嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

超越と口について

2007年02月15日 16時02分35秒 | 駄文(詩とは呼べない)
なぜ。
光は闇から闇へ伝わるのか。

ずっと遠い世界から景色は永い時間をかけて
一瞬で僕の心に映りこむ

遠い時間を超えて受け継がれる
あらたな命の可能性も
ただ、一瞬で灰になる

波動の光と粒子の光で
永い永い鼓動がきこえて
そしてまた
空を飛ぶような
走馬燈の声がきこえて
僕らは眠りにつく

ほんのわずかな口が開いて
全てが超越されて
光は闇へ取り込まれて
新しい命の今を繋ぐけど
何度でも鼓動の数だけ命は灰になる

少しの口が
すこしの時間をかんで
咀嚼された回数だけ
世界の鼓動が呼吸をかぞえるなら

声は
誰から誰に届くのだろう

ZEROを通過して
世界を裏返すように伝わるのなら
その短い波動は
ながくとおい時をつたえるから
声はかなしく散って逝く

100%の声が降り注ぐように
光は消えて闇になる

ただ闇雲に
かなしい声がこだますように
僕を、光に変えてください。
真空の世界から、排泄される光のように。