(資料1)Jヴィレッジ玄関とホテル
第一原発過酷事故の収束“人・物”の物流の拠点として機能したJヴィレッジ。(資料1)ここが「3.11大震災・復興五輪の聖火リレーの出発点」と大々的に宣伝したJOCである。
そこが、高い空間線量がいたるところにあることが分かった。
49ヘクタール、東京ドーム10個分だ。全8面の天然芝、全天候型人工芝1面、屋外人工芝2面の計11面のピッチを備える。第一原発から南30㌔地点にある。この問題点を探ってみた。
(資料2)ここは資材置場だった
グリーンピース・ジャパン(国際環境NGO)が、Jヴィレッジ周辺で行った放射線調査で、複数のホットスポットがあることが確認された。
最大で毎時71マイクロシーベルト、高さ1㍍で1.7マイクロシーベルトの放射線量が計測されたと公表した。
グリーンピースはすぐに小泉環境大臣に調査結果を通知。放射線モニタリングと除染を実施するよう提言していた。
今回確認されたホットスポットは、2011年以降の放射線調査で発見されたホットスポットの中でも、非常に高いレベルの放射線量だった。
ここは、サッカー大好き人間が集まる場所であり、健康への影響が心配されている。
更に、ここは東京五輪の聖火リレーの開始地点にもなっている場所である。
こんな場所が、いたるところに高濃度放射線が存在し、人が集まる場所なのだから呆れるほかない。2011年3月15日から2013年6月30日までスポーツ施設としては全面閉鎖。
国が管理する原発事故の対応拠点となっていた 。
昨年7月から部分的に開所した場所である。
16日、現地を見て回った。
(資料2)は物量拠点の中心で中小タンクなど資材置き場があった所だ。
(資料3)は、広大な駐車場であり、汚染物質が運び込まれた可能性は究めて高い場所だった。
(資料4)は、Jヴィレッジスタジアム前のモニタリングポストだ。今も0.094マイクロシーベルトあった。事故前の約3倍の線量だ。ここは汚染車両や工事車両がひしめいていた場所だった。それをいい加減な除染で開所した国と東電の責任は極めて重いといわねばなない。
P2 満身創痍 遠隔操作バス あわや35㍍盤から転落か!
P3 お粗末極まりない・・・第一原発に政府・福島県ようやく重い腰を上げたか?
P4 経済産業省 有識者検討会
汚染水「放出」3案に・・・!
P5 あらかぶ裁判 第14回口頭弁論が開かれた!
第1原発過労死を許さない!
いわきオール・東京電力・宇徳 抗議集会開かれる!
P6 福島県の分断は尽きない・・・
ふりむくひまがあったらまえにすすめ