リオデジャネイロ(ブラジル)オリンピック
2016年08月05日-21日の期間ですから、もうすぐ始まります。
- これは甲子園高校野球の日程〔2016年08月07日-22日〕とばっちり重なるので、どちらを見るべきか、悩み多い夏になりそうです!
- たとえHDDに録画しても、ちゃんと再生して見る時間があるかどうか、分りません。録画容量の関係で、せっかく録画されたのに、視聴されることなく、そのまま削除される運命か。
- いやそれに備えてBDにコピーしておく人もいらっしゃるでしょう。しかし果たしてそれが再生されないまま永遠に埋もれてしまうのかどうか(笑)。
BDへコピーすることに関する私のおすすめ
このようなときBD-RE(削除可能な保存)に一旦保管しておくことです。
HDD容量にも限界があるでしょうからせっせとBD-REに保管しておけば、あとで見直したとき、消したければ消せばよく、どうしても保管したいと思うものを再度まとめてHDDへコピー後に安いBD-Rへコピーすればいいのです。若干高めのBD-REを効果的に利用したいものです。
かなり安くなっていますから、もうBD-RとBD-REを区別することなく、どんどんBD-Rにコピーするかたもいらっしゃいます。確かに「必要だから録画した」はずですが、やはり後になると「なぜこんなこのを録画したのか」と思う番組があるのも事実ですね。こういう場合に備えて、多少は劣化するかも知れませんが、しばらくは消すことができるBD-REに一旦保管してHDDの代わりとし、削除するかどうかの判断を後日に委ねるほうがよろしいかと思います。
やたらとBD-R保管枚数が増えるのを避ける意味でも、BD-REの活用は意味のあることでしょう。
視聴に関してですが
昼夜正反対のブラジル(時差12時間)ですから問題ない、とおっしゃるのですか。それは、あまりにも甘い。甘利前大臣よりも甘い!
リオで早朝(9時~10時)は当日の日本では(21時~22時)ですから油断できません(笑)。
- 開会式で言えば、現地では「05日18:00~23:00」ですが、日本での生中継は翌日の朝「06日08:40~11:30(NHK総合)」
- 女子バレー開幕(韓国戦)で言えば、現地では「06日09:30~」ですが、日本での生中継は当日の夜「06日21:30~(NHK総合)」
つまり12時間差ということで分りやすいとはいえ
- 現地で 朝早い/ 夜遅い
- 日本で(当日)夜遅い/(翌日の)朝早い
ということですので、これ以外は、「普通の人」にとってはつらい時間帯です。たとえ一部或いは全部が、夏休み期間中とはしても、寝不足にならないようおねげーしますだ(笑)。
しかし前々回の北京五輪〔2008年08月08日-24日〕と比較すると類似点が多く、どうも雲行きが怪しくなってきました。
聖火リレー
ブラジル国内でランナーが国内政治に不満をもつ群集によって妨害され、聖火リレーが一時中断したらしいですね。
これは北京五輪の前に各国で起った「反中国」群集による史上希なリレー妨害を思い出させます。
選手村への入村
選手村の建物に不備が見つかり入村を見合わせていたようですが、見違えるほど良くなったので、オーストラリア選手が入村したとのこと。
これは北京五輪で大気汚染がひどく、開会ぎりぎりまで入村を遅らせた国があったことを思い出させます。
選手村の家具盗難
公務員などへの給料支払が滞り業務に支障があるようで、家具盗難などの被害が出るのでしょうか。
これは北京五輪で部屋の設備に問題があるなどの不満が出たことを思い出させます。
開会式への各国首脳
弾劾裁判準備のため停職中ですから開催国ブラジル大統領ルセフは開会式を欠席します。
先の北京五輪では、チベットとの対話が進まないことなどを理由に各国の首脳が開会式を欠席しました。主な欠席表明者は、英国の首相ブラウン・英皇太子、独首相メルケル(8年後の今回も現役首相)、北朝鮮総書記金正日(すぐ隣なのに)、ポーランド首相トゥスク、チェコ大統領クラウス。ただしこの中にはその後参加した人がいるかも知れません。例えばブラジル大統領ルーラは当初欠席表明したものの出席しています。開会式に出席した首脳は、こちら。
選手の参加問題
既にドーピング問題のため、例外を除いてロシア陸上競技選手の参加が認められておりませんが、ロシア選手全体の参加不許可は各競技団体の判断に委ねられ、参加できるロシア選手は限られているようです。
これは北京五輪で、政治的理由のボイコットではありませんでしたが、大気汚染などを根拠にして、選手自らが参加を拒否した例を思い出します。
リオではロシアの一部選手が参加を拒否され、北京では選手自らが参加を拒否、という違いがあります。
このほかの主な「拒否」例
- 台湾で北京五輪聖火リレーの通過を拒否(「中国の一部を通過」としたためか)・・・・・・こちら
- 埼玉の世界一砲丸作り職人 「北京五輪への提供を拒否」・・・・・・こちら
- 所持、検査拒否も処分 IOCの北京五輪ドーピング対策・・・・・・こちら
- 北京五輪男子レスリングのアブラハミアン(スウェーデン)が表彰式で銅メダル受け取りを拒否・・・・・・こちら
五輪終了後の問題
リオデジャネイロ五輪終了後に
ブラジルで深刻な財政問題が発生することも心配され、さらに国際的な金融問題へ発展しなければいいのですが。
北京五輪直後
2008年9月15日に起ったリーマン・ショックに関しては、その前からくすぶっていたものの、直後から住宅ローン危機から始まり世界的な金融危機に至ったのでした。
また、取材の自由を表明していたのに実際とは異なったり、北京五輪終了後に以前よりも一層弾圧が強化された中国。
2014年の冬季五輪直後には、ロシアによるクリミア半島武力侵略がありました。ロシアといい中国といいろくでもないのですが、最近そのロシアが東シナ海で中国と合同演習をしたらしい。いよいよ追いつめられた中国がロシアに接近し始めました。
こんな明かな「侵略」でさえ明確に「侵略」と言えない韓国のメディア、いとをかし!
とはいえ、ロシアのクリミア半島併合で韓国の考えが徐々に変わりつつあるのも事実ですね。反日や反米を続けていると、中国や北朝鮮がロシアと同じような行動を起こし、韓国を武力併合するのではないか、という恐れでした。そう、反日・反米などとのんきなことを言ってはおれないと、ようやく気付いたようです(笑)。遅すぎますが、気付いたときが一番はやい、とも言います。
このほかの心配
- 参加選手や役員がジカ熱に感染しないか。
- 五輪期間中に発生するかも知れないテロ問題・・・・・・ヨーロッパ(英・仏・独など)で多発。
- ブラジル国内の治安問題・・・・・・現在ブラジル大統領が職務を停止されていて五輪終了後に裁判を控えていますが、賛成派と反対派の衝突が起らないか。そもそも財政問題は解決するのかどうか。
このように、中国やブラジルといった国が開催する国際スポーツ大会ですから、余計に心配が大きいのですね。
さてさて、皆様はどう思われますか。