
2 造形のこだわり

今日「メガロゴジラ」の造形でこだわった所について。
■昭和後期のゴジラ持つかわいさ
造形する上で、一番気を使ったのはやはり頭部です。同時に制作を始めた「74ゴジラ」との区別化が大事ではありますし、何よりも「メガロゴジラ」が持つ愛嬌のある顔です。
怖さや精悍さというよりは、親しみが持てて当時の子供達が「正義の怪獣」として認識していた頃のゴジラにしたいという点を一番心がけて原型制作に当たりました。
それまでのゴジラに比べれば、目は大きく顔そのものの造形も特徴がはっきりしていて、ある意味「カッコかわいい」というGメモリーズセレクションのテーマの「かわいい」部分に最も適しているゴジラかも知れません。
親しみやすさという点では、頭部以外もそうです。全身のフォルムは「モスゴジ」の頃からの流れをずっと引き継いでいるのですが、劇中でコミカルな動きをしていたようにシンプルで動きやすいという印象です。この「メガロゴジラ」の前の『怪獣総進撃』から『ゴジラ対ガイガン』までの流用(それぞれに改修箇所あり)スーツからのフォルム同様に、首が長く体型そのものが赤ちゃん体型的な可愛さがあります。
これらをトータルでディフォルメの中でバランスを取りながら造形致しました。
首を長く見せたい所や体型の可愛さを表現したく、他の弊社商品のゴジラたちに比べて若干首の付け根の位置を下げたりしてのアレンジをいくつか試みました。
同じ昭和のゴジラとカテゴライズされていても、初期のゴジラとの印象の違いという点でも意識はしました。弊社の「モスゴジ」や「決戦ゴジラ」等と比較していただいても、昭和後期のかわいい体型の印象のあるゴジラとして思っていただけるように作りましたので、その点でも比較していただいて楽しんでいただければと思います。
また今回「メガロゴジラ」と2月発売予定の「74ゴジラ」の原型完成直後に、画像で中野昭慶監督に見ていただきました。「カッコかわいくできてる」とのお言葉をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。