はなうた さんぽ道

歌うことが大好きなお気楽主婦のひとりごと

「フランシスコと二人の息子」

2008-04-12 23:58:17 | シネマ

昨日はインド汁は休み、
福毛兄はお昼から学校という、ゆっくりとした朝だった。

しかし、朝寝坊してもいいと思っていると帰って早く起きる者だ。
いつもあわてて起きる5時も余裕もっての5時起床。
お弁当を作るでもなし、洗濯もご飯もスイッチ一つですんでしまう。
お仏壇と神棚の朝のお供えもすぐに出来る。

こんな時は前からビデオしていた映画を見るに限る。

ということで見た映画は

「フランシスコと二人の息子」
貧しい農家に生まれ、ブラジルの国民的歌手になった
ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルシアーノのお話し。
実話である。
ストーリーは「フランシスコと二人の息子」からリンクして見てね

何の期待もしていなかったせいか、全くストーリーを知らずに見たせいか
(写真がアコーディオンを弾いて歌っていたからビデオしただけ)
思いの外よかった。
いや、

めっちゃよかった

息子達を歌手にする、という父・フランシスコの夢。
音楽が好きだということもあるけれど 一生小作のままにはしたくない。
という父の思いがあったからだ。
父は生活が苦しくても息子達に楽器を買い与える。

その父の夢に息子達も素直について行く。 
初めは音痴で楽器も弾けなかった息子達だったが、
めきめきと力をつけてくる。

その息子役の少年達の歌声のすばらしさといったらない。
そしてハモりの美しさ。
何よりも顔が かわいい!!

いやいや、少年達の歌声を聞くだけでもこの映画の価値はあるというもの。

素晴らしいよ。

絶対に崩れないハモりも、すごいよ。

それから悲しい事故なんかもあるんだけれど
青年になった息子達はなかなかレコードを出しても売れない。
新たに録音してもヒット曲が無いからレコードにしてもらえない。

そこで出たのが父親。

ラジオのリクエスト番組に職場のみんなに「いい曲だから」と言って
自分の給料全部を電話代に両替してリクエスト電話をかけさせる。
結果ヒットチャート1位になり、それからブラジルの国民的歌手に駆け上がる。 

父は夢を信じ、息子達はいつしかその夢が自分の夢となって
夢をつかみ取る。

う~~んと、ボクシング界にもこういう親子、いましたね。
あれはあれで、素晴らしいと思います。

私がこんな人を夫に選ぶと、どうなんだろう?

家賃も払えなくなり、家を出なくてはならなくなる。
子供7人を抱え、黙って子育てする妻。

これは私には無理。
「こんな生活しなあかんのはあんたのせいや!!」
「しょーもない夢ばっかり持たんと、地に足ついた生活しようや!!
なんて言ってるやろな。

フランシスコの妻 エレーナは偉い!!
なんかいうたら「あんたな~」と眉間にしわ寄せて言っている私は大反省。
素晴らしい息子達を作るためには
黙って深い愛情でみんなを包み込むことが大切なんですね
努力します

とにかくこの映画、
       見て損は無し!!

 

 

 


死語の世界

2008-04-12 00:29:42 | 今日この頃

うちの店の隣はただいま空き店舗になっている。
大きなショーウインドーが行き交う人を寂しく映している。

ある時、事務所に(3Fまでは店舗、4Fは事務所)連絡があった。

「隣のショーウインドーの前で若い子達が踊っているんですが、どうしましょ~?」

我が愛すべき上司は「かめへんやないか。」と寛大なお言葉。

そして私の方を向いて言った。
「若い子達が踊っているんやて。」
私は「あぁ、そうですか」としか言えないよね。
そうしたら上司が宙を向いて言った。

「タケノコ族やな」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

えーーーーーーーっと・・・・・・・・・・・・笑うべき??

いや~~、笑えないよな・・・・・
        どう見ても真面目に言っている・・・ような・・・

と心の中で笑うべきか笑わないべきか葛藤しているうちに
タイミングを完全に逸してしまった。

ま、いいか
でもこれ、家に帰ってお腹抱えて笑った。


別の日、取引先の人が来た。

上司、ニコニコと相手し、話も弾み、30分ぐらいで取引先の人は帰った。

帰られてから上司が私の方を向き、
「あの人、僕と同じくらいなのに、独身やねん」
わたしは「あぁ、そうですか」としか答えられない。
そうしたら上司

「チョンガーやねん」

チョチョチョチョチョチョチョチョチョチョチョチョ・・・・・・・
                     チョンガ~~~???

今時 チョンガ~なんていう人 おる~~~?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おったぁ!!ここにおったわ~~~。

 

愛すべき上司の死語の世界、こうご期待である。