横浜中央市場 まぐろ問屋【八清】

まぐろ問屋八清は
「本当においしいもの」にこだわり、
新鮮な最高級の鮪を皆様にお届けしています。

魚介類の卵

2009年09月03日 | 市場の様子
おはようございます!横浜市場、まぐろの八清です!!

今日は魚介類の「卵」について!

日本人は鶏の卵はもちろん、たらこなど魚の卵も生のまま食べますよね。
それが旨味が詰まっていて非常に美味しいのですが、
世界の多くの地方ではちょっと抵抗があるかもしれませんね。

普通、食用の魚介類の卵は、産卵後のものを漁獲することは稀です。
大体の場合で、メスが体内に持つ成熟した卵巣を取り出し、
食用とするのです。その為、他の動物の卵とは違い、
日本では「卵」と呼ぶものの実物は産卵される前の”卵巣”や
それをほぐしたものを指し、内臓として扱われることも多いのです。
魚介類のうち、魚類の卵巣は真子(まこ)とも呼ばれます。

では食用にされる魚介類の一部を挙げてみましょう。
(産卵前に卵巣を取り出すもの)
★  鯛の子        タイの卵巣
★  筋子         鮭の卵巣。ほぐしたものをイクラという。
★  カズノコ       ニシンの卵巣
★  とびこ         トビウオの卵巣をほぐしたもの。「とびっこ」とも言います。
★ たらこ(明太子)   タラ(スケソウダラ)の卵巣
★ キャビア       チョウザメの卵巣をほぐしたもの
★ カラスミ        ボラの卵巣
★  ぶりこ        ハタハタの卵巣
★ フグの卵巣     (多くは猛毒を含むため、日本で食用とするのは石川県の河豚の卵巣の糠漬けのみ)
★子持ちシシャモ    あるいはカペリンといいます。
★ このこ(くちこ)    ナマコの卵巣
★  ウニ        卵巣部分を食べます。
★ たこまんまタコ   (ヤナギダコ)の卵巣
★  内子        カニの卵巣
★  外子        カニの卵
★ えびこ(蝦子)    エビの卵

<産卵された魚卵を食用とするもの>
☆ 子持ち昆布      昆布にシシャモを産卵させたもの。多くは養殖。
☆海藤花(かいとうげ)  タコ(マダコ)の卵


書いてるだけでお腹がすいてしまいそうですが(笑)
さて、今日はもらった明太子をあつあつご飯にのせて食べるのが楽しみです♪


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