関連書籍
平成ゴジラの思い出巡り。今日はムック本や関連書籍について。
■シリーズ毎に各社から発売
ゴジラが復活!という事で『(84)ゴジラ』が話題になり、VSシリーズが続けられた事で、各出版社からたくさんのムック本や関連書籍が発売されました。
それぞれの映画公開に合わせて、講談社、小学館、学研等の大手から中堅どころ、映画関連を中心に発売している出版社まで多数ゴジラ映画の特集号が発売されました。
モスラ三部作、ミレニアムシリーズでも続いたのですから、それだけ部数が売れたという証拠です(後半は減少していきましたが…)。
こういったパターンもVSシリーズがきっかけと言えます。
実際にVSシリーズでも後半になればなるほど、東宝でも使用できる(貸し出す)写真の点数を多くキープしている事から、そういったニーズに応えるべく用意していたと言えるでしょう。(ですから『VSビオランテ』は『VSデストロイア』に比べれば現存している写真というのは遥かに少ない訳です。おそらくは出版社独自でストックしているものも同様と言えます。)
これらの関連書籍やムック本が多く出回るという事は、それだけゴジラや特撮映画に関連した編集者やライター等も多く排出した事でもあります。現在多方面で活躍されている方々の多くは、昭和ゴジラでファンになり、VSシリーズでプロとして育った方々。今ではリアルVSシリーズから影響を受けてプロになった方々もいらっしゃいます。
こうしてたくさん発売された書籍ですが、現在は弊社でもソフビ作りに大いに役立っています(最近はゴジラ関係の本のデザインの方でも)。
ある意味ではゴジラ映画の記録の一つでもあるので、ここ数年は昔買い損ねていたものを見つけるとつい買ってしまう私です。