暴動・略奪があったようですが・・・・
南アフリカで“近年最悪"略奪・暴動 72人死亡:テレ朝 2021/07/13
南ア暴動 200人超拘束…ズマ前大統領収監 引き金:読売新聞 読者会員限定 2021/07/13 05:00
南アでは
黒人貧困層の支持がある「前大統領ズマの法廷侮辱罪」という憲法裁判所の判定があり、ズマが2021年7月7日警察に出頭し収監されてから、新大統領ラマポーザと前大統領ズマの闘いになり、各地でズマ支持者による抗議デモがあり暴動略奪となりました。
マンデラ以前にさかのぼって
私に歴史を述べる資格があるかどうか、いささか心もとない感じですが、そこはブログで「個人的な好み」を交えて述べてみます。
南アフリカ共和国ですが
アパルトヘイト(1948-1994)は名実ともにまちがっておりますが、これをなくしたあとで、かえって民族間の対立が深刻化しました。
これは「アラブの春」でもそうでしたし、アメリカの「奴隷解放」「公民権運動」でも見られ、突然の変化は必ずしも「目的通り」うまくいくとは限らないのでした。
南アフリカの大統領ですが、最近に絞ると(こちら)
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- 1994-1999 ネルソン・マンデラ 高齢で即位
- 1999-2008 タボ・ムベキ 10年の長期政権
- 2008-2009 カレマ・モトランテ 半年の命
- 2009-2018 ジェイコブ・ズマ ようやく出現
- 2018-現職 シリル・ラマポーザ
今回の騒動も
もともとは「ズマが大統領となって以降も汚職疑惑は次々と出てきている」ことらしく、ズマには左派時代の出世と失職がありましたが、どうも汚職疑惑が原因だったようです。
かと言って今の大統領ラマポーザが「汚職とは関係がない」ということではありません。
このたびの事件で
死者70名以上、拘束者200名以上を出したようですが、私にはどちらが悪いのかを評価する基準がありませんので、「一刻もはやい事件の収束」を願うだけです。
収束そのものが「現状維持」とならないように祈りながら・・・・
さてさて、皆様はどう思われますか。