Ashinoko Lake, Hakone Town, Kanagawa Pref.
さてさて、寒いのを我慢すれば箱根海賊船から見る芦ノ湖の風景は素晴らしいものでした。
正面に見えるのは箱根駒ヶ岳。地形的にいうと箱根山の中央火口丘になります。
年末ですので山頂に雪が積もっているのは当然でしょうが、山腹にまだ秋の色合いが残っているのは驚きでした。
猛烈なスピードでモータボートが走っていきました。ワタクシなどは「危なくないんかな」と心配してしまいます。
昨日のブログにも書きましたが、芦ノ湖は箱根火山のカルデラの中にある「カルデラ湖」です。
今から約3100年前に起きた大涌谷付近の噴火による土砂が、当時仙石原を流れていた川をせき止めたため上流に水が溜まって湖となりました。
ですので、歴史的にいえば非常に新しい湖なんですね。
芦ノ湖の名は、岸辺に「芦」がいっぱい生えていたことから付けられた名だと言われているそうです。
読み方は今では「あしのこ」ですが、これは明治以降、漢字を音読みすることが多くなったためで、
それまでは「あしのうみ」と呼んでいたようです。
向こうに見える鳥居は箱根神社の鳥居なのですが、この鳥居は「平和の鳥居」と呼ばれています。
1952年、サンフランシスコ講和条約締結と当時の皇太子明仁親王の立太子の礼を記念して建立されたものだということです。
船は箱根町港に着きました。ワタクシ達の短い船旅はここで終わりです。
港を降りたところが箱根駅伝往路のゴール地点、そして、復路のスタート地点です。
そのすぐそばに「箱根駅伝ミュージアム」という博物館があり、箱根駅伝の様々な資料が展示してありました。
博物館を見学して出てくると二人の男性がいて、一人が「私の母校が今年はシード権をとってくれるかと期待してるんですよ。
幟の前で写真撮っていただけますか」と立教大学の幟の前で撮影をお願いしていました。
お願いされていた男性は「私は大東大の卒業生なんですよ。次は私を大東大の幟と一緒に撮ってください」と言っていました。
こういう時に母校愛って強まるのでしょうね。
今年の駅伝は青山学院大の連覇でした。とりわけ5区の山登り、6区の山下りは見応えがありました。
来年も青山学院大の連覇が続くのか、それとも駒澤大や國學院大がリベンジを果たすのか。
あるいは伝統校の早稲田大や中央大が巻き返すのか。きっと来年もテレビの前で見てしまうのでしょうな。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
箱根駅伝って考えてみると、関東陸連に所属している大学のみが参加できる「ローカルな競技会」なんですよ。
にも関わらず、日本のすべての陸上競技の大会で一番視聴者の多い大会でしょうね。
なにせ正月はくだらないバラエティ番組とかばかりなので、スポーツ番組を見ているのが一番楽しいですね。
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さてさて、寒いのを我慢すれば箱根海賊船から見る芦ノ湖の風景は素晴らしいものでした。
正面に見えるのは箱根駒ヶ岳。地形的にいうと箱根山の中央火口丘になります。
年末ですので山頂に雪が積もっているのは当然でしょうが、山腹にまだ秋の色合いが残っているのは驚きでした。
猛烈なスピードでモータボートが走っていきました。ワタクシなどは「危なくないんかな」と心配してしまいます。
昨日のブログにも書きましたが、芦ノ湖は箱根火山のカルデラの中にある「カルデラ湖」です。
今から約3100年前に起きた大涌谷付近の噴火による土砂が、当時仙石原を流れていた川をせき止めたため上流に水が溜まって湖となりました。
ですので、歴史的にいえば非常に新しい湖なんですね。
芦ノ湖の名は、岸辺に「芦」がいっぱい生えていたことから付けられた名だと言われているそうです。
読み方は今では「あしのこ」ですが、これは明治以降、漢字を音読みすることが多くなったためで、
それまでは「あしのうみ」と呼んでいたようです。
向こうに見える鳥居は箱根神社の鳥居なのですが、この鳥居は「平和の鳥居」と呼ばれています。
1952年、サンフランシスコ講和条約締結と当時の皇太子明仁親王の立太子の礼を記念して建立されたものだということです。
船は箱根町港に着きました。ワタクシ達の短い船旅はここで終わりです。
港を降りたところが箱根駅伝往路のゴール地点、そして、復路のスタート地点です。
そのすぐそばに「箱根駅伝ミュージアム」という博物館があり、箱根駅伝の様々な資料が展示してありました。
博物館を見学して出てくると二人の男性がいて、一人が「私の母校が今年はシード権をとってくれるかと期待してるんですよ。
幟の前で写真撮っていただけますか」と立教大学の幟の前で撮影をお願いしていました。
お願いされていた男性は「私は大東大の卒業生なんですよ。次は私を大東大の幟と一緒に撮ってください」と言っていました。
こういう時に母校愛って強まるのでしょうね。
今年の駅伝は青山学院大の連覇でした。とりわけ5区の山登り、6区の山下りは見応えがありました。
来年も青山学院大の連覇が続くのか、それとも駒澤大や國學院大がリベンジを果たすのか。
あるいは伝統校の早稲田大や中央大が巻き返すのか。きっと来年もテレビの前で見てしまうのでしょうな。
使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2
箱根駅伝って考えてみると、関東陸連に所属している大学のみが参加できる「ローカルな競技会」なんですよ。
にも関わらず、日本のすべての陸上競技の大会で一番視聴者の多い大会でしょうね。
なにせ正月はくだらないバラエティ番組とかばかりなので、スポーツ番組を見ているのが一番楽しいですね。
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「あしのこ」より「あしのうみ」の方がいいですね。
「おうみ」や「とおとうみ」のように。
で、昔はあしのうみだったんですね。
勉強になります。
駅伝ミュージアム、昨年?一昨年かな?
行きましたよ~。
で、母校の前で写真を。
駅伝は、ドラマがあるから面白いけど
最近はぶっちぎりで、あまりドラマが
ないですね~。
凸
お正月に限らず、バラエティー番組が多すぎる気がします。もとより、若年層はTV離れ、年配者はバラエティー見ない方向だとすれば、何を見ればと思ってしまいます。
カルデラ湖、川がせき止められてできたのですね
雨水がたまったのかな(^^;)
それにしては水がとても綺麗、と思っていました
正月は殆どキッチンに立ってたので
駅伝は所々しか観れませんでした
お正月といえば箱根駅伝
駅伝を見ていると
お正月だなぁと感じます☆~
箱根駅伝のTVを見るのがお正月の楽しみなんです
今年連覇の青山学院大もいいですが来年はほかの大学も頑張ってほしいですね
駅伝ミュージアムというのが出来たのですね
『あしのうみ』と言ったのですね。
お正月は駅伝のため、どこにも行けない…。のが定番ですわ。
箱根駅伝。結局は関東の大学が強くて、決勝で走ることになると思います。
毎回、彼らの速さには驚きます!
雪を被った山々に、秋の風景…。
今からこうなるのでしょうか…。
青空の下で 冠雪した山が湖面に映り込んだ
リフレクションが見られのでしょうね。
ただ、綺麗だなー程度にしか見ていなかった自分の浅はかさを悔やみます。
こうして、旅行に行っても歴史を辿りながらだと、楽しみも倍増ですね
今日も素晴らしい写真を拝見して
感動しました