


今読んでいる本の中で出会い、可笑しく、楽しく、そして嬉しくなった言葉


最初は画も書も大好きな仙厓和尚の詠んだ歳を取った人の特徴。
しわがよる、ほくろができる、腰まがる、頭がはげる、毛は白くなる。
手はふるう、足はよろつく、歯はぬける、耳は聞こえず、眼はうとくなる。
身に合うは、頭巾、襟巻、杖、眼鏡、
湯たんぽ、温石(おんじゃく)、しびん、孫の手。
聞きたがる、死にともながる、淋しがる、心はまがる、欲ふかくなる。
くどくなる、気短になる、ぐちになる、出しゃばりたがる、世話やきたがる。
またしても、同じはなしに孫ほめる、達者自慢に、人をあなどる。「老人六歌仙」より
手はふるう、足はよろつく、歯はぬける、耳は聞こえず、眼はうとくなる。
身に合うは、頭巾、襟巻、杖、眼鏡、
湯たんぽ、温石(おんじゃく)、しびん、孫の手。
聞きたがる、死にともながる、淋しがる、心はまがる、欲ふかくなる。
くどくなる、気短になる、ぐちになる、出しゃばりたがる、世話やきたがる。
またしても、同じはなしに孫ほめる、達者自慢に、人をあなどる。「老人六歌仙」より
白髪、しわ、襟巻は自分も当てはまっていて、可笑しくて笑った (^w^)♥
次は嬉しくて、喜びとなったヘルマン・ホイヴェルス神父の書かれた詩。
この方は上智大学の第2代学長で、長く日本で暮らし日本で亡くなった。
『最上のわざ』
次は嬉しくて、喜びとなったヘルマン・ホイヴェルス神父の書かれた詩。
この方は上智大学の第2代学長で、長く日本で暮らし日本で亡くなった。
『最上のわざ』
この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになう。
若者が元気いっぱいで神の道をあゆむのを見ても、
ねたまず、
人のために働くよりも、
謙虚に人の世話になり、
弱って、もはや人のために役だたずとも、
親切で柔和であること。
老いの重荷は神の賜物。
古びた心に、これで最後のみがきをかける。
まことのふるさとへ行くために。
おのれをこの世につなぐくさりを
少しずつはずしていくのは、真にえらい仕事。
こうして何もできなくなれば、
それを謙虚に承諾するのだ。
神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。
それは祈りだ。
手は何もできない。
けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに、
神の恵みを求めるために。
すべてをなし終えたら、
臨終の床に神の声をきくだろう。
「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と。「年をとるすべ」より
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになう。
若者が元気いっぱいで神の道をあゆむのを見ても、
ねたまず、
人のために働くよりも、
謙虚に人の世話になり、
弱って、もはや人のために役だたずとも、
親切で柔和であること。
老いの重荷は神の賜物。
古びた心に、これで最後のみがきをかける。
まことのふるさとへ行くために。
おのれをこの世につなぐくさりを
少しずつはずしていくのは、真にえらい仕事。
こうして何もできなくなれば、
それを謙虚に承諾するのだ。
神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。
それは祈りだ。
手は何もできない。
けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに、
神の恵みを求めるために。
すべてをなし終えたら、
臨終の床に神の声をきくだろう。
「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と。「年をとるすべ」より
これを読んだときに、森田療法の「自然に服従 境遇に従順」と結びついた。
著者はこう言っている。仙厓和尚が、高齢者が示す自然の現象、性向を列挙したとすれば
ホイヴェルス師は〝美しく老いるすべ〟〝老いを恵みとして受け止める心〟を謳っている
…と。
手を合わせ 森羅万象感じつつ ただひたすらに ありがとう
(なんちゃって短歌 byはる (^^ゞ)

著者はこう言っている。仙厓和尚が、高齢者が示す自然の現象、性向を列挙したとすれば
ホイヴェルス師は〝美しく老いるすべ〟〝老いを恵みとして受け止める心〟を謳っている
…と。
手を合わせ 森羅万象感じつつ ただひたすらに ありがとう
(なんちゃって短歌 byはる (^^ゞ)


