横浜中央市場 まぐろ問屋【八清】

まぐろ問屋八清は
「本当においしいもの」にこだわり、
新鮮な最高級の鮪を皆様にお届けしています。

10月も終わりです。

2009年10月31日 | 市場の様子
おはようございます!横浜市場、マグロの八清です!!

今日で10月も終わりです!
温暖化により汗ばむ日もありますが、風はすっかり秋らしいですね。

沈丁花。すすき。夜長。名月。虫の音・・・・・・
もう目にも耳にも秋だと感じられる今日この頃ではありますが、
『秋きぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる』
と藤原敏行が詠んだように、日本には「風で秋を感じる」瞬間がありますね。

そういった自然のありのままの姿を肌で感じ、愛でようとする
日本人の感性を、私たち誰もが受け継いでいるわけです。
忙しない生活を強いられる毎日の中で、ふと自然の中の美しいものに
目をやり、心を動かされる瞬間を大切にしていきたいですね。

 HAPPY HALLOWEEN TO YOU!



■□■お問い合わせはこちらまで■□■
幸せの鮪
株式会社 八清
TEL :045-441-8694
FAX :045-451-0988
MAIL:hassei@calls.ne.jp

ツナサラダ。

2009年10月30日 | 八清ウレシピ☆
おはようございます!横浜市場、マグロの八清です!!

先日貰ってきたマグロ、毎日食べていたんですが、
赤身の部分が少し残ってしまいました。
明日家を空けてしまうので、旦那さんに赤身を利用してツナサラダを作ってきました。

材料は、
●ピクルスのミジン切り
●玉葱のみじん切りまたはセロリ
●細かく切った酸っぱめのリンゴ

これらと茹でたマグロ(ツナ)を、マヨネーズ、塩、コショウを
適量入れて和えるだけ。
ガーリックやハーブミックスの調味料を使うと更に風味UPです。

これをパンにのっけたり挟んだりして食べると美味しいですよ!

今日は暑いですね!
秋の週末、皆さまお楽しみくださいませ


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ハロウィン。

2009年10月29日 | 雑談
おはようございます!横浜市場、マグロの八清です!!

10月31日は皆さんご存知、ハロウィンです!
今日から3日間だけ、ハロウィンのテンプレート(壁紙)にしたいと思います!

11月はキリスト教で死者の月。
その前日の31日の夜は、死者の霊・“ゴースト”たちが
今夜限り!とこの世に蘇って来てはenjoyするのです。

子どもたちがお化けの仮装をして
"Trick or Treat!(=お菓子くれなきゃイタズラしちゃうぞ!)"と
お菓子を貰いにいくのは、そんな恐~いゴーストたちに
「ぼくはおばけの仲間だよ!」とアピールすることによって
襲われるのを避けるためなんですって。なるほど

みなさんもお子さんに仮装させて、お隣のおうちに行ってみては?
ご近所づきあいが減ってきた今の日本には、
そういう交流もたまにあると素敵ですね


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紅葉?黄葉?

2009年10月27日 | 雑談
おはようございます!横浜市場、マグロの八清です!!

台風20号も太平洋側に去り、今日はまさに台風一過と言える良いお天気です
5階事務所も暑いくらいなので窓をあけてブラインドは閉めています
私も朝、一気に洗濯物を片付けてきてひと段落です。

さて、社長は、今日から市場の役員の人と共に京都に出張です。
まだあの京都の美しい紅葉には時期が早いですが、
風情ある町並み、歴史あるお寺を散策するだけでも心が癒されます。

ところで皆さん、奈良時代は黄色い葉の方が好まれていたのご存知ですか?
今でこそ「紅葉」といえば紅(あか)い葉を愛でますが、
日本最古の歌集である「万葉集」では、黄葉(こうよう)=黄色く色づいた葉
を愛でる歌が多く詠われていたらしいのです。

というのも、奈良時代の日本は中国に大変影響を受けており、
黄色という色が好まれたのもその影響があるとか。

中国の陰陽五行説(占い・哲学のようなもの)において、
色を方角に当てはめたりするのですが、その際、
青は東、黒は北、白は西で赤は南、そして黄色は中央となっています。
つまり、黄色は中国の真ん中→皇帝がいる所を差すのでしょう。
その考え方からすると、黄色は一番高貴な色というわけです。
「黄河」、「黄砂」など、黄土の大地から生まれた中国文明らしい発想ですね。

そんな背景もあり、奈良時代には黄葉が好まれていましたが、
平安時代に入り日本人独自の感性が生きてくると、
「紅い葉の方が美しいではないか」ということで
紅葉を愛でるようになったのでした。

・・・と、ちょっと日本文化の余談でした


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八清のお寿司屋さん

2009年10月26日 | 市場の様子
おはようございます!横浜市場、マグロの八清です!!

一昨日から雨が続いている横浜ですが、皆さん体調は如何ですか?
台風20号がやってきているそうですが、水曜日にはきっと晴れるでしょう

今日はときわ寿司さんがシャリを沢山ジャーに入れて持ってきて
下さったので、三谷さんがお寿司を握っていました

やっぱりマグロのお寿司は1番ですね
(・・・と、八清のお店の人はそう思ってます

しかしお寿司は手で食べますので、
インフルエンザ対策として手のアルコール消毒をお忘れなく
アルコール消毒は、手の平だけでなく手の甲・指先に至るまで、
15~20秒ほどよく擦り込ませることが大事です
私の家も小さな子どもがいるので、気をつけたいところです。


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明日はお休みです。

2009年10月24日 | 市場の様子
おはようございます!横浜市場、マグロの八清です!!

なんだかスッキリしない曇り空の横浜ですが、皆様いかがお過ごしですか?

10月も残すところあと1週間。
月日が過ぎるのもあっという間ですね。
八清では早くも年末の商材見積書などを
作成し始める時期に差し掛かっています。

年末、暮れが市場の繁忙期
後約1ヶ月で12月です、がんばりましょう

明日は雨の予報が出ていますのでご注意
楽しい週末をお過ごしください


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続・しめ鯖

2009年10月23日 | 八清ウレシピ☆
おはようございます!横浜市場、マグロの八清です!!

昨日のブログでご紹介した『しめ鯖の作り方』は、
いつもより多くのアクセス数を頂いたようです!
皆さんしめ鯖には興味がおありのようですねぇ

そのしめ鯖を今日しゃり玉の上に乗っけて試食しましたが、
ちょうど良いしめ具合で食感もよく、とても美味しかったですよ

さて、台風20号が近づいているようですが、
10月も後半なのにまた台風とは、やはり異常気象なのでしょうか。
直撃しないで逸れてくれれば良いですね。


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しめ鯖の作り方

2009年10月22日 | 八清ウレシピ☆
おはようございます!横浜市場、マグロの八清です!!

最近は秋晴れが続いていいお天気ですね。
急ぎ足で歩くと少し汗ばむくらいです。

昨日小物やさんから鯖を頂いたので、社長がしめ鯖を作っていました。
今日は一般的なしめ鯖の作り方をご紹介します!

<しめ鯖の作り方>
1 最初に内臓、エラ、頭を切り落とします。
  新鮮な物はウロコが付いているので、最初にウロコも取り除きます。

2 三枚に下ろし、腹骨をすきとる。(※これは最後食べる時でも良いです。)
  血合い骨は骨抜きで、なるべくキレイに取り除く。
  身の繊維方向にそって抜かないと、身が割れてしまいます。
  取り残した骨は、最後にスライスしながら抜き取ると食べ安いです。

3 なるべく たくさんの天然塩で、表面を覆うようにシメます。
  バットや皿に並べ、冷蔵庫で1時間から2時間程度置きます。
  あまり〆すぎると堅くなるので、 水が出てくればOKです。

4 ★ポイント★
  この時、バットや皿を少し斜めしておくと、
  出た水に鯖が浸からない為より美味くなります。

5 鯖に付いた塩を洗い流します。酒や酢で洗い流すと良いと思います。
  洗い流したら、キッチンペーパーか固く絞った布きんで水気を拭き取ります。
  
6 冷凍保存用パックに
     酢300cc / みりん100cc / 砂糖小さじ5杯  をよく溶かし、
  これに5の鯖を5時間~15時間漬け込みます。よく空気を抜くのがコツ♪
  すぐに食べない場合は、適当に漬かった鯖をラップに包んで冷蔵庫で
  保存すれば2日は美味しく頂けます。

<漬け酢のイロイロ>
  ☆穀物酢10に対してミリン1、レモン汁少々。
  ☆穀物酢に寿司酢を1~5割ほど混ぜる。
  ☆穀物酢に甘酢生姜の漬け汁を混ぜる。  などなど、お好みで!
  鷹の爪や醤油を少し入れるのも美味しいです。

7 食べる時に頭の方から皮を剥く。
  身が壊れないよう、丁寧に剥きましょう。
  手で簡単に剥けますよ♪ お好みのサイズにスライスして召し上がれ☆

<切り方のコツ>
  サバの身は前後に細く、中ほどが太くなっています。
  身の厚みは中央部と頭の方が厚く、尾のほうが薄くなっています。

  切る時は上記の事を頭に入れながら、切った刺身が
  できるだけ同じ大きさ・重量になるように心がけましょう。

  シメサバの刺身は、中央に飾り包丁を入れると綺麗に見えますので、
  まず右端から5ミリのところに飾り包丁を1本入れ、その左5ミリ
  で切り離す。と言う要領で切ると良いでしょう。

<盛り付け>
盛り付けの際は大根ツマ、大葉、などを使って盛り付けると綺麗です。


脂ののっているサバと出会ったら、是非お試しください☆
お寿司の上に乗せて食べても最高ですよ!!


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鯨肉と私たち

2009年10月21日 | 雑談
おはようございます!横浜市場、マグロの八清です!!

私たちの食事において、日々のたんぱく源はなんでしょう?
そう聞かれると、間違いなく牛・豚・鶏などの『肉』と答えるでしょう。
しかし私たち日本人は、太古の昔からそういった鳥獣の肉を
食してきたわけではありません。
日本では宗教上の理由などから、「肉食」が忌避された背景もあります。
『散切り頭を叩いてみれば 文明開化の音がする』でご存知の通り、
牛鍋が流行ったのも明治時代の頃からですし、それ以降もまだ肉は高価でした。
地方ではボタン鍋でも知られる猪肉などは食べていたし、
全く獣の肉を食べていなかったわけではありませんが、
それでも日本人のポピュラーな動物性たんぱく源といえば、
一昔前の給食などではお馴染み、鯨肉(げいにく)でした。
小型のハクジラ類を中心に、縄文時代以前を含む旧石器時代の貝塚や、
弥生時代の遺跡など古くから出土例があるそうです。

日本人は少しクセのある鯨肉やイルカの肉を、大和煮・竜田揚げの他、
鯨ベーコン・コロ(鯨肉を揚げて油を絞った残りを乾燥させたもの。)・
ウデモノ(=茹で物)(百尋ほか各種内臓を茹でたものの総称)・
塩鯨(本皮を塩漬けにしたもの)等にうまく調理して食していました。

そんな鯨肉ですが、食肉以外としても利用されていたのでご紹介します。

<食肉以外の利用>
【農薬】
 日本ならではの鯨油の活用法は農薬でしょう。
 田んぼに鯨油を撒くと、一面に油の膜ができます。
 その後に、棒などで稲をたたき、害虫を油膜の上に落として退治するのです。

 この方法は江戸時代後期に発案されて全国に広まり、
 米の増収をもたらしたと言われています。
 また、鯨油を牛などの家畜のからだに塗り付けて
 アブなどの害虫から守ったという話もあります。
 
【からくり人形への利用】
 鯨ヒゲについては、からくり人形のぜんまいや釣竿の穂先など、
 欧米と同様にさまざまな素材に用いてきたようです。
 特に文楽人形の命ともいえる精妙な"首の動き"は、
 鯨ヒゲでなければ出せないと言われています。

【鯨は骨まで愛される?!】
 さて、最後に残されたのは骨です。
 クジラの骨には多くの脂肪分が含まれ、これらからも鯨油がとられています。
 そして採取した後の骨さえも、田畑にまかれ肥料として利用されたようです。
(河出書房新社「クジラの謎 イルカの秘密」)より

この通り、日本人は食用としてのみならず、
クジラのすべてを利用し尽くしてきたのでありました。
調べたところ、世界各地でも沿岸部を中心に鯨肉を食べていたといいます。
しかしそれは17世紀頃までで、沿岸鯨類資源の枯渇から沖合い・遠洋へと
漁場が移動するにつれ、鯨油としての利用が主流になってきたとのこと。

そんな背景があったのですね。
今まで鯨を食用とするのは日本人くらいなものと思っていましたが、
中世ヨーロッパの人々も食べていた事実を始めて知りました。
今は捕鯨はかなり規制をされていて貴重な存在となっていますが、
私たちのたんぱく源、さらには産業の必需品、文化の担い手と
なってきたのですね。


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検便提出日。

2009年10月20日 | 市場の様子
おはようございます!横浜市場、マグロの八清です!!

お食事中の方、申し訳ございませんが(笑)、
今日は検便提出日でした。

友人と話していて、職場で検便があると言ったら
「え、検便まであるの?学校みたい…」と驚いていました。
市場で検便が始まったのは、かつてO-157が流行った時から。
あとで聞いた話ですが、
『食品を扱う職種として、食の安全を守る為に始めよう
ということで当時衛生担当だった社長が進言したのだそうです。

めんどくさいなぁと思いがちですが、
大事なことですね


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