Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ソフビ制作裏話 その71

2008年06月27日 | 制作裏話
「デスゴジ クリアレッド」「デスゴジ シャイニングレッド」編 Part.7

●ラメ入りは画像表現が悩み
 2つのデスゴジ「クリアレッド」「シャイニングレッド」を作った時に、初めて強く実感したのが告知のための画像の難しさでした。
 いつもこのサイトや雑誌等での告知のために商品サンプル(ほとんど彩色サンプルができた時)の写真撮影します。撮影と言っても大袈裟ではなく、簡単にデジカメで撮っています。もっと勉強して上手に撮影したいとはいつも思っているのですが、時間と予算のなさをいつも言い訳にせざるを得ないのは反省です。
 もちろん私の知識や技術のなさが一番の原因だと思うのですが、できあがった画像が時には実物と色やツヤ等が違って見えてしまう事があります。それが一番多いのがラメの入った場合です。
 ラメ入りの「シャイニングレッド」の時は、なかなか入っているラメの表現ができずに困りました。ライティングや背景を変えて何度もやり直しました。特に「クリアレッド」と同時発売を予定していましたから、比較できるようにと違いを出したかったのです。
 発売前の各告知でもそうでしたし、ここ連日書いているこの「制作裏話」でお見せしている画像でも、2つの成型の色の差はわかりにくく、難しさを未だに実感しています。
 その「シャイニングレッド」は赤のクリアに金と赤のラメです。特に赤ラメがほとんど写真には写りにくく、地の赤に溶け込んでしまうのです。
 発売した昨年夏のワンフェスでは実物をどちらも展示したので、来場された方々は比較して違いを見ていただけましたが、サイトや雑誌等でしかご覧いただけなかった方々には購入前にはっきりとお見せできなかったのが残念でした。
 もっと商品の画像制作でも勉強しなきゃと常々思う今日この頃です。それを強く実感した2つのデスゴジでした。


?左「デスゴジ シャイニングレッド」右「同 クリアレッド」。
 残念ながら「シャイニングレッド」のラメがどうしても写真ではわかりにくくなってしまいます。
 実物はもっとラメでキラキラして見えるのです。申し訳ないっっ!!!!