鳥取県鳥取市にあるJR西日本の末恒駅は、京都駅から山陰地方の日本海沿岸の各都市を経由して山口県下関市の幡生駅に至る全長673,8kmの国鉄山陰本線の旅客駅として、1928(昭和3)年9月11日に開業しました。
相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。
かつては上りホーム(北口・鳥取方面行きホーム)側に木造駅舎がありましたが解体されてしまい、現在は駅舎はありません。
2018(平成30)年度の1日の平均乗降人員は1,022人で、これは起終点駅を含む山陰本線の全160駅中38位です。
この末恒駅は神話「因幡の白兎」で有名な白兎海岸の最寄駅で、快速「とっとりライナー」の一部が停車します。
<末恒駅の年表>
・1928(昭和3)年9月11日:国鉄山陰本線の旅客駅として開業
・1947(昭和22)年9月1日:貨物取扱い開始
・1962(昭和37)年10月1日:貨物取扱い廃止
・1972(昭和47)年2月10日:駅の無人化(簡易委託)
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・1991(平成3)年4月1日:第2次鉄道部の発足に伴い、米子支社の直轄から鳥取鉄道部の管轄に変更される
・2010(平成22)年3月 :南口側の歩道が整備され、スロープが設置される
(駅 名 標)
(米子方面を望む)
(京都方面を望む)
(上りホームにある待合室)
(駅北口、かつては駅舎がありました)
撮影年月日:2015(平成27)年6月28日