金曜日 関西・ラジオ歌謡愛好会主催の
『美しき詩の集い』というのを聴きに行った。
ラジオ歌謡・・・全く私にはわからない世界。
親の世代の歌、そして親の世代の方達が歌う、ということで
そんなに期待していなかった。
きっと自己満足の世界なんだろうな・・・って思っていた。
最初出てきたのは60才後半~70才代の男性2人。
「揺れる青空」という歌を歌い始めた。
まあ、なんと素晴らしい声(クラシックの声ではないけれど)
マイクを通して素晴らしい声で歌われる。
もう、脱帽
『揺れる青空』というのはS23年、国鉄のために作られた歌らしく、
国鉄各駅でよく流されていたらしい。
この演奏会で30曲歌われたが、一曲一曲何年に誰が作って
誰が歌い、その歌が作られた背景まで説明してくれる。
そして歌唱にはいるが、皆さん、歌詞を大切に歌われる。
ただ、大切に歌いすぎ、だんだん歌が間延びしたり、
テンポが遅くなったり・・・・・
そうそう、久々に昔のママさんコーラスの歌い方をする人がいたわ。
一言一言しっかり口を開けて発音し、
高い声を出すときは上から出すようにほほ骨を上げて
なぜか前歯を上唇で隠す。
まだこんな歌い方している人いる、ってちょっと笑っちゃった
決してヘタではないんだけれど・・・
最後に会場中で『牧場の朝』『みどりのそよかぜ』『とんがり帽子』の
3曲を歌ったが、私はちんぷんかんぷん。
でもね私以外の親世代の方達はみんな歌っている。
それを見て、すばらしいことやなって思った。
みんながみんなこの歌を知っていて、声を合わせて歌える。
私たち世代にはあるかしら??
『翼をください』ぐらいかしらね。
あとは『UFO』 この前奏が流れてきたら日本中が頭から手のひらを出して
「UFO」と歌い出すに違いない!!
とにかく、この演奏会で あらためて歌のすばらしさを感じました
この演奏会で歌われたラジオ歌謡
みどりの馬車・月見草の花・あせびの花・春の日は花と輝く
・美しき高原・坊がつる賛歌 などなど・・・