今日も定期健診日。
某マーカーの数値を経過観察して数年になる。
この日ばかりは生きた心地がしない。
検査結果が出るのがやけに遅い、もしかしたら…とか
俺より遅く受付を通った人が先に受診、もしかしたら…とか
悪いことばかり考える。
エレーン 生きていてもいいですかと誰も問いたい
エレーン その答を誰もが知ってるから 誰も問えない
(「エレーン」中島みゆき)
まあしようがねぇかと開き直ってみたり
でもなぁ…と不安が増してきたりで…。
大丈夫、生検だってやったじゃねぇか
大丈夫、CTだってやったじゃねぇか
大丈夫、echoだってやったじゃねぇか
でも、それじゃぁ何でマーカーの数値が高い?
そうでなくても数値が高い場合があるのは知ってるけど、いつまでもグレーだなんて。
医師から検査結果の数値を聞くまで、
吐きそうなくらい、いろんな想いがぐるぐる浮かんでは消えていく。
「ん…大丈夫ですよ。心配することはないと思います。」
医師からの言葉。
緊張感が一挙に弛緩する。