ギリシャ各地で異例の寒波、北部で氷点下23度 首都アテネでも積雪:afp 2019年1月9日
ヨーロッパ南部のギリシャで異例の寒波らしいですね。
ギリシャの首都アテネでも積雪がみられたとのこと。
部分的とはいえ閉鎖や休校があり、喜ぶ人も多いけれども、やっかいな問題のようです。
GoogleEarthによれば
ギリシャは、日本の東北地域に相当し、緯度はおよそ「北緯40度くらい」です。
これには、海流の影響があるようです。
- ヨーロッパの西側では、南から北へ北極に向かって暖流が流れ、その影響で「緯度が高い割には温かい」ようですが
- 日本の東側では、南から北へ流れる黒潮が、ロシア東部とアラスカ(アメリカ西部)に邪魔されて、北極とそれほど緊密ではなく、むしろ北から南へ流れる親潮があるくらいです。
- ヨーロッパと日本のちがいを海流だけで考えるなら、双方とも南から北へ流れる暖流があるのは同じですが、ヨーロッパでは北極と密接に関係しているのです。
緯度だけを考えると
ギリシャの積雪は、東北の積雪と同じですから、何も不思議ではないのですが・・・・・・
ヨーロッパでは
- 温暖化が進むと、直接北極に向かって流れる暖流が北極の氷を溶かし始め、北極海の水温が低くなり、南から北へ流れる暖流の勢いが止まり、暖流が緯度の割には温暖だった影響が少なくなり全体的に寒くなってきた、とする説があるのです。
- ヨーロッパでは回り回って「温暖化で寒冷化する」のでした。太平洋にある国家が「温暖化で海水面が上がり水没する危険がある」のと大きく異なります。
- 日本の東にはヨーロッパと同じ暖流があるのですが、アリューシャン列島などもあり直接北極と接しておらず、これがヨーロッパとの大きな違いで、日本では「温暖化で寒冷化する」ことがないのでした。
さてさて、皆様はどう思われますか。