Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

他作品のゴジラ

2011年11月16日 | 代表羽沢のG雑感
『さよならジュピター』の決戦ゴジラ

 現在シリーズが続けて発売されているデアゴスティーニのDVDコレクション。
 先日出たばかりの「さよならジュピター」を何年ぶりかに見ました。公開当時劇場で見た以来のはずなので、27年ぶりということになります。
 すっかりストーリーも忘れていたのですが、久しぶりに見て懐かしく、いろいろと思い出すことができました。
 劇中では『三大怪獣 地球最大の決戦』のシーンもいくつか登場します。「ああ、そういえばこれ、ゴジラも使われていたんだっけ」と思い出し、これも忘れていたのでゴジラの登場に嬉しかったりします。
 単純といわれるかもしれませんが、この後『三大怪獣 地球最大の決戦』を見たくなったりします。
 いずれにしても、流用映像であっても他作品にゴジラが登場するのは、ゴジラファンとしても得した気分になるのは私だけでしょうか。

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全国のゴジラ○○

2011年11月01日 | 代表羽沢のG雑感
他にもある!? 全国のゴジラ○○

 昨日書いた「ゴジラ岩」が気になったので、ちょっとだけネットでいくつか探ってみました。
 能登半島にも「ゴジラ岩」があるらしいし、和歌山には「ゴジラの背びれのような岩」もあるようです。
 これらはみんな長い年月をかけて自然にできたもの。
 観光地として紹介されているもの以外にも、探せばまだいろんなこういった「ゴジラ○○」が全国にはあるんでしょうね。
 人工的に作ったものも含めるとさらに増えるでしょう。神奈川にも「ゴジラの足跡」がありますしね。
 でっかいお世話ですが、東宝非公認のものも多いでしょうからその辺はどうなんでしょう!?

 秋田の「ゴジラ岩」は一般に知られるかなり前から、元々地元の人たちが勝手にそう読んでいた所、口コミで少しずつ広まっていつのまにか観光地扱いになったもの。ちなみに秋田のお年寄りが言うと、訛って「ゴズラ」に聞こえます(笑)。
 こんな風に「ゴジラ○○」と言われる場合、他の怪獣や恐竜でもなく「ゴジラ」になるのは言いやすいし、伝えやすいからなのでしょう。「ゴジラ」という言葉が怪獣の代名詞のように使われている事なのだと思われます。特に田舎の子供や年配の方にとっては、怪獣というと「ゴジラ」ぐらいしか思いつかないのかもしれません。
 龍の名前がついた名所は各地にありますが、キングギドラで例えられた話は聞かないし、針葉樹林の名所では「アンギラス林」なんて言われるわけないし、「ヘドラ沼」なんてあったら逆にひんしゅくだろうし…。
 こういう所でも、やっぱりゴジラの知名度ってすごいんだなぁと思うばかりです。

 とにかく日本各地にたくさんいるゴジラ。Gフォースがいくつあっても足りませんね(笑)。

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ゴジラ岩

2011年10月31日 | 代表羽沢のG雑感
秋田県にあるゴジラ



 日本では自動車の所有者の多くがJAF会員となっており、定期的にJAF Mateが送られてきます。聞く所によると雑誌というカテゴリーの中で最も発行部数が多いと言われています。
 ちょっと前ですが、10月号の表紙は秋田県男鹿半島にある「ゴジラ岩」の写真。

 私は秋田県出身で、幼少の頃から学校行事や家族旅行、上京してからも出張等で何度も男鹿半島を訪れてはいますが、不思議と見た事があるかどうかすら覚えていません。ゴジラファンとしては不覚です。どうやら地元では特別に大げさに観光地としてPRはしていないようです。
 ここ20年ぐらいは男鹿半島を訪れてはいないので、機会ができたら今度はしっかり見てこようと思います。

 ちなみに北海道・知床にも「ゴジラ岩」があるそうで、こちらは観光地として大きくPRしているようですね。

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ゴジラ本に関わる事

2011年10月27日 | 代表羽沢のG雑感
バーニングマガジンを作ってみて

 昨日書いた、電撃ホビーマガジン12月号の別冊付録「平成ゴジラ バーニングマガジン」。
 弊社では日頃複数の書籍や雑誌のデザインをさせていただいており、どんなジャンルのデザインでもその都度ベストを尽くしてはいますが、ゴジラ関係となるとやはり思い入れが入ってしまいます。
 この「バーニングマガジン」では、写真のチョイスや企画のアイディアは出させていただいた事もあり、弊社的にコストやリスクの面では他のデザインに比べれば厳しい事は確かです。それでもモチベーションをあげてできたのは、やはり素材が自分の好きなゴジラだからでしょう。
 昔からゴジラや特撮系の本で「もっとかっこいいデザインで作ってほしいなぁ」と思うものもあったので、自分ができるその機会が与えられたのはありがたい事だと思っています。

 日頃弊社のゴジラソフビをお求めいただいている皆様で、今回の本を購入された方がいらっしゃいましたら、通販商品購入の際のお電話、もしくはイベントでお会いした際等で感想・ご意見をいただけたら幸いです。または電撃ホビーマガジン12月号のアンケートでも一言ありましたらお願い致します。

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お客様との情報交換

2011年10月05日 | 代表羽沢のG雑感
複数で話せば楽しさも倍増!

 弊社がイベントで販売をする際に、お馴染みの皆様が気軽にお声をかけて下さいます。
 それぞれ個別にお話しさせていただく事がほとんどですが、ここ1~2年はたまに2人以上一緒にお話しさせていただく事があります。たまたま同じ時間帯にいらっしゃれば、私が紹介しちゃうのです。
 無理矢理斡旋している訳ではないのですが、年齢もゴジラファン歴も違うけど、趣味の一つとしては近いものがある訳ですし、ゴジラや弊社のゴジラたちの話をするのにも複数の方が楽しいと思うのです。
 それに近い趣味の方がいれば、情報交換ができますしね。ゴジラやゴジラ商品の情報って意外と偏っている事もありますし、そのイベントでの戦利品を見せ合って「こんなのがあったんだ、僕も今から買ってこよう」なんてこともありますしね。

 私も皆さんから得られる事はたくさんありますし、皆さんの購入品を見て初めて存在を知るゴジラ商品もありますもの。中にはかなりディープな方もいらっしゃいますし。
 それぞれのゴジラ感やコレクション等の話を聞くのも興味深いし、羽沢組ゴジラたちをどう飾られているか等のエピソードもいろいろあっておもしろいんです。
 それまで私一人が皆さんと一人ずつ話して楽しい思いをしていましたから、その楽しさを皆さんにも分かち合いたいと思っているのです。

 シャイな方もいらっしゃるので、強要はもちろんしませんが、これからもイベント等でたまたま一緒の時間帯にいらっしゃるようでしたらぜひお馴染みさん同士、お知り合いになっていただき、一緒に楽しい話をさせていただきたいと思う私です。

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目覚まし時計

2011年09月10日 | 代表羽沢のG雑感


お気に入りはやっぱりゴジラ

 私は目覚まし時計が嫌いです。ジリリリリ…もプルルルル…もピーピーピーも大嫌いです。
 これらで起きるのは昔から苦痛です。
 それで、長年使用しているのが、だいぶ前に買ったゴジラの目覚まし時計。もう何年使っているかわかりません。
 音が鳴る時はゴジラの音楽が流れて、ゴジラの咆哮が聞こえます。
 家族には「気持ちがわからない」と言われますが、これならいつも普通に起きられます。
 ですから、でかくて場所を取ってしまうのですが、私の生活にはなくてはならないものです。
 意外にも(?)これを持っている方は多いらしいのですが、私と同じような方はきっといるはず……と勝手に思っている私でした。
 そういえば川北監督の事務所にも色違いがあったなぁ……。

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第4期ヘッダー

2011年09月09日 | 代表羽沢のG雑感


ヘッダーの印刷も4回目!

 9月になってソフビ用の商品ヘッダーが底をつきそうな事に気がついて急いで印刷屋さんに発注。
 忘れていたらあやうく「ギドゴジ スタンダードカラー」に間に合わなくなる所でした。
 予定より仕上げていただいて印刷屋さんには感謝です。

 ヘッダーは毎回1000~2000枚で発注するのですが、これで4回目。
 今回もデザインも使用している紙も以前のものと一緒です。
 そろそろデザインを変えようかなとも思うのですが、今のが気に入っているし、次の発注の際までにどうしようかゆっくり検討しようと思います。

 お客様の中にはヘッダーは統一していてほしいと思う方もいらっしゃると思うし、逆にいろいろ種類があった方が楽しいと考える方もいらっしゃると思います。商品のメインはソフビですから、ヘッダーは気にしない方もいらっしゃるとは思うのです。
 でも開封しない方もいらっしゃるのは確かですし(弊社としては開封してほしいんですけど…)、ヘッダー込みで1つの商品であるとも思うのです。ましてやデザイン業務もしている会社ですので、デザインの部分においてはお客様の反応は気になります。
 もしよろしければ、ご意見をお聞かせ願えれば参考にさせていただきたいと思いますので、機会がありましたらぜひお寄せ下さい。

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ゴジラ映画を見る時の今の私

2011年09月08日 | 代表羽沢のG雑感
ノンストップで見てこそ1本の作品

 現在「ギドゴジ スタンダードカラー」を制作中なのですが、いつものように企画段階の時や配色を決める際にはDVDを引っ張り出してゴジラの色の確認等をしています。同じようなシーンを何度も繰り返してみるのですが、これはどの商品を作る時も一緒。
 特に新規造形の商品の際の原型作りの時は、さらに何倍もの回数を見ます。

 久しぶりに見る作品となると、時として印象が変わっている時もあります。
「あれ、こんなに古いイメージの作品だっけ?」
「このシーンってこんなに短かったっけ?」等etc。
 シーンだけをチョイスしてみるのと、1本丸々見るのとではやはり作品への印象は違います。

 思えばここしばらくノンストップでゴジラ映画を1本丸々見ていません。
 弊社がソフビゴジラを作って販売する以前は、単なるいちゴジラファンとして風呂上がりにビールを飲みながら1本丸々見るのが至福だった私。今は風呂上がりのビールのお供で見るゴジラ映画も確認のためにシーンチョイスしてそこだけを繰り返して見てしまう日々です。

 いかんいかん、たまにはちゃんとシーンだけではなく、作品1本として見なくちゃ。

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モスラ誕生祭

2011年09月06日 | 代表羽沢のG雑感
引退された役者さんは今!?

 7月30日東京・銀座シネパトスで50周年を記念した「モスラ誕生祭」が行われました。モスラが登場する3作品の上映の他、小泉博さん、川北紘一監督、ペアバンビの杉浦さんらトークショーがあったそうです。さらにはファースト「モスラ」の小泉さんの弟役の田山さんや平成「モスラ」の少女役の藤沢さんらサプライズゲストもいらしたそうです。
 私はどうしても外せない所用で行けなかったので、後日関係者の方にお話を伺った所、ファンには喜んでもらえたとの事。本当に残念!!

 この「モスラ」や「ゴジラ」をはじめとする東宝特撮映画は歴史があるだけに、古い作品になればなるほど、当時の撮影スタッフやキャストの方々には引退された方や鬼籍に入られた方々も多くいらっしゃいます。
 こうして引退された方や、今はもう俳優業をされていない方々が出演されるのはかなり貴重ですし、嬉しい事です。イベントスタッフの方々の努力には頭が下がります。
 東宝特撮はまだまだたくさんありますので、何らかの形でファンの前にお元気な姿を見せていただきたいものです。
 私自身あの人は今どうしているんだろう…と思う役者さんは何人か思いつきますもの。

 それにしても、あー行きたかった!!

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ゴジラと新宿

2011年08月26日 | 代表羽沢のG雑感
『ゴジラVSキングギドラ』からもう20年。

 東京・新宿と言えば幾度かゴジラ映画の舞台にもなった所です。西口は特に高層ビル群が建ち並び、『ゴジラVSキングギドラ』や『ゴジラ2000ミレニアム』でも印象に残っている地域です。
 昨日たまたま所用で新宿西口にいたのですが、あいかわらず来るたびにゴジラ映画の各シーンを思い出します。が、たまにしか来ないせいか、風景が少しずつ変化しているのも感じています。大きなビルは増え、数多い雑居ビルの店舗や看板はどんどん変わっています。
『VSキングギドラ』からもう20年。当時、新宿には通勤で通っていたため、いつもごちゃごちゃしている印象を持っていたのですが、今は更にそのごちゃごちゃ感が増したように感じます。写真や映像で見ても『VSキングギドラ』の時の新宿の方がすっきりとして感じてしまう程。大きな建物が増えれば増える程、「メトロポリス」という言葉がより似合ってくるとは思いますが、その分明るい時間帯に見上げる景色がうるさく感じてしまう私です。
 夜、居酒屋で軽く一杯飲んで帰る時間帯になっても明るさだけは変わらない街。この点だけは昔と同じです。

 今もし新たにゴジラ映画が作られ、西新宿を舞台にしてもかつての新宿を舞台にしたゴジラ作品とは違い、全く新しく感じてしまうだろうなぁと思ったのでした。

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戦闘機

2011年08月19日 | 代表羽沢のG雑感
日本の戦闘機


▲F4EJ改 要撃戦闘機

 特別詳しい訳ではないのですが、先日茨城空港で自衛隊の戦闘機を展示しているという事でしたので、一度近くで見てみたいと思っていたので行ってきました。
 展示してあるのは「F4EJ改 要撃戦闘機」と「RF-4EJ 戦術偵察機」です。
 近くで見れば見る程フォルムのかっこよさに見とれてしまいます。きっと男の子ならみんなそうなるでしょうね。職業のせいか、私は配色やマーキングのデザインも気になって、つい使用書体や使用色をじっくり見てしまいます(笑)。

 思えば数多いゴジラ映画をはじめ、怪獣映画やテレビの怪獣モノで、日本の戦闘機はほとんどがメカとしては脇役も脇役、中には蠅か蚊のような扱いでたたかれて終わりという事が多々あります(まれにカッコ良く描かれているものもありますが…)。
 こうして実物を目の前にすると、その扱いに寂しさを感じずに入られません。もうちょっとゴジラ映画でも、活躍シーンやかっこよさを取り入れたシーンがあってもいいのかも……と思ってしまいました。


▲RF-4EJ 戦術偵察機

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地デジ化の影響は?

2011年07月29日 | 代表羽沢のG雑感
より造形をディープに観察!?

 7月24日から一部地域を除いて地デジ化がスタートしました。これを機会にテレビやブルーレイを購入された方も多いと思います。それまでゴジラ映画をブラウン管のテレビ、ビデオで見られていた方は映像の良さに喜んでおられるのではないでしょうか。

 弊社でも以前からフィギュアを作る上で、映像がより鮮明になり細かい部分がわかるのはとてもありがたい事ですし、その点は造形作業や配色を決める上では大いに役に立っています。「モスラ幼虫」や「メカゴジラ」を作る上ではとても助かりました。

 が、映像が良くなった事で逆に古い作品のアラもまたつい見えてしまう事にも気づかれている方もいらっしゃると思います。合成部分の境目や色のバランスの差、実写とCGとの違和感等……。これはブルーレイが出回り出した頃からすでに言われている事ですが、過去の特撮映画では仕方がない事かもしれません。
 もしかしたら純粋に楽しむ上では、昭和のゴジラを見る時には逆にビデオの方が余計な所に気がつかないで楽しめるのかもしれませんね。

 映画を含めた映像を作る業界でも、日々クオリティは進歩していると思います。アナログな怪獣作品も味があってなくならないでほしい気持ちも持ちつつ、そういったアラを感じさせない新作ゴジラや怪獣映画を楽しみに待ちたいと思います。

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ゴジラ総選挙!?

2011年07月14日 | 代表羽沢のG雑感
ゴジラで人気投票や究極CGをしてみたら……

 少し前にAKB48の総選挙があり、テレビや新聞でも話題になりました。それが終わったと思ったらメンバー数人の顔のパーツを合成させたCGの女の子がニュースになったりと、話題提供のアイディアはいろいろあるんだなぁと感心してしまいます。
 彼女達は私にとっては自分の子供の年齢に近いので憧れたり夢中になる事はないし、顔と名前が一致してわかるのはごくわずかだけ。テレビで見ても親か親戚のように「元気でがんばってるねぇ」という感じて見てしまう自分がすっかりおじさんなのだと実感しております。

 でもそのAKBのアイディアをゴジラでやったら面白いなぁとも思うこの頃です。
 ゴジラ映画28作のゴジラだけで人気投票したらどれが1位になるんでしょう? 年配から若い人までの投票にしたら必ずしも昭和の代表的なゴジラになるとも限らないでしょうし、絶対的No.1は私には見当がつきません。初ゴジ、キンゴジ、モスゴジ、ビオゴジ、デスゴジ……この5つかなぁとは思いますが、みなさんはどう思いますか?
 そしてその人気ゴジラたちの各パーツを合成して、究極のゴジラのCGを見たいと思いません? かなりカッコいいゴジラになるとは思いますが、どのゴジラのどのパーツを使用するかでずいぶんと変わるんでしょうね。
 暇ができたら、お遊びで羽沢組のソフビゴジラの各パーツ合成の画像を作ってみたいと思います。(笑)

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今年のワンフェス夏は!?

2011年07月08日 | 代表羽沢のG雑感
今年のワンフェスはいつもと違う!?

 弊社も参加予定の7月24日(日)開催の「ワンダーフェスティバル2011夏」。
 ワンフェスと言えば、ガレージキットを中心とした造形物の販売をされるディーラーさんが多く参加されています。日頃趣味や個人事業として造形物を作られている方々が「当日版権システム」を利用して、法人・プロでなければ本来許可されないだろう版権の発生するキャラクター等を作ってこの日に限り販売できます。

 今年は震災の影響で、多くの当日版権が利用できなくなったそうです。そのため参加を見合わせるディーラーさんが増える事となり、入場者数にも影響があるのではないかと言われています。ゴジラや東宝怪獣も例外ではありません。
 ですから、いつもワンフェスで見られるゴジラや怪獣のガレキ・ソフビを作られているディーラーさんの多くも商品が用意できない、もしくは参加をキャンセル等がいくつかあるそうです。個人でも優れた造形物を作られている所はありますから、ゴジラファン、怪獣ファンとしても残念ではあります。
 しかし、こういう時に影響なく販売・提供できるのは、正規の一般版権で作って販売されているメーカーさんの商品。こういう機会だからこそ、そういった所の商品をじっくり時間をかけて吟味・検討できる機会ではないでしょうか。
 また、こういう時だからこそ盛り上げて次につなげる事も必要だと思いますし、おそらくはいつもとちょっと違う雰囲気のワンフェスを体験するのもそうある事ではないと思いますので、たくさんの方々に参加してほしいと思っています。いつか「こんなワンフェスもあったなぁ」と思い出話になるのかもしれません。
 中にはこんな時だからこそ、気合いが入っていつも以上に目新しい何かを用意されるメーカーさんもいらっしゃるだろうし、情報のリリースを予定されている所もあるでしょう。そういうものを探すのも楽しいかもしれません。
 個人的にもゴジラがらみで何かある……といいなぁと思っています(私、当日ナイショのひとりごと言うかもしれません)。

 それに日頃イベントでお会いできるお馴染みさんやゴジラファンの方々のお元気な顔を見たいし、いつものように弊社商品やゴジラの話をしたいので、参加を躊躇されている方でお時間がありましたら「しゃーない、羽沢組でまたゴジラの話をするか」ぐらいのお気軽な感じでお越しいただければと思います。お待ちしております!!

 ちなみに弊社商品は全て一般版権ですので、いつものように全商品販売致しますので、どうぞご安心下さい。

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まだ半人前!?

2011年06月21日 | 代表羽沢のG雑感
10年で一人前と言いますが……

「石の上にも3年」という言葉がありますが、どんな仕事でも3年どころか「10年で一人前」とよく言われます。
 私はグラフィックデザインに関わって30年になろうとしていますが、ソフビフィギュアの制作・販売ではまだ5年を過ぎたばかりです。ですから「10年で一人前」で当てはめるとまだ半人前といった所でしょうか。
 確かに日々ゴジラソフビを作っていて新たな発見も多いし、初めて知る事も未だ多く、ゴジラやソフビの奥深さはまだまだ底が見えません。それが楽しい一面でもあると思うし、もっとがんばろうという気持ちにもさせられます。ですから「一人前」か、と問われれば「まだわからない」というのが本音です。

 でも「10年で一人前」というのは、違う方向にブレたりせずに、一つの事に徹底して精進した上での10年だと思うのです。怠けたり、誰かの足を引っ張ったり、全く違うものに目移りしたり……があれば、10年経っても「一人前」とは言えないでしょう。商品を作る仕事であれば、10年だろうが20年だろうが、その商品に「一人前」ではない部分が現れてしまうと思うのです。
 どんな業種でも「もの作り」であるならば、努力や精進だけでは補う事のできない部分も確かにあります。その人だけが生まれ持って備えている要素、「才能」や「センス」等と言われている部分です。
 しかし、それらを凌駕するだけのものを10年の精進で得られれば、充分「一人前」と言えるのかもしれません。

 たまにお客様から「○○ゴジラを一つ欲しいのですがどれがマストアイテムですか?」「どれがレアですか?」と聞かれます。「弊社ではどれも同じぐらい愛情と魂を込めて作っていますので、決められませんからお客様でお決め下さい。」と答えています。「代表作はどれですか?」と聞かれる事もありますが、同様にこちらでは1つには決められません。
「マストアイテム」も「レア」、「代表作」も第三者、お客様が決めて下されば良い事。売る側、作り手が言う事ではないと思うし、個人的な意見ですが「マスト」や「レア」を自ら謳い文句にして商売されている所は信用できません。
 これらと同じく「才能」があるか、「センス」があるか、そして「一人前」かという事も第三者、お客様が決める事。元々それらに対してこだわりはないのですが、私自身一生自分では判断できないでしょう。

 強いてこだわっている事と言えば一つだけ。毎回「世界で一番カッコかわいいゴジラソフビに!」を志して日々作っています。キャリア10年を過ぎた頃までに「一人前」かどうかというよりは、たくさんのお求めいただく皆様が自然に「世界で一番カッコかわいいゴジラソフビ」と思ってもらえるようになりたいと思う今日この頃です。

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