兵庫県西宮市生瀬町にあるJR西日本の生瀬駅は、尼崎駅と山陰本線の福知山駅とを結んでいる福知山線(106,5km)の駅です。
もともとは阪鶴鉄道の一般駅である有馬口駅として、1898(明治31)年6月8日に開業しました。
福知山線の旧線時代は島式ホーム1面2線でしたが、1986(昭和61)年8月の新線切り替え時に相対式ホーム2面2線を有する業務委託駅となりました。
新線切り替え時に改築された駅舎が下りホーム(福知山方面行きホーム)側にあり、上りホームへは地下道で連絡しています。
2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は1,882人で、起終点駅を除く福知山線の28駅の中で13位です。
<生瀬駅の年表>
・1898(明治31)年6月8日:阪鶴鉄道の一般駅である有馬口駅として開業
・1899(明治32)年3月25日:駅名が生瀬駅に改称される
・1907(明治40)年8月1日:鉄道国有法により阪鶴鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により阪鶴線となり、同線の駅となる
・1912(明治45)年3月1日:阪鶴線の福知山以南が福知山線に改称されたのに伴い、同線の駅となる
・1962(昭和37)年2月1日:貨物取扱い廃止
・1986(昭和61)年8月1日:当駅~道場駅間を新線に切り替え
・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
・2003(平成15)年11月1日:ICカードICOCAの利用が可能となる
・2006(平成18)年1月21日:ICカードPiTaPaの利用が可能になる
・2009(平成21)年7月1日:ホーム上の喫煙コーナーを廃止し、駅構内終日全面禁煙化
・2013(平成25)年3月23日:IC乗車カード全国相互利用開始により、PASMOなども利用可能になる
(駅 名 標)
(尼崎方面を望む)
(福知山方面を望む)
(生瀬駅駅舎)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2015(平成27)年3月15日