いや~な事件「背後から銃撃」が起っています。
もちろんトップバッターは・・・・・・
韓国政府はスイスのジュネーブの国連機関へ中国を名指しはしないものの「北朝鮮からの脱北者を強制送還している」として人道人権面で訴えたという。
これに対して中国は「中国の内政問題を国際的な話題にするのに反対」、北朝鮮は「この話題を利用している」などと消極的。
北朝鮮から中国へ逃げる人たちは、背後から自国の軍隊に射殺される危険をおかして脱北してきた。中国も今までは受け入れてきて国境付近の朝鮮族と一緒に生活させてきたのかもしれないが、最近変わってきた。
隣国から不法に入国してきた外国人は当然密入国者だが、自国から死を決意して逃げてきた人々を本国へ強制送還すると当然処刑されることを知りながら、隣国からの依頼で強制送還するようになったはずだし、人権感覚が皆無の国であるという印象を与えている。こうなったら脱北者は、中国への国境を超えるのではなく、海路で韓国へ逃げることが多くなるだろう。: NHKニュースを聞いて 2012/02/28 07:40:44
随分ふるいニュースで、8年前の記事を意訳しました。
北朝鮮軍人が、中国の朝鮮族自治区へ逃げ出す同国人を背後から銃撃するニュースです。
中国・韓国が国交を結んだのは1992年08月24日でしたから、国交樹立から20年も経過しているのに、その頃からすでに中国・韓国関係は順調とは言えませんでした。
尤も、その原因が中国にあるのか韓国にあるのか、何とも言えませんが、多分「双方に非がある」のでしょう。
トランプが「違法な白人至上主義者とそれを非難するデモ隊」の衝突のあとで「双方に非がある」としたのですが、まったく意味が違いますね。
脱北者を北朝鮮へ強制送還するのが「中国国内問題」とするのには無理があります。その後も、外国へはしつこく干渉しながら、自国が外国から指摘されると、内政干渉だと叫ぶ「愚かな中国共産党」でした、まる。
もっとさかのぼりますか・・・・・・
中共軍は面目を失い、カンパ族に対する中傷宣伝に躍起になった。泥棒、強姦、殺人などの罪をなすりつけ、「人民日報」はじめ中共マスメディアは世界じゅうに嘘八百を並べ立てた。もちろんこうした犯罪は中共軍によって長年繰り返されてきたものだ。それでも飽き足らず、中共はカンパ族に化け、村々の馬や牛を盗んで回った。略奪行為を行っている者は、チユシ・ガンテゥクの手によって見つけられ次第射殺された。中共のデマにも一握りの事実がなきにしもあらずであった。治安の悪化にともない古の悪弊であるアムド・カンパ族自身の略奪の習慣が起り、悪事を働く者も出始めていた。ゴンポ・タシはそんなやからは見つけ次第射殺しろと村人に指示を出していた。
中共軍はチエシ・ガンテゥクにスパイを潜入させたが、正体がばれるとことごとく処刑されるか、額に烙印はうちくを押されたり、耳や指を切り落とされたりして放逐された。これが功を奏したのか中共軍はスパイを送り込むのをふっつりと止めてしまった。
「中共軍の士気はすこぶる低く、数で十分優っていない時は大抵逃げ出してしまった。中共軍将校は兵士たちを背後で見張り、逃げようとする中共兵を射殺していたのを度々目撃した」とゴンポ・タシは語っている。:P.166-167 マイケル・ダナム山際素男・訳「中国はいかにチベットを侵略したか」講談社インターナショナル2006年6月20日第3刷講談社現代新書
長くなりましたが、中国共産党(中共)軍も負けてはいません。
このように50年以上前に中国による暴力的なチベット併合時代から、中国は自国の兵士を背後から見張り、逃げ出す兵士を射殺していたようです。
そういう中国ですから北朝鮮へ
「北朝鮮から中国朝鮮族自治州(1955年に自治区から州に)へ逃げる北朝鮮人を背後から射殺するよう助言した」
と推察するのは容易です。
これで「背後から自国人を銃撃するのが、北朝鮮・中国」であるという記事を配信する事ができました。
北朝鮮兵士が韓国人観光客を射殺、金剛山
【7月11日 AFP】(一部更新)北朝鮮の観光地、金剛山(Mount Kumgang)で11日、韓国人観光客の女性が北朝鮮兵士に銃で撃たれ死亡する事件があった。韓国統一省高官が明らかにした。統一省はこれを受け、同観光地へのツアーを暫定的に中止すると発表した。
韓国の聯合(Yonhap)ニュースが政府関係者の話として伝えたところによると、亡くなったのはパク・ワンジャ(Park Wang-Ja)さん(53)で、午前4時半ごろ、ゴルフコース付近を散歩しているうちに軍の立ち入り禁止区域に迷い込んでしまい、胸部と足を撃たれた。:afp 2008年7月11日 18:27
これは「背後から自国人を銃撃」したのではありませんが、10年前の朝鮮半島の南北関係を象徴するできごとだったことを強調する意味でご紹介しました。
10年前は敵対関係にあった朝鮮半島の南北が、文在寅左翼政権誕生後の1年ほどにわたって、奇妙なほど「見かけ上」親密になりつつあります。
現在2018年10月の今、これをどうとらえるかです。
- アメリカは、制裁違反をしばしば耳にするものの、国連による北朝鮮制裁が効いてきたからだとします。
- 一方韓国は、これをいい機会だととらえ、事実上の制裁措置破棄(いつものことですね)を試み、いつも通り文在寅は限りなく「無批判に北朝鮮へ接近」しつつあります。これが合法を偽装する韓族の手口であり、瀬戸際外交の本質でした。
自ら唐の臣下になり下がることによって、背後から百済と高句麗を攻め滅ぼした新羅は、9世紀に入ると、中央の権力が弱体化して国内が乱れ、地方で豪族が割拠するようになった。そして936年に高麗朝と交代した。高麗朝はナショナリズムを甦らせ、高句麗と百済の精神的な再興を企て、再び韓民族の誇りを取り戻させた。:P.33 崔基鎬(チェ・ケイホ)「韓国堕落の2000年史」祥伝社黄金文庫
中国・朝鮮半島の歴史は、中国人や朝鮮半島人には決して任せられません。うぬぼれも甚だしいからです。
そうでなくても怪しい歴史書を、一層あやしいものにするのが、例外はあるでしょうが、漢族・韓族なのでした。
よって、いろいろな歴史書をひもといて、それらの中から必要なものを抽出したものが「歴史」という名に値するのでしょう。
すべてが分かった。ここ数年のナゾが解けた。共産党の手の内が、火を見るように明らかになった。この荒唐無稽な反日宣伝運動を背後から操っているあの汚い手、あの陰湿極まりない下心が、はっきりと見えてきたのである。
まさに、自らの統治基盤を固めるために、自らの一党独裁的政治体制を維持していくために、共産党政権は総力を動員して、あの手この手で日本を「悪魔の侵略民族」に仕立ててきたのだ。
若者たちの敵愾心を、共産党自身にではなく、まさに日本という「外敵」に向かわせていくために、日本に対する憎しみの感情を計画的かつ継続的に煽り立ててきたのだ。
その恐ろしいほどの教育・煽動運動の長期的遂行によって、中国の国民、若者たちを洗脳して共産党の盲従的擁護者に変えていくのだ。「反日」とは結局、中国共産党の党利党略から仕掛けられた世紀のペテンである、ということなのだ。: P.93-95 石平(せきへい)「私はなぜ中国を捨てたのか」ワック株式会社 2011年1月7日第10刷
少し前を説明しておく必要があろうかと思います。
石平は、中国四川省出身の著述家で日本在住で2007年に日本国籍を取得済みですが、ときどき中国へ帰ったときに、甥が変わってきたことを知ります。
つまり中国共産党が、自らの失政を隠すために、日本を外敵に仕立て、国民の前をそちらにすり替える作戦を実行し、それにまんまと引っかかった犠牲者の1人が甥だったのです。
最後に「背後から」で述べておくべき事があります。そうです、日大の「悪質タックル」事件です。
序盤、青のユニフォームを着た関学の選手が仲間にパスを投げます。イメージ通りではなかったのか,少し天を仰ぐ様子を見せたその直後…突然、日大の選手が背後からタックルし、関学の選手が地面に倒れこみます。反対側から撮影された映像には…関学の選手が膝を強打する様子がはっきりと映っていました。:mbs 2018/05/14
タックルした日大の学生が、勇気のあることに単独でインタビューに応じました。この件で監督やコーチらが解任されるまでに少し時間がかかったようです。
日大だけの問題ではないかも知れませんが、このあと日大に「水泳部員の自殺」「応援リーダー部長問題」「水泳部監督問題」などが起っています。マンモス大学の必然的な醜聞でしょうか。池江璃花子は日大に合格したようですが・・・・・・。
さてさて、皆様はどう思われますか。