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新型 CIVIC e:HEV 綺麗に乗りたい(ハンドルカバー編)

ようやく花粉と黄砂が落ち着いてきた、今日この頃。
と思ったのも束の間、庭先でいつの間にか、ツバメの編隊飛行を見かけるようになりました。
我々車乗りとしては、糞害が気になるところです。

ツバメは幸せを運ぶ鳥だから、ボンネットを糞で直撃されても、純水で笑って洗い流そう。
でも、どうかうちの庭先には巣を作らないでおくれと、願いつつ、
今日は、綺麗に乗りたいの 「ハンドルカバー編」 ということで、お話したいと思います。



(目次)
・ハンドルカバーの必要性
・どれを選ぶか
・なぜあんなにも固くて取り付け難いのか
・縫い付けタイプ、左右セパレートタイプ
・使用感


ハンドルカバーの必要性

車は、ガレージに置き飾って鑑賞し、自己満悦に浸るためのものではありません。
運転して移動することが出来てこそナンボのものです。
運転するということは、運転席でハンドルを操作しないといけません。
高速道路を ACC で定速走行しているときも、ハンドルを握れと常に警告が出ます。

つまり、車の中でドライバーが触れて汚れる可能性が最も高い部位、それがハンドルです。
ドライバーのケツで常に圧迫される運転席シートも、なかなかに過酷な状況ですがw、
掌や指先の脂や雑菌が付着して汚れるハンドルに比べれば、幾分マシに思えます。

そんなハンドルを汚れから保護するためのアイテムが、ハンドルカバーです。
例によって、車の汚れは気にしない人にとって、ハンドルカバーは無用の長物かもしれません。

しかし、手の脂成分が付いて汚れるという点で、他の部位の汚れとは一味違うと思います。
何の手入れもせず放置していると、表面が劣化して白くヒビ割れたりすることがあります。
将来下取りに出したとき、次のオーナーに気持ちよく乗ってもらうためにも、車のハンドルは綺麗且つ清潔に保っておく、そのためにハンドルカバーが役立ちます。

もう1つ、ハンドルカバーは、ハンドル操作時のグリップを改善させるメリットがあります。
夏場など特に、掌が汗ばんで滑ってハンドル操作を誤り、事故に繋がる危険性も考えられますが、好適な素材のハンドルカバーを付けることでそれを防止できます。


どれを選ぶか

ということでわたしも、前に乗っていた 4代目フィット e:HEV のときからハンドルカバーを装着していたわけですが、いざハンドルカバーを買おうと思ってカーショップに行くと、たくさんの商品が陳列されていて、選ぶのに困ってしまいます。

amazon で注文するときもそれは同様で、特に、中華製品が幅を利かせるようになった近年は、粗悪品かどうかを見極めるための余計な手間が増えて、困ったことだと思います。。。

とはいえ、大切な車のハンドル保護のために、商品をどれか1つ選ばないといけません。
選ぶ際の基準としては、以下のような項目が考えられるでしょうか。

①日本製かどうか
②デザイン
③素材
④装着のし易さ

①「生産はどのみち中国なんだろうけど、日本メーカーの製品にこだわりたい。」
②「毎日乗る車だから、なるべくカッコいいデザインのものを選びたい。」
③「本革素材の高級品にすれば長持ちすることが期待できそうだ。」

・・・・ 等々、人によってさまざまな選定基準があろうかとは思いますが、
わたし個人的には、④ が駄目だったら全てがブチ壊しになる、そう考えます。
ハンドルカバーを選ぶ際にわたしが最も重視するのは ④ です。


なぜあんなにも固くて取り付け難いのか

ハンドルカバーは、どれだけ装着し易いかが全てであり、他の要素は(さほど)どうでも良い。
というのがわたしのポリシーなのですが、これは、前に乗っていた 4代目フィット e:HEV モデルにハンドルカバーを取り付けた際の、苦い経験に基づいています。

オートバックスでごく普通のハンドルカバー(数千円)を買い、それを取り付けたわけですが、
完了までにかれこれ小一時間くらい、悪戦苦闘・奮闘努力せねばなりませんでした。
何がって、とにかく非常に固くて取り付け難くてですね。。。

もうちょっと伸び縮みしてくれれば良いのに、フルパワーで引っ張ってもびくともせず。
本当に取り付け可能なのか不安になって、サイズを間違えてないか何度も確認しました(笑)。
取り付け方のコツでもあるのではと、YouTube で検索してみたりもしました。

結局は力技に頼るしかなく、時間をかけて繰り返し、少しずつ引っ張ってようやく取り付け出来たのですが、そのときに 「こんなに力を加えて、ステアリング周りが傷んでしまわないか?」 という懸念を強く思った次第です。
車はそんなにヤワな作りにはなってないのでしょうけど、それが不安になってしまうくらいの強烈な力を込めて引っ張らないと、取り付けできませんでした。

わたしが買ってきたハンドルカバーがたまたま固かっただけかも、とも思いましたが、YouTube を見ると、「ハンドルカバーを取り付けるとき、運転席に座った態勢だと力が入らない、運転席ドアを開けて外に立った態勢で作業すれば体重をかけて力を入れ易くなり、簡単に取り付けられる」 といったハウツー動画がいくつも公開されていることから分かるように、世の中で売られているハンドルカバーの多くは、固くて取り付けし難いものばかりであろうと思われます。

もちろん、わたしがハンドルカバーを取り付けた際も、運転席の外に立って行ないました。
その態勢で長時間作業したおかげで、腰も痛くなって大変でしたあのときは、ええ。




縫い付けタイプ、左右セパレートタイプ

4代目フィット e:HEV モデルにハンドルカバーを取り付けた際の、あの苦い教訓があったので、新型 CIVIC e:HEV の納車にあたっては、オートバックスに行ってそこにあるものを買って帰るのでなく、事前に入念な下調べを行ないました。
その結果、ハンドルカバーにも様々なタイプの製品があることを知りました。

1つは、縫い付けタイプのハンドルカバー。
裁縫セットの針と糸が同梱されていて、自分で縫い付けて取り付けるのですが、何しろ小学校の家庭科の授業以来の裁縫なので、上手くできる自信が持てず、縫い付けタイプは見送りました。



もう1つは、ハンドルの全体を覆うのでなく、ドライバーが握る左右のサイドのみに取り付けるセパレートタイプのハンドルカバー(ステアリンググリップ)。
これなら一瞬で取り付けが出来る、なかなかのアイデア商品ではないかと思って購入を検討しましたが、「脱落することがある」 というレビューが出ている商品をちらほら見かけたため、これも見送りとしました。



となると、ハンドル全体をスッポリ覆う従来タイプのハンドルカバーの中から選ぶしかないわけですが、あのような固くて取り付け難いハンドルカバーで苦労するのは、二度と御免でした。
ある程度伸び縮みする素材で出来ていて、簡単に装着・取り外しが可能なハンドルカバー。
ステアリング周りの傷み防止の観点からも、これが絶対条件でした。

しかし悩ましいことに、その辺りのことが商品説明またはレビューに書かれているものは、どんなに探しても見当たらず、候補探しは難航を極めました。


使用感

結局、amazon を数日間さすらった挙句、最終的にチョイスしたのは、「ホンダ ステアリングカバー ハンドルカバー インスパイア N-BOX CR-V ヴェゼル フリード ジェイド フィット シビック グレイス オデッセイ N-WGN エリシオン ステップワゴン フリード 本革 内装品 高級 牛革 専車ロゴ スエード+本革 メッシュデザイン 38CM(Mサイズ)」 という、何ともまとまりのない商品名の(笑)ハンドルカバーでした。



商品説明の画像の中に、「ゴムインナー採用で異臭なし」 のキャプション付きで、カバーの内側面がペロリとめくられた1枚が目に留まり、それが決め手となりました。
中華製品なので詐欺のリスクもあるけれど(笑)、この画像がもし本当なら、これだけグニャリとめくれるのなら、簡単に取り付けできる筈だと思い、一か八か注文してみました。
HONDA ロゴがあしらわれたデザインも、悪くはなさそうでした。

果たして、届いた商品を開封するや強烈なゴムの異臭が鼻を突き、その時点で 「ゴムインナー採用で異臭なし」 の説明は嘘だったわけですが(笑)、しかしながら、適度に伸縮する素材で作られたカバー本体は、運転席に座った態勢で、ものの数分で簡単に取り付けできました。
12時の位置の 「H」 マークと 6時の位置の 「HONDA」 ロゴの垂直位置が微妙にずれていたり(笑)、スエード素材の部分が早く傷んできそうだなとか、突っ込みどころはあるものの、グリップ自体は申し分なく、緩くてずれることもなく、使用感は何ら問題ありません。

何より、期初の目的だった 「取り付けし易いハンドルカバー」 を無事に見つけることができて、良かったと思っています。
この商品、ホンダだけでなく、トヨタ、スズキ、スバルなど各メーカーのロゴ付きのものが取り揃えられており、地味にお勧めのハンドルカバーです。


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