映画「沈黙」を見に行った。
キリスト教徒でもなく、信仰心に篤いわけでもない。
人並みに、寺に行けば拝むし、神社に行ったら二礼二拍手一礼する。
キリスト教の葬儀に行けば、見よう見まねで賛美歌を歌っているようなそぶりはするし
そうするのが礼儀なら、十字だって切る。
そんな輩の俺。
映画『沈黙-サイレンス-』アメリカ版予告編
小説で遠藤周作さんの沈黙を読んだのは、たぶん、30年前くらい。
めちゃくちゃ衝撃を受けたのを今でも覚えている。
珍しく何回か読み直しもした。
映画は…期待しすぎがあったから、点数にすると辛い点数になる。
映画も素晴らしい出来だったと思うが
小説は、もっともっと、なんて言うか、もっと深かったように思う。
映画になって具体的にビジュアル化されてしまうと
何かが欠けて何かが余分に映り込んでしまうんだろうなあ。
小説では
キチジローもパードレも
もっともっともっともっともっともっと迷いに迷っていたように思う。
神であれ
仏であれ
それが鰯の頭であれ
多神教であれ
一神教であれ
きっと信ずるって素晴らしいもんなんだろうなあ。
今日はステップ45。
面白かった。
筋トレももっとって思うけど
年齢が年齢だから、今更かなあって思い始めた。