嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

僕のイルカときみのいるか

2008年02月28日 17時49分07秒 | 駄文(詩とは呼べない)
KEI、海ほたるをみたかい?

僕はみていないよ

でも平気なんだ、僕は海を見ているから

KEI、夜光虫の色は、昼と夜で、少し違うね。

昼は赤潮、夜は夜光虫。

偶然の違いか、それとも、僕らの必然の違いか。

KEI、たくさんの生き物が、たくさんの間違いが、

僕たちの土を形作る。

それでいいじゃないか

それでいいじゃないか

今、海の水面で反射する光は

湖の表面で、きらきら光っていますか?

夜光虫のように、夜のヤミで光っているかい?

KEI、イルカはいつか死ぬよ。
そして僕も、いつか死ぬよ。
僕たちが死ぬことでしか、海は輝かないからだ。

風景の中で死んでいる僕は、忘れられたくないと傷に怯える
でも、KEIは忘れられないから
イルカが噛んだ傷が忘れられないから、
海で生きているいるかばかりみているのかな。

僕のイルカと、きみのいるか、
同じ海で泳いでいるのかな
違う湖では、同じ土で居られるのかな

わからないよKEI、僕にも、わからないよ。

鍵を見に行こう、KEI。

湖の中と、海の中を探そう。