言も
失礼しましたとか言わなかったねぇ。
あの人。
帰りに100円握りしめて神社でお参りしてきました。
帰り道にあるの。
いつもは参らないお稲荷さんの方に行って
今日は腹立てて帰ったけど あの~ よろしくお願いします、と。
なんとなくこのまま普通に帰るのは嫌だったんで。
ま、良かったわ。
自分に正直になれてよかった。
さて
この愛らしい髪型いったいどうしたらいいのでしょう。
美容院って高いよね。