よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

頂を目指して一歩ずつ-奈良県御杖村:三峰山

2025年02月27日 | 奈良(奈良市以外)
Mt.Miune, Misue Village, Nara Pref.

さてさて、例年になく積雪量が多い三峰山(みうねやま)にやって来たワタクシ達ですが、
山頂に向かって軽快な足取りで登山道を登って行きました


歩き始めて約1時間半。山小屋があるのですが、そこで5分ほどの小休止。ここからは休憩を取らずに一気に山頂に向かいます


木々の枝に霧氷が見えてくるようになりました。よく「霧氷」と「樹氷」という言葉が混同されるのですが、ちゃんと違いがあるんです。
霧氷は、過冷却された霧粒が風で木などに吹き付けられ、その刺激で氷となって付いたものです。木に白い花が咲いたように見えます。
樹氷とは、実は霧氷の一種で−5℃以下に冷やされた過冷却の濃霧が凍結付着してできた氷の表面の事の名称です。
たいへん脆く触ると簡単に壊れてしまうほどで、そのため風が弱い時にできやすいそうです。
また、風上に向かって付着して大きくなっていく姿から「えびの尻尾」とも呼ばれるんです


道標の上に「雪だるま製造機」で作られた小さな雪だるまが置いてありました。
これはこれでいいのでしょうが、ワタクシはやっぱり手で固めて作る雪だるまの方が好きですな


木の幹や枝にもビッシリと霧氷が張り付いています。この日も朝はかなり冷え込んだんです


地元の御杖小学校の子ども達が作った道標がありました。「山頂まであと300m」…この言葉に元気が出ます


北東の方向に展望が開けた場所がありました。見事な冬山の景色が目の前に広がります。
ただ、シャッターを切ろうとすると手袋をしたままという訳にはいきません。当然ながら手袋を外します。
すると指先が悴んでくるんです。でも、写真を撮ることが優先ですな


気温が低いとバッテリー消費量が多くなるんです。ですので予備バッテリーを持っていくことは必須です。
またカメラの中で低温になったバッテリーも、ポケットの中などに入れて温めておくと復活するんです。
冬山で撮影するときなどは、使い捨てカイロを使って温めることもありますわ


分厚い雲に覆われていた空から、少し日差しが射してきました。青空が見えるといいなぁ

PS.この日のワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.com/activities/37718673

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


奈良県は県の人口が約130万人なんですが、その9割は県北部に集中しています。
県南部の大半は人口が5000人に満たない町村でして、三峰山がある御杖村は人口1500人ほどしかいないんです。
さらに御杖村よりも人口が少ない村が7ヶ村もありまして、野迫川村なんて約350人の人口しかいないんですよ。



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