嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

共感覚だけでは語れない言葉がある

2007年02月16日 15時39分54秒 | 駄文(詩とは呼べない)
内在する内臓の言葉と
外からやってくる記号の言葉に翻弄されて
僕は翼の意志を失ってゆく

内側でも外側でもない翼の寒気をずっと感じているのに
未来はいつまでたっても開かれず
扉を硬く堅く閉める死に神は笑い続ける

世界をあざ笑って
僕と共に嘘の表情を作り出す

記号から捏造された未来ばかりが鎌首をもたげる。

僕はここで、ひとりで明白に向かって踊る

遠い日差しが、見たこともない風景が
吐き気と共に射し込んで、
僕はどこよりも臆病な場所になる。

明日、翼がはばたく明日をおそれて
今日、今だけと僕は仲良くする。

怖い。
意志を伝えられず、
独りで死んでいくのがこわい。