嘘の吐き方(うそのつきかた)

人はみんな嘘をついていると思います。僕もそうです。このページが嘘を吐き突き続ける人達のヒントになれば幸いです。

奪われたもの、失ったものからは、名前が消えていくのか。

2008年03月04日 21時36分44秒 | 駄文(詩とは呼べない)
なんだかすごく、流されているような気がする。
僕自身の未来、僕自身の決定、僕の意志、
そうしたものは僕の中心にあるはず。
ふたたび僕は、中心を失っていくのだろうか。
ではどうやって、原点を取り戻す?

不思議だ。
生活と進路が、別々の心理状態にあっても、
なお僕の整合性は消えない。
閉じた心理状態の中で、時の砂を数えている
残りの砂が落ちた時、僕は気が狂うんだろうか。
それとも、気が狂った事を肯定して、僕のねじれが真っ直ぐになったんだろうか

胸の痛みはまだない
だけど僕は、君から逃げているのだろうか
なんだか、間違った時間の中に居るような、
遠回りを選んだような、
複雑な帰り道の途中のような
奇妙な気分だ。

僕はどこへ向かっている?
というか、動いてないはずじゃなかったか?
つまりこれは‥揺らぎ?
僕の気持ちが、揺らいでいるのか。

何かのロックが、外されたような気がする。
それでもなお、言語が暗号化を続けて、
僕の心を隠してしまうのか。

本物の僕に会いたい。
君にも会いたい。
僕はどっちをとったらいいんだろう。

君がどこにいるのか、だんだんわからなくなってきた。

僕は今、どこにいる?
君に会いたい僕は、どこにいる?

僕は、方法論に頼り始めたのか。
もう一度、話をしよう。
もう一度、彼らと話をしよう。
死に神と話をしよう

あの子と君と、彼らと僕と、そして背中の瞳と、背中の翼。
ばらばらになっていくものを、
もう一度統合しよう。

楽しいってなんだろう
悲しいって何だろう
不安ってなんだろう
居場所がないってなんだろう

自己嫌悪ってなんだろう
自我確立ってなんだろう

僕が持っている孤独を、もう一度君たちにわけてあげる
僕の中にある世界から、もういちど、方法に似た、
足かせのような名前を奪って。
僕らはもう一度、神話を乗り越える必要がある。
物語の時間の中に居る
小説の時間の中に居る
詩の時間の中に居る
僕の心が閉じていく

一度だけしかない世界で、もういちどってなんだろう
もういちど…?
これは、逃げだ。

違う。
再び訪れるような時は無い。
僕の空間が、名前を咀嚼しているに過ぎないのだ
見破らなければならない。
そこにある、嘘について。

僕との約束を、取り戻す。
僕の心を、取り戻す。