今日から9月27日スーフェス69で先行発売,10月1日から通販受付を開始する「75(ななご)ゴジラ スタンダードカラー」の詳細,こだわった所を書きます。購入の際の参考にされて下さい。
1 配色のテーマ
4つ目のカラーとなる今回は「スタンダードカラー」。
これまでの各ゴジラソフビの「スタンダードカラー」と同様に、劇中で見られる着ぐるみスーツのカラーのイメージで企画しました。
これまで何度かお伝えしてきましたように、この「75ゴジラ」は東宝チャンピオンまつり後期のラスト3作ゴジラの3つ目,最後のゴジラです。
この3作は最初の「メガロゴジラ」(73年)に始まり,次の「74ゴジラ」、そして「75ゴジラ」と流用・改修されてきた着ぐるみスーツです。
この「75ゴジラ」はともかく,「メガロゴジラ」と「74ゴジラ」は違いが多々あるのですが,同一のものと勘違いされているケースが多く,「75ゴジラ」も含めて「デフォルメでも違いはちゃんと表現できる!」という思いを込めて作ってきました。
カラーリングに関しては、それぞれ複数作り,「メガロゴジラ」、「74ゴジラ」共に劇中イメージの「スタンダードカラー」を発売してきましたので,ようやく「75ゴジラ」もそのテーマで商品化する事ができました。
公開当時のゴジラの着ぐるみの色は真っ黒だとされています。
しかし、劇中では復活したメカゴジラやチタノザウルスとの激しい戦い,そしてたくさんの攻撃を受けて爆発や投げ飛ばされるなど、土や爆破の汚れが顕著に見られ,真っ黒には見えません。
これら汚れや痛みのせいだけではなく,ライティングの影響もあってか、戦っているシーンだけではなくとも真っ黒に見えるシーンの少ないゴジラです。
おそらくは、頭部以外は前作スーツの流用改修ですから痛みも激しいのでしょう。ボディだけは前作『ゴジラ対メカゴジラ』だけではなく、その前の「ゴジラ対メガロ」からのものですから、ほころびも多い訳です。
そんな黒に見えない「75ゴジラ」のカラーイメージを表現しようと言うのが配色のテーマであります。