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おっさんの品格
新型 CIVIC e:HEV インプレッション(高速道路走行編)
3月末に新型 CIVIC e:HEV のオーナーになってから、一ヵ月が過ぎました。
ディーラーから一ヵ月無料点検の案内ハガキは届いていますが、まだ診てもらっていません。
一ヵ月無料点検の前に、4月末からのゴールデンウィーク帰省に突入しました。
片道約 750km の帰省ルートを、新型 CIVIC e:HEV は如何に走破してくれたのか。
今日はその辺りについて、所感を交えつつ、実際に出た数値を御紹介したいと思います。
わたしは年に数回の帰省時、高速道路を車で走って帰省します。
片道約 750km、時間は10時間程度かかります(ノンストップ走行時)。
費用的には新幹線と大差なく、逆に、かかる時間と疲労度は新幹線の方が圧倒的有利です。
なので、新幹線の方が良さそうにも思えますが、
深夜だろうが思い立ったら即動けることと、完全プライベート空間であること。
この2つのメリットを優先して、わたしは車で帰省することにしています。
となると、長距離・長時間の道程を、いかに楽に乗り切るかが重要になります。
そこで活躍するのが、設定した車速で自動定速走行してくれる装備、
HONDA 車の場合は、アダプティブクルーズコントロール(Adaptive Cruise Control : ACC)の名称で付いている装備、これがとても重宝します。
定速走行中はアクセルを踏んでいなくても済むので、右足が大幅に楽になります。
あと、燃費的にも有利に働きます。
ACC は、モーター走行が可能なハイブリッド車ならではの装備だと思います。
ガソリン車にも ACC は付いていますが、ガソリン車の場合、長い登り坂でのパワー不足感が否めず、そのことがドライバーに微妙な心理的疲労をもたらすと思います。
その点、ハイブリッド車はモーターのトルクで坂道でもスイスイ登って行けます。
実際、3代目フィット後期モデル(ガソリン)で高速を ACC 走行していた頃は、かなり疲れてしまって 「次はもう車で帰省するのはよそうかな」 と思ったりもしたものでしたが、4代目フィット e:HEV に乗り換えてからは、帰省が大幅に楽になりました。
新型 CIVIC e:HEV にも、ACC は当然ながら装備されています。
モーターのトルクは 4代目フィット e:HEV よりも 243Nm --> 315Nm とパワーアップしているので、帰省の折、今までよりもさらに楽に ACC 走行できることが期待できます。
ACC をオンにし、速度と車間距離を設定、走行車線に陣取れば、準備完了です。
途中途中の分岐を間違わずに入ることと、休憩の頃合いと、それだけに気を付けていれば良い。
完全自動運転というわけにはいきませんが、あとは大体クルマ任せで楽チンに走っていけます。
・・・・ と言いたいところですが、1つだけ、やらないといけない面倒な作業があります。
それは、走行車線で頻繁に出くわす穴ボコをよけるためのハンドル操作です。
一体全体、高速道路の走行車線は、なぜあんなにも穴ボコだらけなのでしょうか?
竣工から年数が経過し、老朽化が進んでいるのでしょうけど、もうちょっと修繕することはできないものなのでしょうか?
多少の凹凸くらいなら、サスペンションで衝撃を吸収するので問題ありません。
そうではなく、車にダメージが蓄積されていくのではないかと心配になるくらいの、明らかに度を越した衝撃が跳ね返ってくる穴ボコが、平然と放置されている。
そういう地点が、ちょっとあまりにも多過ぎやしませんでしょうか。
大体、有料道路なのにあんな穴ボコだらけだなんて、馬鹿馬鹿しくもなりますよ(笑)
此方人等、高い料金を払っているんだから、とっとと修繕しやがれと。
そう思います。
新型 CIVIC は足回りも秀逸なので、穴ボコを踏んでもそれほど問題はなさそうですけれど、一応念のため、目視で穴ボコを確認でき次第ハンドル操作でかわす、を繰り返しながら、85km/h の ACC 定速走行で走っていき、燃費がどれくらいになるかを見てみました。
走行車線で、軽にどんどん追い抜かれる CIVIC(笑)
そんな状態で、片道 765km の高速道路の帰省ルートを走った結果、
燃費はおおよそ、20km/L 台後半~30km/L 前後となりました。
具体的な条件と数値は、以下の通りです。
・4/30 の昼間、大きな渋滞はなし
・一人のみ乗車
・85km/h の ACC 定速走行
・ECON モード
・冷房:19℃ 送風のみ、風量最小(=1目盛り)、オンにしていたのは全行程の6割程度だったと記憶
参考までに、わたしが以前に乗っていた 4代目フィット e:HEV で、同じ条件(=85km/h の ACC 定速走行、ECON モード)でほぼ同じ距離を高速道路走行した場合と比較すると、以下となります。
4代目フィット e:HEV は、より 30km/L に近い燃費を安定的に叩き出していました。
それを超えることは流石に無理なようですが、遜色ない結果と言えるでしょう。
車重や車格を考えると、新型 CIVIC e:HEV の高速燃費は優秀であることが分かります。
なお、Uターン時に ACC を 95km/h にセットして燃費がどれくらいになるかを見ようと思ったのですが、途中で事故渋滞に遭ったりなどがあったので、それについてはまた機会を改めて計測しようと思います。
上に燃費の結果を示しました 4/30 の帰省時、高速に入る前にガソリンを40リットルの満タンに給紙しまして、その時点での航続可能距離のメーター表示は 803km でした。
そうして高速に入り、765km を走り終わった時点で、運転席の給油メーターは 10分の1目盛り、航続可能距離のメーター表示は100km を少し切っていました(こちらは写真無し)。
そして、5/5 のUターン時、再び満タンに給油したところ、29.82リットルを給油できました。
4/30 のドライブノート、ガソリン消費量の合計が 27.6リットルなので、ほぼ計算通りです。
そして、このときの航続可能距離のメーター表示は880km でした。
4/30 のドライブノートによると、ガソリン 27.6リットルでの実走行距離が 765km で、ガソリンが残り約10リットルということは、あと 270km くらいは走ることが出来た計算になります。
ガソリンタンクが空になり JAF を呼ぶ羽目になるのを覚悟で(笑)ギリギリまで走るとすれば、85km/h で ACC 定速走行時の実航続可能距離は 1,000km に達する見込みとなります。
メーター表示の航続可能距離 880km は、かなりの安全マージンを取っているのかなという感じですが、下道を走った場合の燃費も込みでの表示でしょうから、まあそんなものでしょう。
(念のため繰り返しますが、上記はあくまでも 85km/h での ACC 定速走行時の話です)
というわけで、新型 CIVIC e:HEV でも、高速道路での帰省の片道約750km を途中の給油無しで走破できることが分かりました。
満タン給油時に航続可能距離 1,000km と表示された 4代目フィット e:HEV ほどの余裕、ゆとりはありませんが、この結果は個人的には大満足で言うことなしです。
新型 CIVIC e:HEV には、アクティブノイズコントロール(Active Noise Control : ANC)という機能が搭載されていて、これは何かというと、走行中に発生する騒音(タイヤのロードノイズや風切り音など)を打ち消す逆位相の音を車内のスピーカーから流すことで、走行時の車内の静粛性を高める技術です。
昨今のワイヤレスイヤホンに付いているノイズキャンセリング機能と、原理的には同じです。
わたしもソニーの WF-1000XM4 でノイズキャンセリングの効果は実体験済みです。
それと同じものが CIVIC のような高級車に装備されて、効果がないわけがありません。
・・・・ と思って非常に期待していたのですが、結論から言いますと、高速道路を 85km/h で定速走行中の車内の静粛性という点では、それほどの良さは感じませんでした。
特に、タイヤのロードノイズが普通に耳につきます。
新型 CIVIC e:HEV の純正タイヤは、ロードノイズを割と拾いやすいものだそうで、それを考えるとこれくらいの騒音で済んでいるのはむしろ素晴らしい、という巷の評価もあります。
ただ、車内で音楽を聞くことが多く、ANC に期待していたわたしとしては、高速道路走行時の静粛性が思っていたほどでなかったことは1つ残念なポイントではあります。
そもそも ANC は手動でオン/オフ出来ず(オフにするにはディーラーに持っていく必要あり)、ANC がどれだけ効果を発揮しているかが分からないのが、何とも歯痒いところです。
標準装備の ANC で十分でないとなれば、世に知られる騒音対策を検討する必要がありそうです。
エンジンルームやタイヤハウスのデッドニング、調音施工、SEV の e バランサーなど、いろいろと方法はあるようなので、いずれ何らかの対策を試してみようかと思っています。
以上、新型 CIVIC e:HEV 一ヵ月インプレッションの番外編として、ゴールデンウイークの帰省時に高速道路を走ってみて分かったことについて、今日はお話してみました。
高速を走って帰省する際に、途中で1回給油を挟む必要があるかどうかが気掛かりだったのですが、その必要はないことが分かって、この車がさらに気に入って、これからも大切に丁寧に乗っていきたいと思います。
ディーラーから一ヵ月無料点検の案内ハガキは届いていますが、まだ診てもらっていません。
一ヵ月無料点検の前に、4月末からのゴールデンウィーク帰省に突入しました。
片道約 750km の帰省ルートを、新型 CIVIC e:HEV は如何に走破してくれたのか。
今日はその辺りについて、所感を交えつつ、実際に出た数値を御紹介したいと思います。
(目次)
・アダプティブクルーズコントロール(ACC)
・高速道路はなぜあんなにも穴ボコだらけなのか
・高速道路走行時の燃費
・航続可能距離
・高速道路走行時の騒音
・アダプティブクルーズコントロール(ACC)
・高速道路はなぜあんなにも穴ボコだらけなのか
・高速道路走行時の燃費
・航続可能距離
・高速道路走行時の騒音
アダプティブクルーズコントロール(ACC)
わたしは年に数回の帰省時、高速道路を車で走って帰省します。
片道約 750km、時間は10時間程度かかります(ノンストップ走行時)。
費用的には新幹線と大差なく、逆に、かかる時間と疲労度は新幹線の方が圧倒的有利です。
なので、新幹線の方が良さそうにも思えますが、
深夜だろうが思い立ったら即動けることと、完全プライベート空間であること。
この2つのメリットを優先して、わたしは車で帰省することにしています。
となると、長距離・長時間の道程を、いかに楽に乗り切るかが重要になります。
そこで活躍するのが、設定した車速で自動定速走行してくれる装備、
HONDA 車の場合は、アダプティブクルーズコントロール(Adaptive Cruise Control : ACC)の名称で付いている装備、これがとても重宝します。
定速走行中はアクセルを踏んでいなくても済むので、右足が大幅に楽になります。
あと、燃費的にも有利に働きます。
ACC は、モーター走行が可能なハイブリッド車ならではの装備だと思います。
ガソリン車にも ACC は付いていますが、ガソリン車の場合、長い登り坂でのパワー不足感が否めず、そのことがドライバーに微妙な心理的疲労をもたらすと思います。
その点、ハイブリッド車はモーターのトルクで坂道でもスイスイ登って行けます。
実際、3代目フィット後期モデル(ガソリン)で高速を ACC 走行していた頃は、かなり疲れてしまって 「次はもう車で帰省するのはよそうかな」 と思ったりもしたものでしたが、4代目フィット e:HEV に乗り換えてからは、帰省が大幅に楽になりました。
高速道路はなぜあんなにも穴ボコだらけなのか
新型 CIVIC e:HEV にも、ACC は当然ながら装備されています。
モーターのトルクは 4代目フィット e:HEV よりも 243Nm --> 315Nm とパワーアップしているので、帰省の折、今までよりもさらに楽に ACC 走行できることが期待できます。
ACC をオンにし、速度と車間距離を設定、走行車線に陣取れば、準備完了です。
途中途中の分岐を間違わずに入ることと、休憩の頃合いと、それだけに気を付けていれば良い。
完全自動運転というわけにはいきませんが、あとは大体クルマ任せで楽チンに走っていけます。
・・・・ と言いたいところですが、1つだけ、やらないといけない面倒な作業があります。
それは、走行車線で頻繁に出くわす穴ボコをよけるためのハンドル操作です。
一体全体、高速道路の走行車線は、なぜあんなにも穴ボコだらけなのでしょうか?
竣工から年数が経過し、老朽化が進んでいるのでしょうけど、もうちょっと修繕することはできないものなのでしょうか?
多少の凹凸くらいなら、サスペンションで衝撃を吸収するので問題ありません。
そうではなく、車にダメージが蓄積されていくのではないかと心配になるくらいの、明らかに度を越した衝撃が跳ね返ってくる穴ボコが、平然と放置されている。
そういう地点が、ちょっとあまりにも多過ぎやしませんでしょうか。
大体、有料道路なのにあんな穴ボコだらけだなんて、馬鹿馬鹿しくもなりますよ(笑)
此方人等、高い料金を払っているんだから、とっとと修繕しやがれと。
そう思います。
高速道路走行時の燃費
新型 CIVIC は足回りも秀逸なので、穴ボコを踏んでもそれほど問題はなさそうですけれど、一応念のため、目視で穴ボコを確認でき次第ハンドル操作でかわす、を繰り返しながら、85km/h の ACC 定速走行で走っていき、燃費がどれくらいになるかを見てみました。
走行車線で、軽にどんどん追い抜かれる CIVIC(笑)
そんな状態で、片道 765km の高速道路の帰省ルートを走った結果、
燃費はおおよそ、20km/L 台後半~30km/L 前後となりました。
具体的な条件と数値は、以下の通りです。
・4/30 の昼間、大きな渋滞はなし
・一人のみ乗車
・85km/h の ACC 定速走行
・ECON モード
・冷房:
参考までに、わたしが以前に乗っていた 4代目フィット e:HEV で、同じ条件(=85km/h の ACC 定速走行、ECON モード)でほぼ同じ距離を高速道路走行した場合と比較すると、以下となります。
4代目 FIT e:HEV ・・・・ 30km/L 前後
新型 CIVIC e:HEV ・・・・ 20km/L 台後半~30km/L 前後
新型 CIVIC e:HEV ・・・・ 20km/L 台後半~30km/L 前後
4代目フィット e:HEV は、より 30km/L に近い燃費を安定的に叩き出していました。
それを超えることは流石に無理なようですが、遜色ない結果と言えるでしょう。
車重や車格を考えると、新型 CIVIC e:HEV の高速燃費は優秀であることが分かります。
なお、Uターン時に ACC を 95km/h にセットして燃費がどれくらいになるかを見ようと思ったのですが、途中で事故渋滞に遭ったりなどがあったので、それについてはまた機会を改めて計測しようと思います。
航続可能距離
上に燃費の結果を示しました 4/30 の帰省時、高速に入る前にガソリンを40リットルの満タンに給紙しまして、その時点での航続可能距離のメーター表示は 803km でした。
そうして高速に入り、765km を走り終わった時点で、運転席の給油メーターは 10分の1目盛り、航続可能距離のメーター表示は100km を少し切っていました(こちらは写真無し)。
そして、5/5 のUターン時、再び満タンに給油したところ、29.82リットルを給油できました。
4/30 のドライブノート、ガソリン消費量の合計が 27.6リットルなので、ほぼ計算通りです。
そして、このときの航続可能距離のメーター表示は880km でした。
4/30 のドライブノートによると、ガソリン 27.6リットルでの実走行距離が 765km で、ガソリンが残り約10リットルということは、あと 270km くらいは走ることが出来た計算になります。
ガソリンタンクが空になり JAF を呼ぶ羽目になるのを覚悟で(笑)ギリギリまで走るとすれば、85km/h で ACC 定速走行時の実航続可能距離は 1,000km に達する見込みとなります。
メーター表示の航続可能距離 880km は、かなりの安全マージンを取っているのかなという感じですが、下道を走った場合の燃費も込みでの表示でしょうから、まあそんなものでしょう。
(念のため繰り返しますが、上記はあくまでも 85km/h での ACC 定速走行時の話です)
というわけで、新型 CIVIC e:HEV でも、高速道路での帰省の片道約750km を途中の給油無しで走破できることが分かりました。
満タン給油時に航続可能距離 1,000km と表示された 4代目フィット e:HEV ほどの余裕、ゆとりはありませんが、この結果は個人的には大満足で言うことなしです。
高速道路走行時の騒音
新型 CIVIC e:HEV には、アクティブノイズコントロール(Active Noise Control : ANC)という機能が搭載されていて、これは何かというと、走行中に発生する騒音(タイヤのロードノイズや風切り音など)を打ち消す逆位相の音を車内のスピーカーから流すことで、走行時の車内の静粛性を高める技術です。
昨今のワイヤレスイヤホンに付いているノイズキャンセリング機能と、原理的には同じです。
わたしもソニーの WF-1000XM4 でノイズキャンセリングの効果は実体験済みです。
それと同じものが CIVIC のような高級車に装備されて、効果がないわけがありません。
・・・・ と思って非常に期待していたのですが、結論から言いますと、高速道路を 85km/h で定速走行中の車内の静粛性という点では、それほどの良さは感じませんでした。
特に、タイヤのロードノイズが普通に耳につきます。
新型 CIVIC e:HEV の純正タイヤは、ロードノイズを割と拾いやすいものだそうで、それを考えるとこれくらいの騒音で済んでいるのはむしろ素晴らしい、という巷の評価もあります。
ただ、車内で音楽を聞くことが多く、ANC に期待していたわたしとしては、高速道路走行時の静粛性が思っていたほどでなかったことは1つ残念なポイントではあります。
そもそも ANC は手動でオン/オフ出来ず(オフにするにはディーラーに持っていく必要あり)、ANC がどれだけ効果を発揮しているかが分からないのが、何とも歯痒いところです。
標準装備の ANC で十分でないとなれば、世に知られる騒音対策を検討する必要がありそうです。
エンジンルームやタイヤハウスのデッドニング、調音施工、SEV の e バランサーなど、いろいろと方法はあるようなので、いずれ何らかの対策を試してみようかと思っています。
以上、新型 CIVIC e:HEV 一ヵ月インプレッションの番外編として、ゴールデンウイークの帰省時に高速道路を走ってみて分かったことについて、今日はお話してみました。
高速を走って帰省する際に、途中で1回給油を挟む必要があるかどうかが気掛かりだったのですが、その必要はないことが分かって、この車がさらに気に入って、これからも大切に丁寧に乗っていきたいと思います。
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