2014年度のプロ野球日本シリーズは
- 204年10月25日(土曜日)甲子園球場などで
- 福岡-阪神
で開催されることが、今日決まりました。
流れがわかりにくい人のために用意したのが、おなじみの一覧表です。
別に、どこが勝とうと「アッシにゃ~ぁ関係ございません」が、気になる人がいないこともありません。
- 日本ハムの大谷投手(11勝で10本塁打はすごい)は3年目の来年が楽しみ。
- 読売坂本のあたりが出ず冬の季節が到来したためクライマックス・シリーズを勝ち抜けなかった戦犯とされ、文字通り坂本冬美か(笑)。
- 阪神も、西岡・福留・マートンなどの外様の活躍次第で日本一の可能性があります。
本日の試合後、
負けた北海道の稲葉(今年限りで引退を表明済み)が、敵である勝った福岡の選手たちによって胴上げされたのは、なかなか感動ものでした。今日で引退とはいえ、敵の球団から胴上げされることは、そんなにないもので、じ~んときたものです。
稲葉(いなば)は、別に荒川静香の「いなばウアー」と何の関係もございませんが、WBCにも選出された渋い打者。太いバットを、振り抜く印象はないものの、鋭く振って安打を製造してきた名選手でした。
それにしても今回のパ・リーグのクライマックス・シリーズ
勝った秋山監督は、日本シリーズへ進出しますが、こちらも日本シリーズが終わり次第、監督を引退する旨、表明済みで、一喜一憂せずに堂々と試合を進行させていました。負けた北海道の栗山(くりやま)監督も堂々としており、両チームの監督が立派だったという印象が残っております。
福岡は、秋山監督のあと誰を監督に迎えるのか。かりに日本一になったら、あとの監督、例えば今うわさになっている工藤はやりにくいことでしょうね。どうがんばっても前の監督と同じかそれ以下ですから(笑)。
福岡の次期監督候補といわれている工藤公康(くどう)は、愛知県生まれで、西武→ダイエー→巨人などをへて引退した224勝投手。福岡にも在籍したことがあり、決して縁は浅くない人でしょう。最も強烈な印象をもっているのは、西武の黄金時代を築いた1人ということと、福岡でも1999年に日本一になっているし、読売でも2000年と2002年に日本一を経験しています。
かつての江夏投手も、阪神を出て広島時代に1979年と1980年に日本一、1981年には日本ハムで日本一を経験しています。また三冠王3回は日本野球史上なかったことですが落合博満がそれを達成し、ロッテを出たあと1988年に中日で、1994年に読売で、日本一を達成しています。
工藤はこれら江夏や落合に匹敵する経歴をもっておりますが、さて監督は初めてですから、集客力はあるでしょうが、指導力は未知数というところ。
もしも秋山の福岡が阪神を下して日本一になったとしたら、日本一の直後に引退した監督として、大きいニュースになることでしょう。