大阪市北区で行政書士・海事代理士・マンション管理士を営んでいる原田行政書士法務事務所の駅ブログ

主に学生時代から撮り続けている全国の駅の写真等をブログで毎日公開しています。

阪急電鉄伊丹線 伊丹駅!

2016年08月18日 | 

兵庫県伊丹市西台1丁目にある伊丹駅は、阪急電鉄伊丹線(3,1km)の終着駅として、1920(大正9)年7月16日に開業しました。

阪神大震災以前は島式ホームの2面3線を有していましたが、現在は東端式ホーム1面2線を有する高架駅です。
1968(昭和43)年11月に完成したかつての高架駅は、1995(平成7)年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で倒壊したので、3年後の1998(平成10)年11月に地上5階建ての駅ビル『Reita』の3階部分にホームがある現在の構造となりました。

2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は24,635人で、これは阪急電鉄の全83駅中38位です。

当駅から東へ約750mのところに福知山線(JR宝塚線)の伊丹駅があります。

  <伊丹駅の年表>

 ・1920(大正9)年7月16日:阪神急行電鉄(後の阪急電鉄)伊丹線の終着駅として開業
 ・1943(昭和18)年10月1日:阪神急行電鉄が京阪電気鉄道を合併して京阪神急行電鉄となり、同社の駅となる
 ・1968(昭和43)年11月9日:駅の高架化、自動改札機導入
 ・1973(昭和48)年4月1日:社名が阪急電鉄株式会社に変更され、同社の駅となる
 ・1995(平成7)年1月17日:阪神・淡路大震災で高架駅が倒壊
 ・1995(平成7)年3月11日:当駅の400m南に仮駅を設置
 ・1998(平成10)年11月21日:仮駅から現在の駅ビルの3階に移転
 ・2005(平成17)年4月25日:JRの福知山線の脱線事故を受け、復旧までJR伊丹駅と北伊丹駅の振替輸送駅に指定される
 ・2013(平成25)年12月21日:駅ナンバリングの導入

 
(駅 名 標)

 
(ホーム)

 
(伊丹駅が入っている駅ビル『Reita』)

 
(伊丹駅の東口)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2016(平成28)年5月5日


旧国鉄伊田線 中泉駅!

2016年08月16日 | 

福岡県直方市にある中泉駅は、直方駅と田川伊田駅とを結んでいた全線単線非電化の旧国鉄伊田線(16,1km)の駅でした。
もともとは筑豊の炭鉱地帯で掘り起こされた石炭を若松や戸畑の積出港へ運搬するために敷設された九州鉄道の一般駅として、1898(明治31)年2月9日に開業し、その後、国鉄伊田線の駅となりました。

しかし、国鉄伊田線は筑豊炭田の衰退とともに旅客・貨物とも輸送量が減少し、1980(昭和55)年12月に施行された国鉄再建法(日本国有鉄道経営再建促進特別措置法)により、1987(昭和62)年2月3日に第3次特定地方交通線として廃止承認されます。 地元では数回にわたって対策協議会を開いて協議した結果、第3セクター鉄道に転換することを決定しました。

そして、国鉄伊田線は1987(昭和62)年4月1日の国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)に承継された後、1989(平成元)年10月1日に第3セクターの平成筑豊鉄道に転換されました。

中泉駅は、相対式ホーム2面2線を有する無人駅でした。
古い木造駅舎は平成筑豊鉄道に転換後も解体されずに今も健在で、駅事務室には理髪店が入っています。

この中泉駅は、ネーミングライツにより現在は「大阪サン・ニュース中泉駅」となっています。

  <中泉駅の年表>

 ・1898(明治31)年2月9日:九州鉄道の一般駅として開業
 ・1907(明治40)年7月1日:鉄道国有法により九州鉄道が国有化され、国鉄の駅となる
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により国鉄伊田線となり、同線の駅となる
 ・1974(昭和49)年3月5日:貨物取扱い廃止
 ・1984(昭和59)年2月1日:駅の無人化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる
 ・1989(平成元)年10月1日:第3セクターの平成筑豊鉄道の駅となる
 ・2009(平成21)年4月1日:駅ネーミングライツにより「大阪サン・ニュース中泉駅」となる

 
(国鉄時代の駅名標)

 
(直方方面を望む)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(中泉駅駅舎)


 撮影年月日:1989(平成元)年2月23日 


加古川線 西脇市駅!

2016年08月15日 | 

兵庫県西脇市野村町にあるJR西日本の西脇市駅は、山陽本線の加古川駅と福知山線の谷川駅とを結んでいる全線単線の加古川線(34,6km)の駅です。
もともとは播州鉄道の一般駅である野村駅として1913(大正2)年10月22日に開業しましたが、その後、播丹鉄道を経て国鉄加古川線の駅となりました。

単式ホームと島式ホームの2面3線を有していて列車交換可能な業務委託駅です。
入口が三角屋根になっている木造駅舎があります。

2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は735人で、これは起終点駅を除く加古川線の19駅の中で4位です。

1990(平成2)年3月31日まで当駅から鍛冶屋線が分岐していて、その当時の駅名は野村駅でしたが、鍛冶屋線の廃止後に駅名が西脇市駅に改称されました。

  <西脇市駅の年表>

 ・1913(大正2)年10月22日:播州鉄道の一般駅である野村駅として開業
 ・1923(大正12)年12月21日:播州鉄道が播丹鉄道に譲渡され、同鉄道の駅となる
 ・1943(昭和18)年6月1日:播丹鉄道が国有化されて、国鉄加古川線・鍛冶屋線の駅となる
 ・1962(昭和37)年9月1日:貨物取扱い廃止
 ・1973(昭和48)年10月1日:荷物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる
 ・1990(平成2)年4月1日:鍛冶屋線の廃止により、加古川線の単独駅となる
 ・1990(平成2)年4月1日:駅名が西脇市駅に改称される
 ・1990(平成2)年6月1日:加古川鉄道部の発足により、その管轄となる
 ・2009(平成21)年7月1日:加古川鉄道部の廃止に伴って神戸支社管轄へ変更され、加古川駅に被管理駅となる
 ・2013(平成25)年8月1日:駅構内終日全面禁煙化
 ・2016(平成28)年3月26日:ICカードICOCAの利用が可能になる

  
(駅 名 標)

 
(跨線橋から谷川方面を望む)

 
(西脇市駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2015(平成27)年12月29日 


根室本線 上厚内駅!

2016年08月13日 | 

北海道十勝郡浦幌町にあるJR北海道の上厚内駅は、函館本線の滝川駅から帯広、釧路を経て根室駅までの443,8kmを結んでいる全線単線非電化の根室本線の駅です。
もともとは北海道官設鉄道の上厚内信号所として、1910(明治43)年12月1日に開設しました。

相対式ホーム2面2線を有していて列車交換可能な無人駅です。
1953(昭和28)年11月に建てられた木造駅舎が下りホーム(釧路方面行きホーム)側に健在で、上りホームとは跨線橋で連絡しています。

2012(平成24)年度の1日の平均乗車人員は0人です。

  <上厚内駅の年表>

 ・1910(明治43)年12月1日:北海道官設鉄道の上厚内信号所として開設
 ・1922(大正11)年4月1日:上厚内信号場に改称される
 ・1926(大正15)年8月1日:一般駅に昇格して上厚内駅となる
 ・1953(昭和28)年11月25日:駅舎改築
 ・1971(昭和46)年10月2日:貨物・荷物取扱い廃止
 ・1971(昭和46)年10月2日:駅の簡易委託化
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる
 ・1992(平成4)年4月1日:駅の完全無人化

 
(駅 名 標)

 
(釧路方面を望む)

 
(跨線橋から滝川方面を望む)

 
(駅舎・ホーム側)

 
(上厚内駅駅舎)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:2002(平成14)年5月20日


東海道本線 草津駅!

2016年08月12日 | 

滋賀県草津市にあるJR西日本の草津駅は、東京駅から名古屋駅、米原駅を経由して、神戸駅までを結んでいる東海道本線(589,5km・支線を含む)の駅で、草津線の接続駅でもあります。 もともとは官設の湖東鉄道の一般駅として、1889(明治22)年7月1日に開業しました。

島式ホーム3面6線を有する直営駅です。
1967(昭和42)年4月に完成した橋上駅舎が健在です。

2014(平成26)年度の1日の平均乗車人員は年度の1日の平均乗車人員は27,966人で、JR西日本の駅の中では第28位です。 また、滋賀県内の駅では南草津駅に次いで2番目に多く、関空特急「はるか」、特急「びわこエクスプレス」や特急「ひだ」も停車します。

  <草津駅の年表>

 ・1889(明治22)年7月1日:官設の湖東鉄道の一般駅として開業
 ・1889(明治22)年7月1日:関西鉄道の当駅~三雲駅間が開通
 ・1895(明治28)年4月1日:線路名が東海道線となり、同線の駅となる
 ・1907(明治40)年10月1日:鉄道国有法により関西鉄道が国有化される
 ・1909(明治42)年10月12日:国鉄線路名称制定により東海道本線となり、同線の駅となる
 ・1967(昭和42)年4月12日:橋上駅舎の供用開始
 ・1968(昭和43)年4月10日:西口開設
 ・1986(昭和61)年11月1日:貨物取扱い廃止
 ・1987(昭和62)年3月31日:貨物取扱い再開
 ・1987(昭和62)年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅となる
 ・2009(平成21)年3月14日:再び貨物取扱い廃止

 
(左はJR西日本の駅名標:右は国鉄時代の駅名標)

 
(京都方面を望む)

 
(草津駅東口)

 
(草津駅東口)

 
(駅 舎 内)


 撮影年月日:国鉄時代の駅名標のみ1990(平成2)年3月16日、その他は2016(平成28)年7月3日