海洋放出は・・・
4回目は2024年2月だと言う!
第一原発では4回目の汚染水放出の日程が東電から計画の発表がされた。2024年2月頃、タンク8基(8,000㌧)を予定しているとのことだ。
2023年8月から汚染水の海洋放出が始まり、併せて3回、約2万3,000㌧、タンク23基あまりを海に放出した。
更に、これまでは放出前に水槽に汚染水を溜めて濃度の分析をしたと言うが、今度は分析事態を行わず、そのまま放出するというのだ!
[資料1 海水をくみ出す山村さん夫妻]
先般、テレビで「沖縄・宮古島~ 海の恵みたっぷり島豆腐~」の番組を見た。それが(資料1)の山村夫妻の島豆腐作りで海から海水を汲み上げて豆腐製造に入れるという。
[資料2 豆腐作りに不可欠な塩化マグネシウム]
それが(資料2)である。「塩化マグネシウム」とは哺乳類をはじめ大半の生物にとって必要なミネラルで生命維持になくてはならない重要な物資であるという。それを汲み上げて島豆腐に使うのが昔から習わしだったという。
[資料3海の神々への感謝をこめて]
そして(資料3)のように「海の神々への感謝をこめて…」拝むのだという。日本列島は海洋国家そのもので沖縄のみならず本土の漁民も「海の神々への感謝をこめて」祈るのだ!
汚染水の海洋放出について、中国や世界の多くの国々が反対している。特に「太平洋諸島フオーラム(PIF)」は1971年から太平洋諸国首脳の対話の場として発展してきた。オーストラリア、ニュージーランド、パプアニューギニア、フィジー、サモアなど16カ国2地域が加盟し、その諸国が6月26日「海洋投棄」について「懸念」を示し声明文を発表している!
昔から、やってはならないことをしでかしたら“罰あたり”と言われてきた。国・東電はそれを臆面もなくしでかしている!
この番組を見て感じたことは沖縄のコバルトブルーの海の美しさ、山村夫妻の純朴さだった。
汚染水放出を何としても阻止したいと思った!
P2~3 原発労働者の被曝を許すな
フクシマ原発労働者相談センター 代表 狩野光昭
P4 UNSCEARの報告に縋る国・県
P5 3・11大津波の対策を邪魔した男たち
P6 「ALPS多核種除去設備」についてQ&Aで答える!(その2)