本人が否定しようが、肯定しようが、誰にも醜聞があります。ここでは最近の「中国の醜聞」を集めてみました。必要な方のために出典も明示し、あればリンクさえ提示しています。
「腐敗撲滅」を叫ぶ習近平ですが、「腐敗撲滅」とは、
習近平が国家主席在任 2013/3 に就任以降、これを打倒しようとする「中国人特有の内ゲバ」対策として、政敵をつぶそうとする運動
にほかならないようです。
他の国にはみられない中国特有の陰湿な体質
「内ゲバ・内戦・極端な対立」
とこれに対抗する
「粛清・拘束・逮捕・投獄・処刑」
もう2000年以上続いているようで、おさまりそうにありません。余りにも汚職が蔓延し過ぎており、富の分配方法に問題があるのでしょうが、これが中国流(これを「アジア流」とするのは中国共産党の「うぬぼれ」に基づく悪質な捏造)でした。
この対策の一つとして「反日」があるのであり、くれぐれも「それほど旧日本軍はひどかったのか」とだまされないやうおねげーしますだ(笑)。
政権維持のために必死で「反日」を生み出したのが江沢民あたりからだということにご注目ください。
反日であることが人間として立派だ、と信じている「危うい」勢力にも、だまされないようにして下さい。←中国・韓国の思う壷ですね!
ついでに申し上げれば、度が過ぎるほど親日に走る「うぬぼれ」勢力にも、だまされないようにして下さい。←そんな「うぬぼれ」は中国・韓国にまかせておきましょう!
地域で大きく分けると
- 現在国家主席である習近平の北京閥
- 江沢民一派の上海閥
- 共産党中枢部
- 共産党地方部
各組織での主流派と反主流派、蓄財の度合い、男女関係、などが入り込んできて自分の利益を守るのに悪戦苦闘している姿をみていると、あの
「ウソをウソで塗り固める」でっちあげもまた、中国で生きていくためには、やむを得ない「必要悪」なのか
と妙に納得してしまいます(笑)。
これらを含めて私が日頃いっていることが
腐敗を使って腐敗を撲滅しようとする
のであって、そんなもの、うまくいくはずがありません。したがって、他のどの国よりも
中国では「失脚したほうが正しく、失脚させた現政権が薄汚い」という可能性があるのです。たまたま偶然に誰かを失脚させ得たのは「法以上の別の力」があったからなのでしょう。
たとえば
かつて同じ組織で働いていた2人がいたとして、その後の運命によって、2人は別々の道を進むことになります。
1人は政権中枢に潜り込み、かつてのもう1人の友を「裏を知られている」ため拘束しようとすれば、その人は逆に中枢部にいるかつての友の「腐敗をバラす」と脅かせるのです。
つまり偶然に中枢部にいるかいないか、だけの違いであり、これが「腐敗を使って腐敗を撲滅する」ことの実体なのでした。:朝日新聞デジタル 2017年1月7日05時00分
具体例をみていきましょうか。
習近平の側近とされる王岐山(おう きざん 1948- )が習近平になりかわって、「反腐敗運動」をもり立てているようですが、王岐山そのものに疑惑があるとの報道です。
もちろんこれは、反王岐山の陰謀かも知れませんので、そのあたりご注意下さいますよう。
習主席に脅威 側近に“黒いカネ"爆弾 「反腐敗運動」トップ自ら汚職疑惑:iza 2015.5.7 21:20
習近平の秘密を握っているとされる人が摘発を逃れて米国へ逃げ延びたらしいのですが、中国がいう「米国へ逃げた腐敗官僚」とは、習近平の腐敗を暴いた人であるかも知れないため、そう簡単には米国が引き渡すはずがありません。
かくして中国共産党系支配下にある中国の新聞が口汚くののしる米国在住の政敵をめぐって、米国と中国との駆け引きが続きます。
澁谷 司の「チャイナ・ウォッチ」 -3-
最近、汚職追及等で「中国で一番恐れられている女性」と称される胡舒立が、中国当局から指名手配を受けている中国人大富豪、郭文貴に対し厳しい批判を展開している。
一方、郭文貴は中国共産党のスキャンダルを海外メディアに暴露している。郭文貴の胡舒立への反撃である。:jfss
郭文貴は現在、米国在住らしい。
中国共産党内部の秘密をバラす郭文貴・令完成がけしからんということで、米国から中国への引き渡しを求めているのですが、この王岐山の要求に対して、前のオバマ政権は応じなかったようです。
これがトランプ政権になってどうなるかです。「比較的」ですが、トランプ米大統領は、中国よりもロシアに近づこうとしているようにみえるため、中国共産党によるこの種の引き渡しには無条件で応じないでしょう。もし応じるとすれば、決して中国が受け入れられない条件を出すかも知れません。
一言でいえば
- 「中国で腐敗にまみれた人が逮捕を逃れて米国へ逃れ、引き渡しを免れるために、今の政権中枢部の人たちの腐敗をバラすぞ、と取り引きしている」
- 「米国は、人権を盾に、こういった人を利用している」
- 「どちらにしても、中国では、いたるところ腐敗・汚職ばかりで、もう国としての体(たい)をなしていない」
というところです。
中国は、本来、自国で片付けるべき問題を、他国を巻き込んで片付けようとしているのでしょうか。
さてさて、皆様はどう思われますか。