兵庫県伊丹市西台1丁目にある伊丹駅は、阪急電鉄伊丹線(3,1km)の終着駅として、1920(大正9)年7月16日に開業しました。
阪神大震災以前は島式ホームの2面3線を有していましたが、現在は東端式ホーム1面2線を有する高架駅です。
1968(昭和43)年11月に完成したかつての高架駅は、1995(平成7)年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で倒壊したので、3年後の1998(平成10)年11月に地上5階建ての駅ビル『Reita』の3階部分にホームがある現在の構造となりました。
2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は24,635人で、これは阪急電鉄の全83駅中38位です。
当駅から東へ約750mのところに福知山線(JR宝塚線)の伊丹駅があります。
<伊丹駅の年表>
・1920(大正9)年7月16日:阪神急行電鉄(後の阪急電鉄)伊丹線の終着駅として開業
・1943(昭和18)年10月1日:阪神急行電鉄が京阪電気鉄道を合併して京阪神急行電鉄となり、同社の駅となる
・1968(昭和43)年11月9日:駅の高架化、自動改札機導入
・1973(昭和48)年4月1日:社名が阪急電鉄株式会社に変更され、同社の駅となる
・1995(平成7)年1月17日:阪神・淡路大震災で高架駅が倒壊
・1995(平成7)年3月11日:当駅の400m南に仮駅を設置
・1998(平成10)年11月21日:仮駅から現在の駅ビルの3階に移転
・2005(平成17)年4月25日:JRの福知山線の脱線事故を受け、復旧までJR伊丹駅と北伊丹駅の振替輸送駅に指定される
・2013(平成25)年12月21日:駅ナンバリングの導入
(駅 名 標)
(ホーム)
(伊丹駅が入っている駅ビル『Reita』)
(伊丹駅の東口)
(駅 舎 内)
撮影年月日:2016(平成28)年5月5日