鳥取県八頭郡智頭町にあるJR西日本の那岐駅は、山陰本線の鳥取駅と姫新線の東津山駅とを結ぶ全線単線非電化の因美線(70.8km)の一般駅として、1932(昭和7)年7月1日に開業しました。
相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。
ホームは傾斜地を切り開いて設けた道床の途上にあり、旅客上屋が設けられた階段を下りたところにある開業時の昭和7年7月に建てられた木造駅舎は今も健在で、旧事務室は2008(平成20)年3月から「那岐診療所」として使われ、月に2回診療が行われています。
那岐駅が属する因美線は、かつて津山線とともに陰陽連絡路線としての役割を果たしており、急行「砂丘(岡山~鳥取間)」も運行されていましたが、1994(平成6)年12月3日に智頭鉄道が開業すると陰陽連絡路線の座を同鉄道に譲り、1997(平成9)年11月29日には線内唯一の優等列車だった急行「砂丘」も廃止されてしまいました。
<那岐駅の年表>
・1932(昭和7)年7月1日:国鉄因美線の一般駅として開業
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2000(平成12)年3月12日:駅の無人化
(駅 名 標)
(津山方面を望む)
(駅舎正面)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2002(平成14)年5月17日