Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

日比谷ゴジラ

2011年06月04日 | 代表羽沢のG雑感


2011年の日比谷のゴジラ像

 以前にもここで紹介した事がありますが、東京・日比谷にはゴジラの像が立っています。ゴジラファンには待ち合わせ場所として有名で、「日比谷ゴジラ」の名前で呼ぶ方も多くいらっしゃいます。
 この像ができて以来、近くに行く用事がある時は、ついこの日比谷ゴジラの所に行って意味もなくペタペタ触ってくる事が多々ある私です。せっかく近くに来たんだからとなぜか足が向いてしまいます。
 先月このすぐ近くにある東宝本社に行く用事があったので、久しぶりに写真を撮ってみました。
 画像になって気がついたのですが、年月を重ねたせいか色が変化している事に気がつきました。よろしければ2007年5月12日に掲載した写真と比べてみて下さい。丸4年でこれだけ変わっているんです。4年の間に何度か見てきましたが、その間少しずつの変化に気がつかなかったんですね。ちょっと寂しい感じの色になっていますが、これはこれでいい味になってきていると思います。
 皆さんの印象はいかがですか?

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Gメモリーズ5周年

2011年05月21日 | 代表羽沢のG雑感
6年目のこれから

 おかげさまで今年の2月でGメモリーズセレクションは5周年を迎えました。このGメモリーズブログも3月で4年を過ぎ、これからも弊社のゴジラソフビ達で楽しんで下さっている皆様に喜んでいただけるようがんばりたいと思います。今年は年頭からいろいろあり、すでに5月の半ばを過ぎてしまいましたが、少しだけ振り返ってみたいと思います。



 弊社は創立してこの5月で18年になります。そのうち、フィギュア制作・販売業務を開始して6年。ソフビフィギュアシリーズであるGメモリーズセレクションをスタートさせて6年目となりました。これもひとえにお求めいただいている皆様、関係各社の皆様のおかげです。ありがとうございます。
 振り返ってみると、現在までソフビだけで71もの種類の商品を発売させていただきました(未塗装を除く)。しかもゴジラを中心に東宝怪獣だけです。
 開始した当初から今に至るまで、いろいろな種類のゴジラたちを作ってみたいと思ってはいましたが、現実的には目の前の1つを完成(制作から販売まで)させる事が精一杯の毎日が続いて、気がついたら今……というのが現在です。
 あの頃に思い描いていた展開と、ほとんど同じ5年後になっているなぁ…と実感しているのですが、これはとても幸せな事だと思っています。
 1つの商品を発売させていただくまでにいろいろな方とのおつきあいがあります。それを続ける事でお客様やご協力いただく方も増え、直接、間接問わずいろいろな皆様と関わらせていただいております。東宝各担当者様、金型屋さん、成型屋さん、塗装業者の方、制作材料の各業者様、ヘッダーの印刷屋さん、情報を掲載していただく雑誌やネットの各社の皆様、ゴジラ映画に関わられた関係者の皆様、会計士の先生、相談に乗って下さる経験者の方、その他各方面の皆様、そしてお求めいただいている皆様、ご意見を下さるお客様達。
 決して弊社だけの力だけで続けられたのではないという事を忘れずに、皆様に感謝する気持ちを持ち続けてこれからも作っていきたいと思います。

 個人的にはできるだけ長く続けたいとは思っていますが、いつまでやれるのかという事はまだ考えないようにしています。私事ですが、40代後半の今、同世代には普通にお孫さんがいらっしゃる方もいるように、だんだん体力的に落ちてきているので若い頃のように無理はできなくなってきている事は感じています。その分○○ゴジラを作る事は一生に一度しかないかもしれないと思うと、1つ1つにより魂を込めて後悔のないように作らなきゃと、また改めて気持ちを引き締めざるをえません。
 幸せな事に、反省は毎回ありますが後悔は今の所1つもなく続けてこられました。今後、幅広い大掛かりな展開は難しいとは思いますが、マイペースで弊社でしかできない商品提供を前向きに続けていきたいと思います。

 各方面の皆様、これからもたまにわがままなお願いをしてしまう事もあるかもしれませんが、今後もお付き合いの程よろしくお願い致します。
 商品をお求めいただく皆様、これからもできるだけ皆様に喜んでいただけるようにがんばりますので、今後ともよろしくお願い致します。

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がんばってますか?

2011年05月12日 | 代表羽沢のG雑感
皆さんからもらう刺激

 以前にもここで紹介させていただいた事がありますが、いつも弊社商品を続けてお求めいただいているお客様の橋本さん。
 新潟で「はしもと玩具店」を営んでおられ、懐かしのアイテムも数多く店内には飾られており、羽沢組ゴジラたちもたくさん店頭に並んでいます。
 ご商売以外にもお店のある商店街の活性化にも力を注ぎ、精力的な活動をされています。
 最近は、以前にも紹介させていただいた地元のお酒の企画やご当地のB級グルメ「カリーナ」の復活等でも商店街のスポークスマンとして活躍。そのため新潟県内のテレビ番組、ラジオ、新聞等にたくさん登場されています。最近では女子アナさんのブログにまで登場するぐらいです。
 お店での取材の際のテレビ映像や写真では、たまに飾られている羽沢組ゴジラたちの登場も。東京にいる私は見る事はできませんが、その都度ご報告していただき、いつも嬉しく思っています。
 お話を聞いていたりすると、以前より商店街が盛り上がってきている様子が分かりますし、形としてそれが現れているので、すばらしいと思うばかりです。そして橋本さんのように自分の夢や目標に向かってがんばっておられる方々を見るとこちらまで「がんばらなきゃ!」と励みになりますし応援もしたくなります。
 イベントでお馴染みの皆様といつもお話しさせていただいていますが、同様にお仕事や目標に向かってがんばっておられる方々の話を聞くと、自分も負けられないなと思います。ゴジラソフビ以外の部分でも刺激になっているのです。
 皆さんは今、何かにがんばってますか?

橋本さんが登場している番組のホームページ(羽沢組ゴジラもちらっと登場!)
UX新潟テレビ21「まるどりっ!」旅してちょうない。
http://uxtv.jp/blog/marudori/tabi_chonai/2011/04/post-92.html

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がんばる力

2011年05月11日 | 代表羽沢のG雑感
がんばる力

 ゴールデンウィークにまた茨城に行ってきました。
 まだまだ完全とは言えませんが、以前に比べて高速も一般道も道はだいぶ修復されていました。民家や塀、ガードレール、橋等も同様です。
 いくつか前に現地で購入できなかったものも今はほとんど買えるようになっています。
 少しずつではありますが、復興してきているのがわかります。
 一つ一つの復活、復興がいろいろな人の心や力でできているのだと感じ、それはまた前向きな気持ちがあるからこそなのだと思いました。
 人間には「がんばる力」があるのだと改めて感じます。

 被害の大きかった所や原発による警戒区域の所はまだまだ大変な思いをされておられると聞きます。
 それでも一つ一つは小さな力でも続けて積み重なっていく事で、少しずつでも元に戻るべく変わっていけるのだと思います。

 弊社では「メカゴジラ ブラックバージョン」「メカゴジラ 未塗装版」購入の方に、応援の「NEVER GIVE UP! がんばれ日本!」ポスター(4月6日の記事参照)をプレゼントさせていただいていますが、先日のスーフェスでお求めいただいたうちの何人かの方に「これ貼りますよ!!」と笑顔でおっしゃっていただきました。中にはいろんな人に見てもらえるべく職場に貼るとおっしゃっていただいた方も。
 めちゃめちゃ嬉しかったです。
 おそらくポスターを貼った所で直接的に被災地のお役には立てないでしょう。でもそれを見た人の潜在意識の中に、長く「応援しよう」という気持ちが続いていてくれれば充分だと思うのです。それが1年、2年経った後でもコンビニでの買い物後の小銭を募金箱に入れることや、何かの手伝い等、小さな事でもなにかしらの応援につながってくれればと思うばかりです。

 直接大きく被災された方々には生意気な事を言う資格はありません。でも、それ以外の方々には、「がんばる力」をそれぞれができる範囲でプレゼントできれば素晴らしい事だし、ほんんんんっとにちょっぴりでもそのお役に立てれば嬉しいです。
 私も自分のできる範囲で「がんばる力」を使っていきます。できるだけ長く。

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メカゴジラ雑感

2011年04月20日 | 代表羽沢のG雑感
メカゴジラに思う事

 今でこそ大好きですが、初めて見た頃のメカゴジラに対しては「えー! なんでこれがゴジラのロボット版なのー?」という印象でした。
 子供心にメカニコングがキングコングの印象を残しつつのロボット化されたものとしてインスパイアされていたからでしょう。メカゴジラと名乗るならば、もっとゴジラに似ていて、なおかつもっとカッコよくあってほしかったと思っていたのが当時小学生だった私。
 おそらく作品への印象も理由にあったのかもしれません。当時秋田の田舎にいた少年としては、劇中の舞台になった沖縄は異国とほぼ同じレベルの印象でしたので親近感がなく、(メガロでちょっと残念な気持ちを持っていたので)ガイガンのようなカッコいい怪獣を期待していたらちょっとコミカルなキングシーサーが登場だった事。アンギラスはかわいそうだし、いくら当時「猿の惑星」ブームとはいえ、敵宇宙人が猿人顔な事に残念な気持ちになり、むちゃくちゃすぎるメカゴジラの武器の多さにいくら子供でも「多すぎだろ?」と。
 だからメカゴジラそのものにも夢中になる事はほとんどありませんでした。

 時は流れて大人になって「84ゴジラ」でゴジラの復活が騒がれ出した頃になぜか突然メカゴジラが愛おしくなりました。ゴジラ関連の本をいろいろ見だしたからでしょうか、きっかけはわかりません。催眠術にかかったかのように急に大好きになったのです。体型から似ていない所まで独特な味があって、カッコよく見えてくるから我ながら不思議でした。
 すると子供の頃に否定的だった部分の作品自体も全て受け入れられるようになり、後にビデオで見ても楽しめるようになりました。
 今でもですがメカゴジラフィギュアを見ると何でも欲しくなります。

 それからさらに時間が経ち、中年まっただ中の今、こうしてメカゴジラソフビを作りました。
 カッコいいもの、レトロタイプのもの、かなり簡略されたディフォルメのもの……たくさんメカゴジラフィギュアを買ったのですが、自分が欲する「似ていながらもカッコかわいいタイプ」がありません。だから諦めずに作った訳です。

 今こうして初めてメカゴジラを見た時の事から思い出してみると、長い時間をかけてメカゴジラに対して思った事がたくさんあり、懐かしくも幸せを感じます。
 自分で作ったメカゴジラをしみじみ眺め、今日も塗装作業に励む最近の私です。

 余談です。ゴジラが大好きな私ですが、メカゴジラの作業中の時だけは「ゴジラめ、必ずやっつけてやるぜ!」とブラックホール第3惑星人の気持ちになって作業しております。

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がんばろう!

2011年04月09日 | 代表羽沢のG雑感
こういう時だからこその「がんばろう」!!

 先週、茨城県の中央のあたりに行ってきました。身内がいるので、元気な顔を見るためと少しばかりの向こうで買えないだろうものを届けにです。
 高速道路はずっと速度制限。少々の段差が多数あるのです。路面でも分離帯でも震災の影響による修復が多数見られました。短期間にこれだけの修復をされているプロ達の仕事に、なんとしても首都圏と被災地を結ぶ道をつなげるんだと言う気持ちが走っていて伝わってきます。
 目的地近く、一般道を走っていてすぐ気がつくのが家。数多くの瓦屋根が崩れたり落ちているのがわかり、屋根がブルーシートで覆われている家々が目立ちます。時折、道々のガードレールが折れていたり、不思議な曲がり方をしていたり、コンクリートの塀が崩れていたりするのを見かけます。
 道は所々で修復箇所が見られますが、小さなヒビは多数。大きなヒビがあるだろう所は通行止め。橋もまた通行禁止がいくつかあり、いつも以上に時間をかけての迂回をしなくてはなりません。
 海沿いでは壊れた堤防、陸に乗り上げられた船がいくつも見られました。

 震災の被災地の様子はテレビをはじめとする各媒体で毎日のように取り上げられて目にする事はできますが、ほとんどは大きな被害の所が中心です。私の行った所は大きな被害の報告としては扱われていない所。それでもマスコミの目が届かない所でもこうしていくつもの震災の跡が見られるのです。その風景に動揺は隠せません。
 そして頻繁に体感する大小の余震。東京で感じる余震と感じ方がやはり違います。地の底から揺れている感じがします。
 もっと大きな被害を受けた所にもし行っていたら、また違った感情がわいてくるのかもしれません。
 当たり前の事ですが、それぞれの地元の人たちはそこで生きようとしています。そこにその人達の生活や、思い出や家族があるからです。

 もっと苦しんでいる人たちの所に行った訳ではないのに偉そうなことを言うなとお叱りを受けそうですが、今回の震災の件で誰かを批判してばかりいる人、挙げ足を取ってばかりいる人、流行に乗るかのように買い占めている人たちは、テレビや雑誌に写っているものではなく一度自分の目で見たり感じたりしたら、きっと何も言えなくなるんじゃないかと思いました。

 全国から各方面で現地で支援している人たちがたくさんいます。中には命をかけている人たちもいます。
 私は大きな事はできません。でも、自分でできる範囲で何かをしなくてはという気持ちはより強くなりました。
 簡単に「がんばろう」や「がんばって」は言えます。安っぽく受け取る人もいるでしょう。
 それでも自分も含めての「がんばろう」なのです。こういう時だからこその「がんばろう」なのです。
『継続は力なり』は私のモットーなのですが、これからも続けてがんばるつもりです。NEVER GIVE UP!の精神で。


 昨夜も余震というにはあまりにも大きな地震がありました。
 これからもまたあるかもしれません。各地の皆様、どうぞお気をつけ下さい。

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メカゴジラを発売して

2011年03月30日 | 代表羽沢のG雑感


メカゴジラのカラーアイディア募集!!

 現在発売中の「メカゴジラ スタンダードカラー」ですが、お求めいただいた方々からお褒めのお言葉をいただいてほっとしております。ありがとうございました。本当に嬉しいです。
 前にも書きましたが、発売までいろいろありすぎた商品ですし、初挑戦のメカものということで、いつも以上に不安がありました。今までで一番胃を痛くしたソフビです。
 皆さんに発送した後は、ちょっとした「燃え尽き症候群」でした。
 今は皆さんのお言葉に「次もがんばるぞ!」と思っております。

 また、感想とともにカラバリのアイディアもいろいろおっしゃっていただいてます。
 他社さんのレトロタイプソフビでも、劇中にとらわれないいろいろなバージョンのカラーのメカゴジラソフビがたくさんあります。私も個人でそれらを購入して「こういう色も面白いなぁ」と思う事もあります。
 メカゴジラというキャラクターは、そういう意味でもいろんなバリエーションのかっこいいカラーにできると考えておりますので、いずれ羽沢組オリジナルの配色で劇中にとらわれないカラーを作ってみたいと思います。(でも他社さんのオリジナルカラー・メカゴジラがたくさんあるので、それを全て把握していないため、かぶらないかが今からちょっと心配ですが…)
 皆様も「こんな色のメカゴジラが欲しい」というご意見がありましたらぜひお寄せください。以前「デスゴジ」や「キングギドラ」でやったようにリクエスト企画としてまたやって見たいと思います。

 上の写真は、商品完成直後、包装・梱包前に撮ったものです。
 自分で言うのは照れくさいのですが、たくさん並んでいるのもなんだかカッコいいと思ってしまった私です。
 それにしても文明の発達したブラックホール第3惑星人が、メカゴジラをこうして大量生産していたらあっという間に地球を征服できたんでしょうね。

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そふび酒

2011年03月29日 | 代表羽沢のG雑感


たまにはソフビをお酒のお供に!

 昨年暮れにお馴染みのお客様の橋本さんから日本酒をいただきました。
 以前にもここで紹介しましたが、橋本さんは新潟ではしもと玩具店という昔ながらの懐かしい雰囲気のおもちゃ屋さんを営んでおられます。今はご本業の他にお店のある商店街のPR活動でも多忙の日々を過ごされて、新潟では多くのメディアに登場されているそうです。
 いただいたお酒は、そのまき鯛車商店街のオリジナル銘柄「まき鯛車商店街のおいしいお酒」です。

 さっぱりというよりはコクがあって、秋田生まれの私にとってはちょっとなつかしい「田舎のおいしい酒」という印象です。日本酒が大好きな私としては好みのタイプの味です。味にこだわる日本酒好きの方にはおススメです。

 お酒好きのソフビコレクターさん達は、お気に入りのソフビを眺めたり触ったり肴にしていわゆる「ソフビ酒」を楽しむ方が昔から多いらしいのですが、私もたまにやります。近年はもっぱら新商品の彩色サンプルができた時ですが…。
 羽沢組のゴジラたちも皆さんのお酒のお供になれれば幸いです。

 橋本さん、ありがとうございました。紹介が遅くなってごめんなさい。

まき鯛車商店街ホームページ
http://www.taiguruma-syouten-gai.com/

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がんばりましょう!!

2011年03月21日 | 代表羽沢のG雑感



 地震の際、私は仕事場にいたので自宅の様子はわかりませんでした。
 家族に聞くとたくさんの細かなものが倒れた程度で済んだそうです。が、壁にかけてある時計は落ちて壊れました。結婚して間もなく手に入れたものですからもう17年ぐらいになります。高いものではありませんが、気に入ったデザインでした。
 今もその時の時間のまま止まっています。

 私は秋田県出身、家内は茨城県出身ですから、友人、知人、親戚が東北地方と茨城に多くいます。
 両親、兄弟、親戚の無事が確認できて安心しましたが、一人で暮らしている高齢の義父のいる地域はライフラインが全てストップしたそうです。回復するまで東京に来てもらいたくてもできません。何時間か並べば都内でもガソリンは多少は手に入り、いつもの何倍かの時間をかけて一般道を走ればおそらくは義父の所には行けたでしょう。しかし、帰り道の分のガソリンが現地では入手できないと聞き、電話で励ます事しかできませんでした。
 東京にいて食べ物や水が買えないのは我慢できますが、こういった事に対しては厳しい思いが続きました。(後に同じ茨城に住む義兄が迎えに行けたので、今は安心しています)

 未だ連絡の取れない友人もいます。現実を受け止めるべくして、各報道で知らされる被災地の様子を見てもつらい思いばかりです。
 自分のできる事をまずしなくちゃとは思いますが、家族が体調を壊した事も重なって仕事にどうしても集中できませんでした。

 あれから10日。
 ここ一週間でも何人かのお馴染みの皆様からご心配の電話、メール、FAXをいただきました。
 更新を休んでいる間でもかかさず毎日ここを見て下さっている方々もいらっしゃいます。
 本当にありがとうございました。
 ゴジラでつながっているんだと改めて思い、嬉しくなりました。

 それでもやはり自分のできる事をまずしなければなりません。時計も新しくしなくてはなりません。
 羽沢組のソフビを楽しみにして下さっている人がいらっしゃるので、がんばらなくてはいけません。
 Gメモリーズブログを見てゴジラが大好きな人たちが一瞬でも辛さを忘れてニヤリとしてもらえるようにまた更新します。
 節電も、少しの義援金も、ソフビの仕事も、デザインの仕事も、そして祈る事も今自分のできる事ですから。

 がんばりましょう!!
 私もがんばります!!

 雪が溶けて、あったかい春は必ずやってきます。


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2011年のスタートです

2011年01月05日 | 代表羽沢のG雑感
2011年も
よろしくお願い致します


 あけましておめでとうございます。
 今年はGメモリーズセレクション5周年の年となります。例年とはちょっと違う企画も用意しつつ、今年も皆様に喜んでいただけるよう、カッコかわいくゴジラを中心にソフビを制作・発売していきますのでよろしくお願い致します。


 5周年企画の第一弾である「新春ゴジラ福袋2011」(詳細は新作情報を!)は、明日より予約受付開始です。皆様のお申し込みをお待ちしております。
 5周年企画の第2弾は2月のワンダーフェスティバルで予定しております。詳細は1月9日のスーパーフェスティバル、翌日の当サイトでお知らせする予定ですのでお楽しみに!!

 次の新規造形商品は、当初の予定より遅れてしまいますがどうにか3月に発売できそうです。この商品を中心に新規プロジェクトを企画し、年内にいくつか展開していく予定です。こちらも準備ができましたら近日発表致します。

 大掛かりなものではありませんが、今年は今まで弊社がした事のない、いくつかのチャレンジを目標にしております。
 ゴジラや怪獣が大好きな皆様に喜んでいただけるものを、弊社も楽しみながら作っていきたいと思います。
 2011年もどうぞよろしくお願い致します。

(2011.1.8更新)
「新春ゴジラ福袋」は完売致しました。ありがとうございました。

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2010年を振り返って

2010年12月30日 | 代表羽沢のG雑感
今年もありがとうございました

 今年もあとわずか。おかげさまで今年もゴジラを中心にたくさんの商品を発売させていただきました。ありがとうございました。

 毎年この時期になりますと、一年が早く感じます。
 弊社のゴジラたちをお求めいただいた皆様のおかげで次の商品の発売ができます。ご意見・感想を下さった皆様のおかげで次の企画のアイディアの参考になったり「次もがんばろう」と励みになります。その他、制作・販売にお力添え下さった方々や業者、関係者の皆様のおかげでこうして振り返る事ができます。いろんな方々に育てていただいている羽沢組、Gメモリーズセレクションです。本当にありがとうございました。来年も皆さんのおかげでソフビ作りを続けられます。
 今年は新規造形では「ファイナルゴジラ」「モスラ幼虫」を発売させていただき、その他の部分ではカラーバリエーションの充実を図るべく展開させていただきました。
 来年はGメモリーズセレクションの中で新規プロジェクトを企画し、それを中心に展開していくつもりでおります。大掛かりなものではないのですが、その中では今までにできなかった企画もいくつかありますので、楽しみにしていただきたいと思います。2月には新規造形商品を発売予定です。こちらもぜひお楽しみに!!

2010年Gメモリーズセレクション発売商品
(は今日現在の発売中商品です。※はあとわずかです)
1月 モスゴジ 電撃A作戦バージョン(新春ゴジラ福袋2010在中)
1月 モスゴジ 電撃B作戦バージョン(新春ゴジラ福袋2010在中)
1月 GMKゴジラ 熱戦バージョン2(新春ゴジラ福袋2010在中)
1月 未塗装品ゴジラ5種類(新春ゴジラ福袋2010在中)
2月 決戦ゴジラ レトログリーン
3月 ファイナルゴジラ ブラックバージョン
4月 GMKゴジラ 横浜激戦バージョン(追加販売)
4月 ファイナルゴジラ エリアGバージョン
6月 モスラ幼虫 誕生バージョン
6月 モスラ幼虫 岩島戦バージョン
7月 ギドゴジ ギドラ撃退バージョン
7月 ギドゴジ 電撃拘束バージョン
7月 ファイナルゴジラ 南極戦バージョン
9月 GMKゴジラ クライマックスバージョン
9月 GMKゴジラ 熱戦ダメージバージョン
9月 モスゴジ 倉田浜出現バージョン
12月 大戦争ゴジラ グリーンバージョン

 こうして振り返ると今までで一番多くの種類を発売した年でした(今頃気がついてびっくり……笑)。ゴジラが大好きな皆様にお求めいただいて、さらにはご支援いただく方々のおかげであることが改めて実感です。幸せな羽沢組です。
 本年は本当にありがとうございました。2011年もよろしくお願い致します。大好きなゴジラで一緒に盛り上がりましょう!!
 それではよいお年をお迎えください。

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ヤマトファンに接して

2010年12月22日 | 代表羽沢のG雑感
好きな事への愛情と情熱

 今日もまたゴジラではなく、ヤマトの話です。

 12月10日、亡くなった「宇宙戦艦ヤマト」プロデューサー西崎義展氏のお別れ会に参列させていただきました。
 会場には「ヤマト」の映像や、音楽が流れ、遺影を目の前にするといろいろな思いが甦ってきました。
 久しぶりに関係者の方々にお会いできるかと思いましたが、多くは大人の事情(?)でお見えにならず寂しい気持ちにもなりました。
 私は氏に対しては、いちヤマトファンとして残念な気持ちになった事はありますが、仕事をする上では強いてあげるほどの嫌な思いはした事はありません。
 氏がいたからこそヤマトが生まれたのは事実ですし、そのヤマトは日本のアニメーション文化の大きな分岐点になったのは確かです。
 私自身ファンとしては「完結編」で一区切りついていましたし、ヤマト絡みの仕事はその後にさせていただいたものです。ですからこの日は複雑な思いでした。
 今は心からご冥福を祈るだけです。

 この日は式典後、たくさんのヤマトファンの方と久しぶりにお話しさせていただきました。いろいろと同人活動していた事やFC本部の仕事をしていた事もあって、私の事を覚えて下さっていたり、名前は知っていたという方々からお声をかけていただきました。
 ほとんどは50代から40代、私とほぼ同じ世代の方々のようですが、そんな皆さんは今でも熱く、それぞれのスタンスでファン活動をされているのがわかりました。
「こんなに長く変わらず熱い気持ちを続けているんだ」と、たくさんの方々のヤマトへの深い愛情を持ち続けておられる様子に少し驚きました。
 好きな事への愛情や情熱をずっと持ち続けられる事はとても幸せな事だと思うし、贅沢な事でもあるのだと気づかされました。そして外からは見えないだけでエネルギーもきっと必要でしょう。
 というのも正直、ここ数日私は精神的にへこんでいたのです。年末の忙しさ、デザイン業務でやらなくちゃいけない事が多すぎた事、来年からのGメモリーズセレクションでの新規プロジェクトの準備等で、心が折れかかっていました。
 ゴジラも、ソフビ作りも、デザインも、全部自分が好きでしている事。時間が足りなかったり、思うように進まなかったりする事の積み重ね、ストレスがたまっての体調不良等いろいろあったここ数日ではありますが、全部自分が好きで始めた事。
 自分でやろうと決めて、贅沢で幸せな事をしているんだからへこたれていてはだめだとヤマトファンの人たちに気がつかされました。

 実写版「ヤマト」を見て元気ももらったし、もうひとふんばりできそうです。
 ゴジラや仕事への愛情はまだまだ維持できそうです。
 余談ですが、来年は時間ができたら何らかの形で「ヤマト」への恩返しもしなくちゃという気持ちにもなりました。


▲「お別れ会」会場外に展示されていた巨大なヤマト。でかいとさすがに見入ってしまいます。

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宇宙戦艦ヤマト その2

2010年11月12日 | 代表羽沢のG雑感


 昨日の続きです。

 以前、仕事の合間等でついゴジラの落書きを書いてしまうという話をしました。
 ヤマトに夢中だった頃やヤマト絡みの仕事をしていた頃の落書きは、ヤマトのキャラクターやメカを書く事が多くありました。
 同じキャラでもアニメに似ているように書いてみたり、ディフォルメしたり、私風にしてみたり、松本先生風にしてみたり、シリアスだったり、ギャグ調だったり……その時の気分でコロコロ変わります。一番多かったのはやっぱり古代進。
 私が二枚目を書く時の基本ベースは長年ずっと彼です。絵的に一番影響を受けたキャラでしょうし、私の人生で一番多く書いたであろう人物です。
 パート1から「完結編」まで年齢が近かった事もあって、彼とともに大人になったと感じた時もありました。

 上の絵は、ずいぶん前に同人誌関係のために描いたものです。
 画像ソフトで絵を描くようになって間もない頃でしたから、今見ると直したい所がたくさんです。

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宇宙戦艦ヤマト

2010年11月11日 | 代表羽沢のG雑感
宇宙戦艦ヤマトと私

 今日はゴジラとは関係のない話です。

 昨年劇場作品として久しぶりに復活したり、もうすぐ実写版が公開されるとあって注目される事が多くなってきた「ヤマト」。
 先日、生みの親の一人でもある西崎義展氏がなくなりました。驚きました。

 私は第一作本放送で「ヤマト」でファンになり、ブームの頃はど真ん中にいた世代です。ゴジラで言うとちょうど『メカゴジラの逆襲』と『(84)ゴジラ』の間。気がついたらいつの間にか頭の中はゴジラからヤマトへシフトされていました。もしこの間、ゴジラが作り続けられていたら、こんなにヤマトにはまっていなかったかもしれません。
 高校生の時、同人サークルを作り、それ以降たくさんの同人誌を作りました。サークルで知り合ったたくさんの友人、知人、関係者の方々とは今でも交流があります。ヤマトをきっかけに、多くのアニメにも興味を示し、同人誌活動以外にもイベントを主催したり、上映会をしたりと、無我夢中の10代後半から20代前半でした。
 幅広く活動していたおかげで「ヤマト」制作会社(オフィスアカデミー~ウエストケープコーポレーション。それぞれ当時)運営のオフィシャルフャンクラブ本部(最盛期には何万人もの会員がいたそうです。以下FC本部)の方々と仲良くさせていただき、たくさんお世話になりました。イベントの際は、各作品の上映フィルムの貸し出しはもちろん(当時門外不出のパイロットフィルムや予告フィルムを上映できた同人サークルはウチだけでした)、たくさんの景品を提供して下さったり、西崎氏からその日だけのための録音メッセージをいただいたり、「完結編」の前には来場していただき情報を話していただいたり、シークレットだったものを含めて、数え上げればキリがありません。

 25歳の時に前職を辞めて先の事を考えていた時に、後に勤める某デザイン事務所を紹介していただいたのが、FC本部の方。その事務所は外注でFC本部から定期的に発行されている機関誌のデザイン・レイアウトを担当していました。FC本部とも親しいしヤマトにも詳しいという事で、入社してすぐ私が担当するようになります。それからFC本部が終了するまでの4年間のほとんどの機関誌のデザインは私が担当していました。
 担当してすぐ、いつのまにか企画、編集、イラストまでするようになり、気がついたら陰の編集長と言われました。まさか仕事でウエストケープコーポレーション(当時)に頻繁に出入りするようになるとは思いませんでした。「完結編」後でしたから、一番悩ませたのは企画です。オフィシャルな情報がない時期ばかりでしたから、ファンの皆さんの投稿頼りだったのが一番の思い出です。
 西崎氏とお仕事させていただく時は、機関誌用にコメントをいただく時だけでしたが、場所はいつも社員の方も滅多に入らない社長室。貴重なものもたくさんあって、ついそちらの方に目が行ってしまったのを今でも覚えています。
 作品として「ヤマト」各シリーズには思いが多々ありますが、仕事として機関誌の最終号の制作は感慨深いものがありました。貴重な経験をさせていただいたと今でも思っております。
 機関誌の最終号が発行されて少しして、最終号用に描いた私のイラストパネル(セピア調にメインキャラクターの集合)を「これはオレがもらっていく」と西崎氏が持って帰ったというのを後から聞いて、「いろいろあったけど、仕事としてヤマトに関われてよかった」と実感したものです。

 FC本部が終了して15年以上たちますが、その間仕事としてはヤマトからは離れています(マーミットさんの商品のお手伝いを少しだけしたぐらいです)。
 仲間と作った同人サークルも解散はしていないけど、ずっと長年休止状態。
 イラスト、デザイン等ヤマト絡みの事を公私共にしばらく何もしていなかったので、今はヤマトと聞くと懐かしい気持ちが先にきます。
 暇ができたらまた古代進やヤマトを描いてみたいものです。


 西崎氏のご冥福を心よりお祈りいたします。
 ありがとうございました。

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5周年に向けて

2010年11月04日 | 代表羽沢のG雑感
企画をいくつか検討中です!!

 来年2月、Gメモリーズセレクションのシリーズを開始して5年になります。大げさなものではありませんが、少しばかり5周年を記念して来年はいくつかの今までにないパターンの企画を検討しています。

 ふと気がつくともうすぐ5周年。日頃お求めいただいている皆様のお陰で続けてこられました。ありがとうございます。

 来年前半を中心としていくつかそれを記念した企画を検討しております。とはいっても特別大げさな事はありませんし、違うジャンル・形態のものを制作販売するのではなく、いずれにしてもGメモリーズセレクションのための充実やプラスアルファのような楽しみ方をしていただけるような企画にしたいと考えております。
 いろいろな事に手を出すよりは、まだまだGメモリーズセレクションを充実させ、よりいっそう楽しんでいただけるよう、正面からも側面からも力を入れて企画・実現していきたいと考えております。

 新春恒例の福袋も5周年を記念して検討中で、なるべくまた皆さんに喜んでいただけるような内容にしたいと考えてはおりますが、現在他業務でいつも以上に時間を取られている現状のため、福袋にできるかどうか現在は未定です。特に年末も近づいてきましたので、スケジュール調整がどの程度までできるかが勝負でもあります。もしかしたら2011年は福袋形式ではなく、同封予定している商品の単品販売に切り替えるかもしれません。
 2月には新規造形商品を予定していますので、その準備とも平行して作業なので、年末から来年前半にかけてはかなりバタバタしそうな羽沢組です。
 いずれにしても確定次第すぐにここでお知らせいたします。

 まずはその前に、年内最終商品の発売がどうにかお知らせできそうです。5周年記念へのプロローグ的なカラーリングのゴジラです。現在発表のための準備中です。
 と、言う事で詳細は明日ここでお知らせいたしますので、ちょっとだけお待ちください。

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