春風の花

今週のお花は、オクロレルカ（長い葉）、サンダーソニア、鳴子百合です。
黄色い小さなちょうちんのようなのがサンダーソニア。
この花をはじめてみたとき、あまりのかわいさにしばらく見とれたほど
大好きな花のひとつです
一本でもサマになるかわいらしいのに存在感のある花。
値段は一本350円と、バラより高いくらいですが、枝分かれしていて4本くらいついた、お徳感のあるのを選んでもらい、あちこちに生けれたので幸せ気分です。
いつも親切にしていただく、下祇園駅前の花屋さん「花車」さんで
鳴子百合の春らしい、やさしいグリーンといっしょに春風を感じられたらいいな

椿の花

着付けの生徒さんに椿の枝をいただきました。
うちはマンションなので、庭からひと枝、切ってきて生ける、ということができず、
こういうプレゼントもうれしいなぁ。。。としみじみ思いました
お花を日常に生けるって、ほんらいこういうことなのかな

椿は子供の頃、よく集めて遊んだ花。白やピンク、マーブル模様の肉厚で明るい花びらのわりには、暗く生い茂った葉や枝が苦手で、花ばかりあつめていたけれど、
今になって枝や葉がなんともいえない世界をつくっているのだとおもう。
生け花をしていると、椿は上級者の扱う花で、なかなか難しい。
椿が美しく生けられるようになったら、一人前という気がします
まだまだ修行がたりません

桃の節句

昨日は桃の節句でしたね。
写真は原種の桃にこでまり、黄色はアルスとロメリアです。
桜のように見えるのは、桃の花で、よく出回っているまっすぐな枝に濃いピンクの花ではなくて、風情のある枝ぶりにやさしい桃色です。
お花を何年かしている人にとっては、いつもの桃はちょっと飽き気味なので、新鮮でした。
あと２日で３歳になる長女は、「今日はおひなまつりだよ～」という私の言葉に一日ワクワクしていたようですが、週末に長女のお誕生日会と次女の100日のお食い初めなどする予定なので、昨日はケーキも用意しませんでした。
夕ご飯はパパのためにステーキだったものの（だんなの誕生日は３月３日）、いつもとたいしてかわらない一日だったため、夜寝る前にふとんのなかで、私に「おひなまつりは？」とたずねてきました。
私は、お花や着付けのおけいこの日で、仕事でバタバタしていたので、なんだかかわいそうになり、来年はちゃんとひなまつりをしてやろうと心に誓いつつ、納得しない娘のために「ひなまつりの歌うたおうね」といって布団のなかで「明かりをつけましょぼんぼりに～…」とうたいながら寝たのでした