この旅行の出発前に、従妹(あの子は何歳だろう?20歳以上は離れているはず、まるで娘だわ)に「GUCCI」のバッグを頼まれていました。せっかくパリまで行きながら欲しい物が思い浮かばなくて、買い物の楽しみを従妹に頼ったことになりますが、写真のFAXまで送ってもらっていたので、是非探したいと張り切っていました。ギャラリアラファイエットの「GUCCI」には、お目当てのバッグはありませんでした。ギャラリアラファイエットを出て「GUCCI」のお店まで行くか相当迷いました。場所は調べてあり、地図上では歩いていけるはずなのですが、距離感がつかめません。迷子になったらどうしようとか悪い人に遭ったらどうしよう等、まるで童謡の「青い目をしたお人形」です。
意を決し、思い切って行ってみることにしました。ケセラセラ。(^_^)v ギャラリアラファイエットから西へ歩き角を曲がれば「マドレーヌ広場」まで一本道です。曲がったところのバス停にマダムが2人立っていたので、「マドレーヌ?」とそちらの方向に指さしました。彼女達は口を揃えて「ウイ」と答えてくれて、何だかルンルン!(^^)!
途中「バカラ」のお店を見つけましたが、入り口に恐そうな警備員が立っていたので入るのは断念。小さなブラウスのお店に入りますが、サイズが合わなくて購入には至りません。そんな思いがけない町歩きを楽しみながら、マドレーヌ広場にたどり着きました。
「GUCCI」はすぐに見つかりました。ところが、目指すバッグは1階で見つかりそうにありません。高級感漂う店内では、私は場違いな感じでしたが、恐る恐る従妹からのFAXの写真を見せると2階に案内されました。背の高い女性が写真を見て何かひらめいたらしく分厚いカタログを出して、熱心に調べ始めました。申し訳なくて私が諦めてしまうのに彼女は諦めません。そして、ついにカタログでそのバッグを見つけたのです。ただ、 カタログにあっても店内に あるかどうかはわからないわけで、私としてはそれだけ調べてもらえただけで頭が下がる思いでした。でもお目当てのバッグ、見つかったのです。奥に案内された時はビビりましたが、免税手続きをしてもらっただけです。(*^_^*)