カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

中国に関する醜聞 308

2017年12月13日 07時40分21秒 | アジア

ここでは「中国の醜聞」を集め、必要に応じて出典やリンクも用意しましたが、そんなに頻繁にリンクを確認できませんので、もしも「既にリンク切れ」となっていたらご容赦ください。


中国軍駐留で北朝鮮の非核化を:newsweek 2017年12月7日


とんでもない提案をしています。

題名の通り、韓国に米軍基地があるように、北朝鮮に中国軍基地をもうけて、それでもって北朝鮮の非核化を図ろうというものです。

アメリカには北朝鮮領土への野心がなく、韓国もまた同族の北朝鮮を自分の主導権下で統一したいでしょうが領土への野心はなく、しかも中国軍が駐留している所を米韓が攻撃することもないため、有力な提案だとしています。

しかし、北朝鮮の非核化は実現するとしても、南北分断は固定化され、中国にとって好ましい状況と言えます。その後になって統一を考えるとしても、中国の影響がより強い状態では、まとまるはずがありません。

問題点は

北朝鮮が中国不信感を取り除いて非核化に同意するか 

でしょうか。そうでなくても昨今、北朝鮮が中国から離れつつあり、有事の場合には金一族が、中国ではなくロシアへ亡命するのではないかと観測されています。

かりに金正恩が先制攻撃してロシアへ逃げるならば、亡命ではなく戦争犯罪人として扱えるでしょう。

こういうことから、北朝鮮は、朝鮮戦争休戦協定の破棄宣言をしながらも、敵であるアメリカに先制攻撃をさせるためのちょっかいに徹すれば、ロシアや中国の支援が得られる、こう信じているからこそ、あれほど強硬な声明を出せるのでしょう。

とにかく朝鮮半島での奇妙な「正統性」があると信じているのが金一族であり、韓国人の多くもそう考えているようなので、益々やっかいです。

もう一つの問題点は

肝心の中国共産党が崩壊するのではないか

ということですね。こうなれば元も子もありませんが、崩壊以前に北朝鮮問題を解決できると考えているようです。

ただし金正恩らは崩壊によって「元に戻る」決意をしているはずで、この場合の対応が事前に必要でしょう。

そもそも中国に問題があるからこそ、北朝鮮問題がおこったのでしょう。

法を無視する広域暴力団(中国・ロシアのどちらが山口組・住吉会かは皆樣の判断)と町のチンピラ(北朝鮮)が、世間に刃向かっている構図と言えましょうか。 

行き詰まりを見せている北朝鮮問題であり

これを解決する1つの提案だとみておきたいと思います。

さてさて、皆様はどう思われますか。


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