松本春男の綾瀬市レポート(日本共産党元市議会議員)

2023年4月の綾瀬市議選で福田くみ子さんに
バトンタッチしました。

酷い区画整理事業、落合・吉岡と吉岡西部に合わせて、約1億円が

2023年10月20日 | 日記

 落合・吉岡の区画整理事業、最初の計画は丸子茅ヶ崎線と新幹線の間の台地約50㏊の農地や住宅地・工場などを物流倉庫や工場として区画整理事業を綾瀬市が行おうとしたが丸子茅ヶ崎線と県道42号線に面している工場や農地所有者などの反対で、事業が縮小され、約30haで事業を進めようとしたが地権者の反対で、更に縮小して、約12haに大型の物流倉庫誘致に向けて市が事業を進めようとしましたが、農業を守りたい地権者の反対運動で事業は消滅しました。
 最初の計画時点から事業促進派と市役所が一体になって、アンケートなどを意識的に改ざんして公表をしていたと思われます。
 市が行っていた住宅地の移転の説明は、新しい家が建てられますと説明していたが、減歩で宅地が少なくなることの説明をしないで事業の賛成者を増やすやり方です。
 同じ時期に吉岡西部の区画整理事業は、目久尻川の西側の台地に工業系区画整理を行う事業で話し合いが行われ、落合吉岡と吉岡西部の両方の事業が進められ、両方の調査事業に約1億円が使われましたが議会でも追及しましたが調査費の助成として明確な回答は有りませんでした。
 綾瀬市が業者に事業を発注した場合は、議会の決算で細部まで確認出来ますが、市が地域の団体に補助金として支給された場合は、組合の決算で議論する内容で議会では補助金の支出しか議論が出来ない壁が有りました。
 組合の議論での参加者が質疑しても明確に答弁が出来ずに曖昧になって終わったと聞いています。
 落合吉岡は、途中までは地権者に正確な情報を出さないで賛成者が多いと説明を繰返しましたが、長い年月が過ぎましたが業者が事業の賛成者が少ない事実を明らかにして撤退しました。
 吉岡西部は地権者の賛成が有り話し合いを進めていると説明していましたが、地権者の賛同が無く事業が消滅していました。
 あの1億円はどこに消えたのでしょうか?