ぼんやりと、星を見ている。
ALUを変更しなくては、あそこまではなかなか届かない。
言葉というインターフェイスの方ではなく、
イメージというインターフェイスで、
あちら側にアクセスしようと試みる。
でもやっぱり、僕にはまだまだ届かない。
あそこから、もしも死に神がやってきているとしたら
彼の速さは、確かに光よりはやいのかもしれない。
―っすぐに縮められた世界から
あくびとせのびで天井にぶつかるように
○い世界の殻を壊して
まっすぐに、まるい闇に触れるように
とても悲しい、物語が僕に出会おうと努力する。
きめ細かな太陽の光は、
まるで敷き詰められた嘘で出来た眩しい針のようで
半分見えなくなった目を焦がしていく
僕はどこに還るんだろう
あちらがわ?こちらがわ?そちらがわ?
明日世界が無くなってしまう事を、
どうやって記憶の君に伝えたらいいのだろう。
今が少しだけ、思い出せていることを、僕はありがたいと思うだろうか。
CUBEを回しても、もう幸せは感じない。
そんな薄っぺらい日常の一息の中で
僕は空気を掴むように呼吸する。
ALUを変更しなくては、あそこまではなかなか届かない。
言葉というインターフェイスの方ではなく、
イメージというインターフェイスで、
あちら側にアクセスしようと試みる。
でもやっぱり、僕にはまだまだ届かない。
あそこから、もしも死に神がやってきているとしたら
彼の速さは、確かに光よりはやいのかもしれない。
―っすぐに縮められた世界から
あくびとせのびで天井にぶつかるように
○い世界の殻を壊して
まっすぐに、まるい闇に触れるように
とても悲しい、物語が僕に出会おうと努力する。
きめ細かな太陽の光は、
まるで敷き詰められた嘘で出来た眩しい針のようで
半分見えなくなった目を焦がしていく
僕はどこに還るんだろう
あちらがわ?こちらがわ?そちらがわ?
明日世界が無くなってしまう事を、
どうやって記憶の君に伝えたらいいのだろう。
今が少しだけ、思い出せていることを、僕はありがたいと思うだろうか。
CUBEを回しても、もう幸せは感じない。
そんな薄っぺらい日常の一息の中で
僕は空気を掴むように呼吸する。